RACE REPORT

西日本チャレンジサイクルロードレース

日付:
2024年12月11日
開催地:
広島県立中央森林公園サイクリングロード(1 周回 12.3km)  広島県三原市上北方1315
距離:
86.1km(12.3km×7 周回)
天候:
曇り 気温13℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, レオネル アレクサンダー キンテロ, 吉田 隼人, 安原 大貴, 小森 亮平, 狩野 智也, 小林 海, 瀧山 里玖

“フランシスコ・マンセボが6位、チームは3戦連続表彰台”

Jプロツアー勝利のダメージはあるが翌日は広島へ。西日本にとっての春の訪れ、シーズンの始まりはこの西日本チャレンジサイクルロードレースで始まるのが長年の恒例となっている。このレースでは残念ながらJプロツアーから分離した別リーグのチームも参戦し、若いフレッシュな面々が含まれながらも国内トップチームが揃う、今後はなかなか見ることのできない一戦となる。

前回(2019年)に勝利した大貴がディフェンディングチャンピオンとしてボディNo.1を背負う。そしてマトリックスパワータグはチャンピオンチームとして前列に並び華々しくスタートした。

人数を揃えた強豪チームの大半が前日のJプロツアー疲労でコントロールが効かず、メインをなかなか落ち着かせられない。ラップタイムはきっちり18分台で周回されるが、その中での緩急はかなり激しい状況となっている様子。

休む間のない展開が続き消耗しきったライダーが次々に脱落していく中、4周目にそれぞれ飛び出した2名が先行する。

留目夕陽(EQADS)
才田直人(LEOMO Bel!mare Racing Team)

この動きでようやくメインは沈静したが、人数は激減しマトリックスも残るは4名。

先行する2名とは50秒ほどの差だが、各チーム人数を減らしておりなかなかペースが上がらない。愛三工業レーシングチームやシマノレーシングが隊列する中でマトリックスもパコを中心に牽引する。

しかし、メインは終盤に逃げた2名を追いきれずそのまま逃げ切りを許してしまう結果となってしまう。ラストラップに入るタイム差は40秒と致命的、それでも一時はパコの積極的な牽引で15秒差まで詰めたが大きな動きには繋がらず消沈。

先行2名のゴール勝負では18歳というエリート史上に残る若き留目が制し、続いて才田が2位。後続でのゴール勝負でパコが6位入賞で入り、これがチーム最高位となった。惨敗となったがチームは3戦連続の表彰台。まだまだ今後の課題はありますが更に増強して戦って参ります。

Photo by Itaru Mitsui

【結果】
1位  留目夕陽EQADS)  2時間8分07秒
2位  才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team) +00:04
3位  岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +01:32
4位  谷 順成(那須ブラーゼン)
5位  寺崎武郎(バルバレーシングチーム)
6位    フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
7位    ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
18位  小林 海(マトリックスパワータグ)
23位   安原大貴(マトリックスパワータグ)
51位    狩野智也(マトリックスパワータグ)
DNF     アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
DNF     レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)
DNF     吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF     瀧山里玖(マトリックスパワータグ)
DNF  小森亮平(マトリックスパワータグ)