RACE REPORT

広島森林公園ロードレースDay- 1

日付:
2020年09月26日
開催地:
広島県中央森林公園サイクリングコース(1周12.3km) 広島県三木市本郷町上北方1315
距離:
147.6km(12.3km×12周回) スプリントポイント×3回(2、4、6周回完了時の1位通過者に優勝ポイントの10%)
天候:
晴れ 気温28℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, レオネル アレクサンダー キンテロ, 吉田 隼人, 安原 大貴, 小森 亮平, 小林 海

Jプロツアー第10戦 

“レオネル・キンテロ勝利!!フランシスコ・マンセボ3位のW表彰台!!”

チームの大黒柱、親愛なるフランシスコ(パコ)・マンセボがようやく来日叶い、帰ってきた。彼がいるだけでチームの空気も引き上がる、これまでの成績不振を振り払うべく、チーム一同「絶対勝利」を掲げ再びの広島入り。

Jプロツアーも残り3開催5戦となり、一気にジャンプアップも狙っての参戦。広島の連戦は前回と同様の長距離/短距離設定の2日間。灼熱に惨敗した前回だったが季節も変わり気持ち新たにリベンジをかける。

1ヶ月ほどの期間が空いたJプロツアーは、自粛などでこれまで参戦できなかったシマノレーシングもようやく参戦し、やっと全チームが揃い色鮮やかなスタートライン。空も陽射しも彩度が上がり、爽やかな風に初秋を感じる。

この日は小森が誕生日を迎え、粋なサプライズで前列へ迎え入れられた。小森は「Birthday Attack」でスタートアタックをしかけて初周を単独先行、2周目に入ると2名が合流し3名で先行する。

小森亮平(マトリックスパワータグ)
風間翔眞(シマノレーシング)
門田祐輔(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)

メインはこの3名を容認するも1分ほどの差を保ち様子を窺う。その中、今回も落車が頻発しアイランが巻き込まれてしまう。何とか復帰するがマシンのダメージを抱えながらの続行、このところ毎回起きるスタート早々のアクシデントには一同憤りを隠せない。

1回目のスプリントポイントは小森が獲り、3名は快調に進行している。メインは宇都宮ブリッツェンがコントロールし、マトリックスはその後方辺りで隊列し落ち着いて時を待つ。

2回目のスプリントポイントは門田が獲り6周目、メインはじりじりとペースを上げその差30秒ほどまで近づいてきた。マトリックスも集団前方へ…アタックがかかり始め小森ら先頭を吸収、替わって2名が抜けた。

新城雄大(KINAN Cycling Team)
阿曽圭佑(eNShare Racing Team)

しばらく2名は先行するも集団の前を固めるのはマトリックスパワータグのグリーン列車。徐々にペースを上げていき9周目には2名を吸収、縦長の集団はやがて切れ切れとなり、メインの人数は46名と激減する。

尚もマトリックスはペースを上げて牽き続ける。

先頭はアイラン、隼人から大貴、マリノへ繋ぎ引き倒す10周目。

そしてパコへ…ついに崩壊したメインから残るは24名、そしてマトリックスはパコ、レオ、ホセが残る。

ここから更に名物のパコ列車が炸裂し牽き倒す11周目、パコの最終発車台からレオが発射、反応する強敵増田との2名が抜けた。

レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

2名は後続へ40秒差をつけて遂にラストラップへ。後続16名には激しい消耗の色が窺われ追う気配がない。勝負はこの2名に絞られ、チームはレオに全てを託す。

ぴったりと付きながら先行する2名、互いに睨み合いながらも淡々と残り距離を詰めていき上り区間へ。残り3kmの上りでアタックしたのは増田、そのままの下りで一旦はレオが離れてしまう。

残り1kmの下り区間で追いついたレオ、このまま2名のマッチスプリントとなるであろう。

最後の上り上がりからホームストレートへ一気に駆け上がってきたのはレオ、そのまま残り200mストレートを先行し見事優勝!!

続く大ベテラン増田、そして20秒ほどの後続でのスプリントをパコが獲り、3位!

ゴール後倒れこむほど追い込んだレオはチームに待望の今季初勝利をもたらし、更にパコの3位でW表彰台。

チームにやっと笑顔が戻った。

明日はDay-1距離の半分6周回というショートレース。この連戦でランキング挽回も狙いたい。

パコで引き締まり、パコで表情緩む広島の地。翌日への戦意は更に上昇していく。

Photo by Satoru Kato

【結果】

1位  レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)  3時間43分11秒
2位  増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +:05
3位  フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) +:28
4位  トマ・ルバ(KINAN Cycling Team) +:32
5位  大前 翔(愛三工業レーシングチーム) +:41
6位  阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +:42
18位  ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
40位  安原大貴(マトリックスパワータグ)
41位  小林 海(マトリックスパワータグ)
DNF  アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
DNF  小森亮平(マトリックスパワータグ)
DNF  吉田隼人(マトリックスパワータグ)

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年10月11日時点)
1位 マトリックスパワータグ 8,316p
2位 宇都宮ブリッツェン 7,332p
3位 KINAN Cycling Team 6,311p
4位 愛三工業レーシングチーム 5,558p
5位 TeamUKYO 4,290p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年10月11日時点)
1位 レオネル キンテロ 3,084p
2位 ホセ トリビオ 2,772p
3位 大前 翔 2,695p
4位 ルバ トマ 2,079p
5位 山本 元喜 1,977p