RACE REPORT
ツアー・オブ・ジャパン -第2ステージいなべ-
- 日付:
- 2024年12月11日
- 開催地:
- 三重県いなべ市北勢町
- 距離:
- 130.7km(9.km+15.2km×8周回)
- 天候:
- 雨のち曇り 気温23℃
- 出走:
- 向川 尚樹, ベンジャミ プラデス, ホセ ヴィセンテ トリビオ, 吉田 隼人, アイラン フェルナンデス, 安原 大貴
新設ステージが第2ステージに入り、以降は昨年と同様のステージが続く。
このコースについての感想は選手によって様々。コースプロフィールは激坂に長い下りを繋いだ周回。
きつい勾配はKOMの1km、長い下りは道幅狭く曲がりくねり抜きどころは難しい。どこが勝負どころか読みづらい。
このステージではKOM3が3回、HSは設定がない。
当日は生憎の雨。下り区間の路面は滑りやすく注意が必要。
スタートから散発的なアタックがかかるが決まらないまま2周目へ。すぐに1回目のKOMを通過。
アタック⇔吸収を繰り返しながらの3周目、ベンジャ含む9名の逃げができる。
9名は50秒ほどの差で2回目のKOM、ベンジャは3位で通過、KOMポイントを獲る。
4周目手前でベンジャら9名はメイン集団に吸収、ここでスカイダイブのハディがアタック、単独逃げる。
ハディは1分ほどの差で6周目へ。3回目のKOMを獲るが7周目残りに2周に入ったところで集団に吸収された。
ここで新たに14名の逃げができるが、スカイダイブやタブリーズ、NIPPOの注目の外国人勢ばかり。
マトリックスはここにのることができず、追走もまとまらない。あっという間に先頭が遠くなっていく。
ラストラップ、先行14名から更にドラパックのシテイウィがアタックし、単独逃げ始める。
メインでは追走がまとまらない、その間にシテイウィが単独ゴール、14名逃げ切りの結果となった。
先頭14名からメインは55秒遅れ。大きくタイム差がついてしまった。
マトリックスはベンジャ、ホセが入っている。まだ序盤、少しでも上げるべく狙っていく。
【監督のコメント】
向川がこのレース関係ないのに緊張しやがって、頻尿だからスタート前に何度もトイレ行くのがイラついた。
《ステージ結果》
1位 ラファー・シテイウィ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)3:10’06”
2位 フランシスコ・マンゼボ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)+15″
3位 ルカ・ピベルニク(ランプレ・メリダ)
19位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)+55″
23位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+55″
59位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+1’20”
87位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+12’48”
91位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)+12’48”
92位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+12’48”
《個人総合》
1位 ラファー・シティウィ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)3:13’20”
2位 フランシスコ・マンセボ(スカイダイヴ ドバイ プロサイクリングチーム)+0’20”
3位 アダム・フェラン(ドラパック プロフェッショナル サイクリング)+0’21”
28位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)+1’10”
35位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+1’10”
59位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+1’33”
87位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+13’02”
93位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)+13’11”
94位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+13’13”
《山岳賞》
1位 マッティア・ポッツォ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)7p
8位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)2p
photo by Hideaki TAKAGI