RACE REPORT
広島さくらロードレースDay-1
- 日付:
- 2024年10月14日
- 開催地:
- 広島県中央森林公園サイクリングコース(12.3km周回コース) 広島県三原市本郷町上北方1315
- 距離:
- 73.8km(12.3km×6周回) スプリントポイント10%×1回(2周目完了時)
- 天候:
- 晴天 気温12℃
- 出走:
- アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, レオネル アレクサンダー キンテロ, 吉田 隼人, 安原 大貴, 小森 亮平, 小林 海
Jプロツアー第3戦
レースレイティング:ブロンズ
“フランシスコ・マンセボ独走勝利!!今季2勝目を挙げ再びツアーリーダーに!!”
「桜の日」、西の聖地で開催されるこの大会は距離設定を倍で変化させた2連戦。掴んだリーダーの座を守りながらも攻めの姿勢は変えずレースを牽引するスタイルを貫く意思統一をして臨む。
当日はすっきりとした青空が広がり桜も映える爽やかな晴天、マトリックスはリーダーのパコを中心にホセ、大貴がランキングトップ10ライダーとして最前列に並び、またリーダーチームとして前を固め華々しいスタートをきった。
ショートレースのDay-1は予想通りスタートからラップタイム17分台のハイペースで進行。縦長の集団は自然に分裂していき1周目には11名が前に抜ける。マトリックスからは唯一パコが入り、この状況は強豪チームの動きに大きく影響、「マンセボ」の名を伝える声が各所で飛び交う。各チームからメンバーが入ったことでメインは早々に落ち着いていきタイム差が広がり始める。
フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
鈴木 譲、渡邉 歩(愛三工業レーシングチーム)
山田拓海、留目夕陽(JCF強化指定選抜チーム)
徳田 優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
井上文成(弱虫ペダルサイクリングチーム)
中井唯昌(シマノレーシング)
大町健斗(eNShare Racing Team)
冨尾大地(CIEL BLUE KANOYA)
平井光介(EQADS)
初戦から積極的な走りが目立つヤングライダーを多く含む11名は快調に回しペースは全く落ちない。メインではその差1分を超えていくが様子を見ながら各チームコントロールをしている状況。
レースは早くも残り3周、4周目、ここで追走の動きが出てマトリックスも動く。抜けた追走メンバーは10名、マトリックスはリーダーのホセ、アイラン、大貴が入った。
ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、安原大貴(マトリックスパワータグ)
伊藤雅和、大前翔(愛三工業レーシングチーム)
兒島直樹、山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)
横山航太(シマノレーシング)
天野壮悠(JCF強化指定選抜チーム)
先頭に人数を入れていないチームとしては前に追いつき流れを引きたい、マトリックスもパコのみのため同様で追走のペースを上げていく。しかし、それ以上に先頭のペースは緩まず1分差はなかなか詰まらない。
残り2周、追走は様々な思惑を含み追うのを止め、先頭の逃げ切りは決定的。先頭11名での勝負、マトリックスはパコへ全てを託す。
後続へ1分以上の差をつけてついにラストラップへ。先頭に残ったのは10名、活きのいい留目や井上が果敢に動く。パコも透かさず反応追尾、激しいバトルを喜ぶかのように自ら揺らしをかけていく。
この揺らしで徐々に人数は絞られながら残り5km辺りでパコは強烈なアタックを決め単独抜けた。そのまま独走で駆け抜けホームストレートに姿を現す。
後続に10秒ほど差をつけ大きく手を広げ堂々勝利のポーズ!!73.8kmをほぼ全てを逃げ続けての今季2勝目、そして再びリーダージャージに袖を通す。
2位、3位は果敢に動き続けたヤングライダー井上、平井が入り親子のような表彰台。リーダーもU23リーダーもコロコロと変わりポイント争いは接戦が続いている。次のDay-2 は倍の長距離設定、そしてレイティングも高いため緊張が続くが、チームは良い雰囲気で翌日へ繋ぐ。
Photo by Satoru Kato
【結果】
1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) 1時間45分50秒
2位 井上文成(弱虫ペダルサイクリングチーム) +9秒
3位 平井光介(EQADS)
4位 留目夕陽(JCF強化指定選抜チーム)
5位 徳田 優(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +11秒
6位 大町健斗(eNShare Racing Team ) +16秒
13位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
15位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
22位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)
23位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
27位 小林 海(マトリックスパワータグ)
44位 小森亮平(マトリックスパワータグ)
45位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
【個人総合】
1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
【チーム総合】
1位 マトリックスパワータグ