RACE REPORT

那須塩原クリテリウム

日付:
2019年06月08日
開催地:
那須塩原駅前⽚側2⾞線道路を利⽤した1周2.1kmの周回コース
距離:
2.1km x 27周回 = 56.7km  スプリント賞×3回(5、10、15周回完了時の1位に賞金)
天候:
曇りのち晴れ 気温23℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, オールイス アルベルト アウラール, 小森 亮平, 安原 大貴

Jプロツアー第7戦 
レースレイティング:ブロンズ

“オールイス・アウラールが3位!ポイント賞、敢闘賞を獲得!”

熊野勝利に浸る間もなく続く再開のJプロツアーのため今季3度目の栃木へ。そしてシーズン初めの落車で長く休戦せざるを得なかったアイランがやっと復帰。先ずは2日目のロードレースから、ということで栃木へ乗り込む。
梅雨が始まり日本全国が雨でしっとりとする中での2連戦。スペイン遠征中に離れてしまったリーダーの座、そしてランキングを挽回すべくチーム一同高いモチベーション。そしてこの那須塩原クリテリウムでは昨年はホセとアイランのワン・ツー、一昨年もホセが勝利している愛称良いレース。3連覇をかけて熱くミーティングをしていく中で、「チームのために働きたい」と申し出たアイランに一同歓び更にテンションUP、皆で固く勝利を誓う。

一晩中かなりの雨が降り続いていたが午前中には小康状態、霧のような時雨交じりの中から陽が差し蒸し暑くなってきた。
このコースはT字型、コーナーは全てUターンで繋ぐstop/go の連続は自然に後尾から減っていく。これまでもクリテリウムとは思えないほど完走率が低い、集団内での位置取りもポイントとなる。

スタートからハイペース、それはマトリックスが全員で前を固めて牽いているから。大貴先頭に牽き倒しラップ3分で2周目へ、併せて牽くのはTEAM BRIDGESTONE Cycling(BS)と宇都宮ブリッツェン。

一列棒状で周回を重ね5周目、1回目のスプリント賞はプロ競輪選手でもある橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が獲る。そのまま橋本先行に数名がつき10名ほど、マトリックスはホセ、オールイスが入る。パコ含む数名が更に入りそのまま10周目、2回目のスプリント賞をまともや橋本が獲り、その強さを見せる。そのまま抜けた11名が先行し続ける。

フランシスコ・マンセボ、ホセ・トリビオ、オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)
岡篤志、阿部嵩之、鈴木龍、小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
橋本英也、今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
木村圭佑、中井唯晶(シマノレーシング)

メインとの差は10秒を超え、集団は落ち着かず追走の動きが止まない。12周目に入るとBS勢が先頭を固め一気にその差を詰めていく。

日本を代表するトラック競技のプロフェッショナルが揃うこのチームの牽きは強力、先頭に数名が追い付きシャッフル、そして更に抜けた6名にオールイスが入る。

オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)
鈴木龍、阿部高之(宇都宮ブリッツェン)
木村圭佑、中井唯晶(シマノレーシング)
今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

ここで完全にグループは3つへ分断、セカンドグループにはパコ、ホセ、小森、大貴。そしてサードグループにはアイラン。いずれも各チーム先頭を行かせる動きで後続は沈静する。

先頭ではオールイスが積極的にペースを上げ15周目、3回目のスプリント賞を獲る。レースはやっと折り返し、後半へ向けての次なる動きへ向けて各グループは周回を重ねる。やがて19周目、セカンドグループからツアーリーダーの岡篤志がアタックすると一気に活性し先頭を追い始める。先頭でも今村がドロップし21周目には崩壊、後続からの再編かと思いきや後続メインで落車があり動きはストップ。先頭は残る5名が再びひとつとなり先行を続ける。

30秒以上も差が開き、このまま逃げ切りでは分が悪いマトリックス。パコが幾度も先頭に立ち渾身牽くが集団のペースが上がらない。アタックをかけても宇都宮ブリッツェン、シマノレーシングのチェックに遭い行くことができない。

先頭で一人応するオールイスもきつそう、残り2周、後続はひたすら先頭に立つパコだがペース上がらず30秒差、逃げ切りの可能性は避けられなくなってきた。

ついにラストラップ、ここで木村がアタックして先行。追うのはオールイス、ここで人数を絞りたいことろだが、しっかりと他メンバーもつき木村キャッチ、オールイス脚を使わされたまま5名でのゴールスプリントへ。

仕掛けあう2×2×1で応戦し続けながらも最終コーナーの頭を獲ったのはオールイス、しかし残りストレート200mは長かったか、直線勝負でオールイス抜かれ獲ったのは中井、そして鈴木、孤軍奮闘のオールイス3位。この走りでオールイスは敢闘賞も獲得した。

しかし連覇逃したのは悔しい、チームは翌日のロードレースでリベンジを誓う。

【結果】
1位  中井唯晶(シマノレーシング) 1時間19分59秒
2位  鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン) +0秒
3位  オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)
4位  木村圭佑(シマノレーシング) +4秒
5位  阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +9秒
6位  岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +44秒
9位  フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
11位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
15位 ホセ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
24位 小森亮平(マトリックスパワータグ)
36位 アイラン・フェルナンデス)

photo by Satoru Kato, Shizu Furusaka

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年10月11日時点)
1位 マトリックスパワータグ 8,316p
2位 宇都宮ブリッツェン 7,332p
3位 KINAN Cycling Team 6,311p
4位 愛三工業レーシングチーム 5,558p
5位 TeamUKYO 4,290p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年10月11日時点)
1位 レオネル キンテロ 3,084p
2位 ホセ トリビオ 2,772p
3位 大前 翔 2,695p
4位 ルバ トマ 2,079p
5位 山本 元喜 1,977p