RACE REPORT

播磨中央公園クリテリウムJPT第1戦

日付:
2024年04月27日
開催地:
兵庫県立播磨中央公園 特設周回コース(周回3.0km右回り) 兵庫県加東市下滝野1275-8
距離:
60.0km(3.0km×20周回)
天候:
曇り時々晴れ 気温12℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, レオネル アレクサンダー キンテロ, 吉田 隼人, 安原 大貴, 小森 亮平, 小林 海

Jプロツアー第1戦
レースレイティング:ブロンズ

“フランシスコ・マンセボ優勝!!
ホセ・トリビオ3位でマトリックスW表彰台、ツアー初戦を制す!!”

2021シーズン開幕を無事に迎えることができ、安堵と喜びの春。初戦はマトリックスにとってはイベントで馴染んでいる「はりちゅう」、ホームコースとも言えるこの地でのレースは勝利しかない。

この地でJプロツアーが開催されるのは10年ぶり、そして初の一日2戦。アップダウンきついこのコースでのクリテリウムは、馴染んだコースとはいえ、トップカテゴリーでのレースは受ける速度や強度も想像を遥かに上回るもの。そして短いコース長ながら極端なアップダウンとコース幅から位置取りは重要、一日2戦を抱えかなりのリスクを伴うがチームはコントロールに徹してのレースを貫くことで意思固める。

昨年のチャンピオンチームとして前列に並びいよいよJプロツアー2021がスタート。勢いよく飛び出す集団はそのままのスピードで始めの上り区間を駆け上がっていき、かなりのハイペース。ラップタイム4分30秒ほどで周回しながら強豪チームはそれぞれ隊列組んで集団内に位置する。

マトリックスはスタートから前面キープ、一時的な数名の飛び出しは出るものの決まらず、TEAM BRIDGESTONE Cyclingと入れ替わりながら進行する。3周目にホセ、アイランを含む7名が出ると徐々に数名が加わり5周目には11名の逃げ、マトリックスは大貴も入り3名、メインはやっと落ち着いてくる。

しばらく先頭を行かせていたメインだったが9周目からのペースアップで10周目には先頭吸収。

レースは折り返し、ここで出てきたのはTEAM BRIDGESTONE Cycling(BS)勢、しっかりと壁を作り前を固めている。この鉄壁は崩れることなく終盤へ、残り5周になるとチーム間での位置取り攻防が静かに始まる。

マトリックスもパコが幾度も隙間を狙うもBSの壁は頑強、そこへ愛三工業レーシングチームの列車も上がり、各チームのトレインが動めく集団での18周目、ホセやマリノを含む数名が抜け出し先行しながら残り2周へ。

ホセ・ビセンテ・トリビオ、小林海(マトリックスパワータグ)
大前翔、岡本隼(愛三工業レーシング)
入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)
横山航太(シマノレーシング)
山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
平井光介(EQADS)

メインは前を追う動きで激しく動く、前方はパコが司令塔となりマトリックスが引きまくる。

先行はホセが前方でついにラストラップへ、メインはパコがコントロールしたまま先行キャッチアップから好位置を獲る。マトリックス数名を前方に保ちながらゴールへ、先抜けし姿を現したのはパコ単独、大きく手を広げゴール!!

その姿はまさに威風堂々、その後ろを抑えながらホセが3位に入り1−3のW表彰台。初戦勝利でチームは幸先好いシーズンスタートを切った。

Photo by Satoru Kato

【結果】
1位  フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)  1時間29分57秒2位  蠣崎優仁(JCF強化指定チーム) +:01
3位  ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) 
4位  木村圭佑(シマノレーシング)
5位  大町建斗(eNShere Racing Team)
6位  川崎三織(JCF強化指定チーム)
7位  安原大貴(マトリックスパワータグ)
32位 小林 海(マトリックスパワータグ)
45位 小森亮平(マトリックスパワータグ)
46位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF    アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
DNF    レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)