RACE REPORT

群馬CSCロード4月Day-1

日付:
2022年04月23日
開催地:
群馬サイクルスポーツセンター(6㎞コース/正回り) 群⾺県利根郡みなかみ町新巻3853
距離:
120㎞(6km x 20周回 )
天候:
晴天20℃ 強風
出走:
ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, レオネル アレクサンダー キンテロ, 吉田 隼人, 安原 大貴, 小森 亮平, 小林 海

Jプロツアー第4戦
レースレイティング:シルバー

“目紛しく激しい展開の中、レオネル・キンテロが逃げ切り勝利!小林 海とのワン・ツー!マトリックスパワータグ4連勝!!!”

西の聖地に続き東の聖地、群馬CSCでの2連戦。馴染みあるコースでのレースが続き本格的なシーズンを感じさせる。桜が終わり季節は活き活きとした新緑のシーズンを迎え辺りは眩しいグリーンに変わる中、毎年この時季恒例の群馬CSCへ上ると満開の桜で薄ピンク色に包まれる。もう一度春を楽しめる、乙なJプロツアーのスケジュールでもある。

今回の群馬2連戦は両日ともほどほどの長丁場設定でDay-1の方が長い120㎞。ここでのレースはスプリント戦になることも多く戦略的な展開が多い。昨年は6連中1勝とチームにとっては勝率がなかなか上がらない場のレースではあったが、開幕からチームはリーダーのマリノを筆頭に自信と活気に溢れている。そして、マリノが言うように、「どこのチームよりも勝利に執着している」
だからこそイケる、チームは堂々スタートラインに並ぶ。

満開の桜が映える気持ち良い晴天、花びら舞う中でのセレモニーは穏やかだが号砲が鳴った途端、前列のマトリックスパワータグが激しく駆け出す。そしてスタートと共に強い風が吹き始めた。

スタートからラップ8分台のハイペースで集団は一列棒状、TEAM BRIDGESTONE Cycling(BS)が積極的にアタックをかけ、マトリックスも隼人やホセ、マリノやパコと次々と激しく動き、ペースを上げ続ける。幾度も飛び出しが発生するも直ぐに捕えられ、エスケープ⇄吸収を繰り返すがなかなか決まらないキツいハイペースのまま、集団は後尾からその人数を減らしていく。

5周目、ようやく13名がまとまり先行、しかし人数も多く殆どのチームが入っているため人数増を狙う動きが収まらず徐々に人数は増えていく。

そして30名ほどのグループとなり、この動きでレースに加われる人数は激減、実質この人数がメイングループとなりマトリックスは全員、強豪チームもメンバー揃って入っている。

自ら先陣切って動き続けるマリノが尚も攻撃をかけ続け、幾度も飛び出し先頭を行く。やがて7周目、マリノを先頭に広島でも共に抜けた3名がエスケープをかける。

小林海、レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)
金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)

この動きは見逃せない、後続がキャッチした翌8周目。再び激しいアタック戦から今度は小森と井上の2名が抜け、冨尾が追いつき3名で逃げる。

小森亮平(マトリックスパワータグ)
井上文成(シマノレーシング)
冨尾大地(CIEL BLUE KANOYA)

昨シーズンでもよく名を連ねたメンバーたちの動きに集団も黙ってはいない。直ぐに後続が追いつき30名ほどの集団、そしてまたアタックを繰り返す…

その9周目、ハイペース牽引で動きまくっていたパコがクラッシュ、レースを降りることになってしまう。

重要なレジェンドを失っても勝利を狙うチームの目線は全く逸れない。その間に再び小森が飛び出し、単独逃げ始める。単独エスケープに集団は一旦鎮静、タイム差は30秒ほどに開いていく。

しかしこの落ち着きも2周ほど、愛三工業レーシングチームやシマノレーシングが動き13周目には集団再びひとつ。

その中から渡邉歩(愛三工業レーシングチーム)が飛び出し単独先行、30秒ほど開けてメインの前方はマトリックスが固める。そして15周目、レオが追走に出た。

レオは渡邉に追いつき2名で先行する。メインは2名を行かせその差1分30秒まで開き落ち着いて様子を窺う。残り3周、マトリックスは自脚強いレオに託し、メインとの差をどんどん広げ2分を超えていく。

ついにレオは渡邉を振り切り単独で19周目に入った。この動きを受けて後続は一気に活性、バラバラになった先頭をマリノが行く、残り2周。

レオはラストラップに入った、その後ろ渡邉とは30秒、レオはゴールへ向けてスパートをかけラップ9分で行くが渡邉のペースは上がらない。その間に激しく叩き合う後続ではラップ8分30秒の死闘、そしてマリノが抜け出した。

後続に1分もの大差をつけてレオが悠々のゴール!衝撃的なJプロツアーデビューで総合優勝を飾ったのは一昨年、それから2シーズンぶりの勝利だ。

そして後続でのアタック戦を振り払い抜けてきたマリノが手を上げてゴール、またしてもレオとマリノでのゴールデンコンビでワン・ツー!!アシストするホセ、大貴も一桁でゴールしマトリックス4連勝!!

群馬での勝利は更にチームの自信を増す、この勝利への執着を持って翌Day-2へ。

Photo by Satoru Kato, Shizu Furusaka,Itaru Mitsui,Sho Oba

【結果】
1位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)  3時間00分21秒
2位 小林 海(マトリックスパワータグ)         +01‘09
3位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)  +01‘16
4位 中井唯昌(シマノレーシング)          +01‘17
5位 ホセ ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
6位 大町健斗(備後しまなみeNShare)
7位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
DNF フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
DNF 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF 小森亮平(マトリックスパワータグ)

【個人総合】
1位 小林 海(マトリックスパワータグ) 
2位 レオネル キンテロ(マトリックスパワータグ) 
3位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)

【チーム総合】 
1位 マトリックスパワータグ       
2位 愛三工業レーシングチーム    
3位 TEAM BRDGSTONE Cyclimg