RACE REPORT
ツアー・オブ・ジャパン -第1ステージ堺-
- 日付:
- 2024年11月24日
- 開催地:
- 大阪府堺市堺区大仙中町 大仙公園周回コース
- 距離:
- 2.65km×1周回=2.65km
- 天候:
- 快晴真夏日 気温30℃
- 出走:
- 向川 尚樹, ベンジャミ プラデス, ホセ ヴィセンテ トリビオ, 吉田 隼人, アイラン フェルナンデス, 安原 大貴
日本国内で最長の最大級となるUCIステージレース、今年は1ステージ増え、全7ステージ8日間642.45kmを競う。
マトリックスは6名フルメンバー、固いチームワークで総合上位、ステージ優勝を狙っていく。
第1ステージの前に、プロローグ的な特設レースが行われる。賞金レースでもあり、参加チームのお披露目でもある。
天候は晴天の真夏日、10:00には気温27℃超えで非常に暑い。
【堺国際クリテリウム】
2.7km×10周回=27km
第1ステージの同コースで行われるクリテリウム。本戦とは異なるが、全17チームが出揃い華やかなお披露目の賞金レースである。
仁徳天皇陵周囲の平坦コースだが、タイトなコーナー箇所もあり注意を要する。
昨年より更に多くの観客で会場は大賑わい、華やかなオープニングレースがスタートした
スタートから様子見的なアタックで先頭が入れ替わる。
ほぼ集団で進行しながらの3周回目から、スカイダイブ、ドラパックの2名が飛び出ししばらく先行。集団はランプレがコントロール。
6周目にアヴァンティから1名が合流し先頭3名、集団は変わらずランプレコントロールの中、マトリックスは後方で様子を窺っている。
残り2周、集団のペースが上がり集団がバラけ始める。マトリックス列車が徐々に前方へ上がっていく。
ラストラップ、動きが激しくなりドラパックが前方へ。集団スプリントを制したのはニコラス・マリーニ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)
マトリックスはベンジャ9位が最高位でゴールした。
1位 ニコラス・マリーニ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)
2位 ニッコーロ・ボニファツィオ(ランプレ・メリダ)
3位 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック プロフェッショナルサイクリング)
9位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)
【第1ステージ堺】
2.65km×1周回=2.65km
チームプレゼンなど、一息ついていよいよ本戦。個人タイムトライアル。
次ステージは新設のいなべステージでまだ展開が読めないだけに、保ちタイムは欲しい。
マトリックスはJPTのTTチャンピオンでもあるホセに期待がかかる。
出走順は、3:向川、18:大貴、35:隼人、52:ベンジャ、69:アイラン、86:ホセ。
もちろん外国チームが圧倒的な強さを見せるだろうが、先ずはホットシートを狙っていきたい。
9番出走のアンドレア・パリーニ(スカイダイブ)が早々に3分21秒を出し、このタイムが中盤までトップタイムとなる。
マトリックスは隼人が3分28秒で3位のホットシートへ。しかし後半タイム更新が続出する。
終盤、トーマス・デヴィソン(アヴァンティ)が3分20秒で大きく更新、最終出走までトップシートへ。
しかし、残り3名のブレントン・ジョーンズ(ドラパック)、ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ)が3分19秒を出し、最後に順位交代の結果となった。
マトリックスは好調のアイランが23位でチーム最高位。チームは10位。
全体に後位の結果となったが、次からのロードレースで狙っていく。
【選手のコメント】
〔隼人〕 まだまだ本調子はいまから!
〔ベンジャ〕とても短く集中力が必要だった 結果的には良くも悪くもない
〔アイラン〕序盤は抑えて、後半全力を出せた。1秒、2秒は縮められたかもしれないが、自分的には全力を尽くしたつもりだ。
〔ホセ〕今日の結果で、自分の調子を測るのはまだできない。明日も頑張ります。
〔大貴〕コーナーリングさえ上手くいければ、タイムは短縮できた!
〔向川〕3番手出走で3位でした(T ^ T)
【監督のコメント】
思ったほどあかんかった。隼人は良かったが、ホセとアイランはまだまだ力を出せていないと感じた。
《ステージ結果&総合》
1位 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)0:03’19”
2位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ レーシングチーム)+0’00”
3位 トーマス・デイヴィソン(アヴァンティ レーシングチーム)+0’01”
23位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+0’08”
29位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+0’09”
34位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)+0’10”
42位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+0’10”
81位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)+0’18”
87位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+0’20”
個人総合 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)
ポイント総合 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)
チーム総合 ドラパック プロフェッショナル サイクリング
photo by Hideaki TAKAGI