RACE REPORT

群馬CSC交流戦 6月大会

日付:
2019年06月15日
開催地:
群⾺サイクルスポーツセンター(6kmサーキットコース)
距離:
6.0km X 30周 = 180.0km  スプリントポイント10%×8回(3,6,9,12,15,18,21,24周回完了時の1位に優勝ポイントの10%) 
天候:
雨 気温13℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, オールイス アルベルト アウラール, 佐野 淳哉, 小森 亮平, 安原 大貴, 向川 尚樹

Jプロツアー第9戦 
レースレイティング:ゴールド

“ホセ・ビセンテ・トリビオが2位!
オールイス・アウラールはリーダーキープ!”

選手強化の為に今年から始めた新しい試み、下クラスからチャレンジする機会をシーズン中2~3回設けるJPTとの交流戦。
きたる全日本選手権へのトレーニングレースとして長距離設定され、JPTもチャレンジする選手にとってもかなり厳しい設定としている。マトリックス海外選手たちもそれぞれ自国の選手権をひかえ日本でのトレーニングレースに参加。マンセボを筆頭に容赦せず日本の選手強化へも貢献するレースとなるであろう。そしてチームは奪還したリーダージャージを纏うオールイスのリーダーキープも重要、ポイント10%の回数も多いため油断はできない。

全国的に梅雨の天候が続き今回も当日は雨。気温も低く冷たい雨の中で行われたおよそ5時間近い長丁場レースは、様々なアクシデントを避け乗り切った強者達での力勝負となった。
序盤からマトリックスは積極的に展開作りへと動く。ラップタイムは雨の中でも9分台、3周ごとに設定されているスプリントポイントも影響し逃げグループができても容認はされず次々と潰されていく。

1回目は窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が獲り2回目をオールイスが獲るのをきっかけに12名の先頭グループ、そこにはパコ、ホセ、オールイス、佐野、大貴が入りマトリックス万全の流れ。

許されるわけはなく尚も続く追走が加わり先頭17名、そこにアイランも入りマトリックス5名と更に優勢で9周目。3回目のポイントへ進める中、なんと佐野が落車に巻き込まれ離脱となってしまう。

このアクシデントはやはり流れに狂いが生じていくことになる。3回目のポイントを石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が獲りそのまま先行、アイランがチェックにつき3名が先行する。その間にパコとオールイスはメインへ戻り動きは落ち着く。割れた先頭は3グループに分かれた状況、メインは完全に沈静した。

©Shizu Furusaka

アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)

ホセを含むセカンド7名

大貴を含むサード5名

メイン

©Shizu Furusaka
©Shizu Furusaka

この分割された状況は冷たい雨も影響するのか変化せず周回を重ねる。メインは完全に落ち着き先頭から3分ほどまで開いていく。

©Shizu Furusaka

4回目、5回目のポイントも石橋が獲り先頭3名のままレースは折り返し後半に入り18周目、バラけていた後続がアイランらの先頭に追いつきシャップル。更に抜ける石橋にホセがつき2名で先行、6回目のポイントはまた石橋、しかし7回目のポイントはホセが獲った。22周目に入りようやく後続は活性しはじめるがその頃にはメイン人数がかなり減っている状況、ここでアイランが痛恨のパンク離脱となってしまう。やがて追走3名が加わり先頭5名となり23周目。

ホセ・トリビオ(マトリックスパワータグ))
石橋学、徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling))
鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)
佐藤信哉(VC福岡)

©Shizu Furusaka

24周目、最後のポイントも石橋が獲り先頭は徳田がドロップして4名。メインではパコらが追走を開始し、3分ほどのタイム差を一気に詰め26周目には前方グループを次々と吸収しながら1分差まで縮め驚異的な追い上げを見せる。
ホセら先頭は変わらず先行継続で回していたが残り3周のところで鈴木がパンクし離脱。3名となった先頭にパコらメインが30秒差まで迫るが激しい追い上げにその数はわずか12名。
残り2周でパコらはホセら先頭をキャッチ、しかしカウンターでアタックをかけたのはホセ、そして反応したのはBS勢の石橋に強力なスプリンター窪木一茂。

©Shizu Furusaka

再び逃げ打つホセ、しかしBS2名に対しこの逃げのままでは分が悪い。集団ゴールまでの脚削りとなればよいがこの2名のペースは早く、さらにリーダーのオールイスが寒さで動ずペースアップ厳しい状態に。パコが懸命に牽引するもペース上がらずどんどん差がついていく。ついにラストラップとなりその差は55秒、追いつくのは難しくなり3名逃げ切りが決定的、劣勢勝負だがホセに託す。

©Itaru Mitsui

最後まで応戦するホセだがやはり2名連携の上に発射された窪木の強烈なスプリントには敵わず、窪木は堂々の勝利、ホセ2位でのゴール。そしてオールイスら後続もスプリントとなったがオールイス動けず、頭を獲ったのはBS勢、マトリックスはオールイスのリーダーはキープしたがチーム惨敗という結果となった。長丁場レースが故に悪天候も重なり、様々なアクシデントに襲われ総合上位勢も苦戦する中、チームブリヂストンサイクリングは圧倒的な強さを見せた。

©Itaru Mitsui

結果、全日本選手権の前哨戦と位置付けた今回のレースは完走38名のサバイバルレースとなった。
本番選手権は2週間後、マトリックスも整え選手権へ臨みます。

【結果】
1位  窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 4時間43分17秒
2位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +1秒
3位  石橋 学(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +3秒
4位 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +1分6秒
5位 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
6位 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン)

12位 オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)
13位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
17位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
21位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
DNF アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
DNF 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
DNF  小森亮平(マトリックスパワータグ)

photo by Satoru Kato, Shizu Furusaka, Itaru Mitsui

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年10月11日時点)
1位 マトリックスパワータグ 8,316p
2位 宇都宮ブリッツェン 7,332p
3位 KINAN Cycling Team 6,311p
4位 愛三工業レーシングチーム 5,558p
5位 TeamUKYO 4,290p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年10月11日時点)
1位 レオネル キンテロ 3,084p
2位 ホセ トリビオ 2,772p
3位 大前 翔 2,695p
4位 ルバ トマ 2,079p
5位 山本 元喜 1,977p