RACE REPORT

西日本ロードクラシック広島大会Day- 2

日付:
2020年08月30日
開催地:
広島県中央森林公園サイクリングコース(1周12.3km) 広島県三木市本郷町上北方1315
距離:
123km(12.3km×10周回) スプリントポイント×3回(2、4、6周回完了時の1位通過者に優勝ポイントの10%)
天候:
晴れ 気温38℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, レオネル アレクサンダー キンテロ, 吉田 隼人, 安原 大貴, 小森 亮平, 向川 尚樹, 狩野 智也

Jプロツアー第9戦 
レースレイティング:ゴールド

“ホセ・ビセンテ・トリビオが2位!”

2日目も朝から37℃と厳しい酷暑、事態を重く見た主催により距離を短縮したが、それでも正午スタートのレースは非常に厳しい暑さとの戦いとなった。

高ポイント設定のこのレースで何とかランキング挽回をしたいマトリックスはスタートから動く。ホセ、隼人がスタートから飛び出しを図ると、数名が反応し6名で逃げる。

ホセ・ビセンテ・トリビオ、
吉田隼人(マトリックスパワータグ)
トマ・ルバ(KINAN Cycling Team)
阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)
孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cyclin)
柴田雅之(那須ブラーゼン)

独走力の高いストロングなメンバーが揃い、好いグループ。そして2名を含んだマトリックスは有利な状況での先行となる。メインはまださほど差をつけず後ろから見つつの状況で2周目へ、ここで隼人が痛恨のパンクで離脱となってしまう。先行メンバーは各 1名ずつとなり戦局は互角、するとメインは利害一致したか容認の構えとなり沈静、タイム差はどんどん開いていく。

4周目にはその差3分30秒を超えていく、そして迎える2回目のスプリントポイントはホセが獲り、高いボーナスポイントを獲得、先頭6名は尚も快調に飛ばしていく。完全にコントロールされたメイン集団だが4分近くまで開いたタイム差には警戒したのか少しずつペースを上げ始める。

6周目に入ると遠くで雷鳴が響き始め天候不安の陰りも出てきた、メインはまたペースアップをしていく。しかし酷い暑さは落ち着いていたはずのメイン内でもその体力を奪い、脱落者が後を絶たない。

翌7周目には終盤へ向けて更にペースアップがかかりその差2分20秒差へ。このペースアップにより酷暑での疲労へ追い討ちをかけたかメインは大きく崩壊、人数は激減し26名になってしまった。

更に天候も不安定、コース各所で局所的な雨が降りコースコンディションが変わり滑りやすい路面での落車が頻発、マトリックスも大貴、狩野が巻き込まれチームも人数を減らしてしまう。

残り3周、追うはずのメインは人数激減も影響したかペースが上がりきらない。先頭には強豪チームがそれぞれ入っているが、入っていないTeamUKYOや愛三工業レーシングチームなども厳しい暑さや相次ぐアクシデントなどで人数を減らしており隊列難しい状況、タイム差は再び3分を超え、ホセら先行メンバーも逃げ切りへ向けて動き始めた。

残り2周回、メインとの差は4分となりもう逃げ切りが決定的となってきた。5名は協調してペースを維持しながらついにラストラップへ。それぞれの脚質の利を奪る叩き合いが始まる。ゴールスプリントへ持ち込みたくないのはスプリンター揃いのTEAM  BRIDGESTONE Cyclingからの孫崎、トマが得意の上り区間で揺らしをかけると孫崎、柴田の振るい落しに成功。しかし残るトマ、ホセ、阿部の3名は共通した強さがある。単独走に定評あるトマは抜け出しを図り上り区間で執拗に激しく揺らしをかけるがホセも阿部も応戦しながら互いにアタックをかけ、3名とも離れない。

3名睨み合いのままついにホームストレートを駆け上がり姿を現す。100km以上を逃げ切った3名は牽制しながらゴールスプリントへ。

残り100m、睨み合うトマとホセ、後ろに阿部。先に出たホセ、合わせたトマとのスプリントを脇から加速して抜けたのは阿部、ホセら追うが加速が違いそのまま伸びた阿部が勝利、続いてホセが2位!後続から追ったレオが6位。

チームはまたも勝利に一歩届かず悔しい。しかし、この結果でホセのランキングはボーナスポイント加算もあり3位に浮上、再びトップを狙える光が見えてきた。

次戦は 1ヶ月後、再びこの地、広島にての2連戦。落車負傷のメンバーもこの頃には癒えているはず、しばし休戦となるがしっかり整えて臨みます。

Photo by Satoru Kato,Shizu Furusaka,Itaru Mitsui

【結果】

1位  阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)  3時間07分02秒
2位  ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +:00
3位  トマ・ルバ(KINAN Cycling Team) +:01
4位  柴田雅之(那須ブラーゼン) +:19
5位  孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cyclin) + 1:11
6位  レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +3:50
21位 小森亮平(マトリックスパワータグ)
38位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
DNF    安原大貴(マトリックスパワータグ)
DNF  狩野智也(マトリックスパワータグ)
DNF    吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF    向川尚樹(マトリックスパワータグ)

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年10月11日時点)
1位 マトリックスパワータグ 8,316p
2位 宇都宮ブリッツェン 7,332p
3位 KINAN Cycling Team 6,311p
4位 愛三工業レーシングチーム 5,558p
5位 TeamUKYO 4,290p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年10月11日時点)
1位 レオネル キンテロ 3,084p
2位 ホセ トリビオ 2,772p
3位 大前 翔 2,695p
4位 ルバ トマ 2,079p
5位 山本 元喜 1,977p