RACE REPORT

ツアー・オブ・ジャパン 第8ステージ 東京

日付:
2019年05月26日
開催地:
東京都港区 大井埠頭7.0km周回コース
距離:
7.0km×16周回=112.0km SP×3回
天候:
晴れ36℃
出走:
ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, オールイス アルベルト アウラール, 佐野 淳哉, 小森 亮平, 安原 大貴

ツアー・オブ・ジャパン
UCI Asia Tour 2.1 
5/19(日)~5/26(日)全8ステージ 
総走行距離 767.6km 総獲得標高12,854m
出走選手:6名 フランシスコ(パコ)・マンセボ、ホセ・ビセンテ・トリビオ、オールイス・アウラール、佐野淳哉、小森亮平、安原大貴

第8ステージ 東京 
日付:2019年5月26日(日)
開催地:東京都港区 大井埠頭7.0km周回コース
距離:7.0km×16周回=112.0km SP×3回
天候:晴れ36℃ 

“オールイス・アウラールがステージ3位!ホセ・ビセンテ・トリビオが個人総合3位!”

トップとのタイム差をラストチャンス伊豆で覆すことはできず、チームはホセのタイム差40秒総合3位をもって最終ステージの東京クリテリウムへ。平坦クリテリウムで逃げ切り展開は殆どなくほぼ伊豆ステージのタイムをもって総合順位は確定的。残るポディウムを狙って各チーム最後の争奪戦を迎える。マトリックスも同じく、幾度もステージ上位に食い込みつつもポディウムに届かず、最後のチャンスを賭けてラストステージを臨む。

これまで品川街中から華やかにパレードを経てクリテリウムの周回コースへ入りそのままスタートへと流れるのだが、今年は外相来日でパレードはなく、周回コースからのローリングスタートとなった。
気温は予想を大きく上回る36℃、全国的に真夏日となった最終ステージは最後まで熱い激闘の前兆か、Uターンからスタート切られるとアタックがかかる。ファーストアタックは東京まで粘り持ち堪えた大貴、しかし即吸収、それでも幾度もアタックにトライする。

ここは最後の披露目場でもあり、ポディム狙い、またアピールもあり、とにかく動きをつけて活性する。

始めにエスケープに成功したのは昨年ツアー覇者のマルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)。2周目に単独逃げるマルコスに再び大貴がアタック、すると2名が同調し3名での追走から4周目にはマルコスに合流、エスケープが成功する。

安原大貴(マトリックスパワータグ)
マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディアオラ・トール(キナンサイクリングチーム)
フォン・カーホー(HKSIプロ・サイクリング・チーム)

大貴ら4名は協調ローテーションだが、フォンはさほど協力的ではなかったもよう(大貴談)。しかしキナン2名と協調し3名で回し3回のSPはほぼこの3名で通過している。

メインは容認し沈静、その差3分内を保ちながらリーダー擁するブリッジレーン、続くチーム右京の隊列で周回を重ねる。

残り6周、そろそろ終盤への動きかメインがペースを上げ始めその差2分をきってくる。ここでマルコスがアタックすると、同チームのサルバドールもアタックし2名で抜け逃げ続ける。残された大貴は残り4周で吸収、キナンサイクリングチームの2名は尚も逃げ続ける。

メインはその差1分をきり静かな位置取り争いをしながら残り2周、集団内では位置取り争いが激しくなる。マトリックスはパコ、ホセでオールイス体制を作り前方へ上がっていく。

各チーム隊列が整い、集団内のカラーが鮮やかに揃いながら一気にペースアップし遂に先頭2名を吸収、そしてラストラップへ。Uターンからその隊列は激化する位置取り争いから色が混在し始めている。

マトリックスは前方をキープ、そしてゴールへの最終コーナーからの一斉に発射されたスプリンター達が残り500mストレートを激しいスプリント合戦、オールイスも後方から上がってきたが先にひときわ大きく伸びてきたのは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)。その番手でポイントリーダーのフェデリコ・ズルロ(ジョッディ・ヴィクトリア・パロマー)、オールイス健闘するも悔しい3着!

予想通りの集団ゴールとなりタイム差つかず、伊豆ステージ順位をそのまま反映して個人総合はクリス・ハーパー(チーム・ブリッジレーン)。ホセ3位、パコ4位、チーム総合は惜しくも2位となった。

また4度のステージ3位と平均高いリザルトを収めたオールイスはポイント総合3位、チームはいずれも終始高い位置に座し、その強さを見せたが残念ながらポディウムにあと一歩で届かず悔しい。しかし窮地を乗り切る底力を実感できたチームは自信を持って続くツール・ド・くまのへ向かう。

スタート地の地元堺、そしてホームとなる京都での熱い大応援は忘れません。また各地でも、最終地東京でもたくさんの応援をいただき、多くの力をいただきました。応援いただいた皆様、サポートいただいた皆様、本当にありがとうございました。

【第7ステージ結果】
1位  窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)  2時間23分01秒
2位  フェデリコ・ズルロ(ジョッディ・ヴィクトリア・パロマー)+00
3位  オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)
4位  黒枝士揮(チームブリヂストンサイクリング)
5位  鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)
6位  リカルド・スタッキオッティ(ジョッディ・ヴィクトリア・パロマー)
7位  小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)
8位  レイモンド・クレダー(チーム右京)
9位  岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
10位  吉田隼人(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)

18位  フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
28位  ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
74位  安原大貴(マトリックスパワータグ)  +2分16秒

【個人総合】
1位  クリス・ハーパー(チーム・ブリッジレーン)  +19時間49分57秒
2位  ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル(チーム右京)  +40秒
3位  ホセ・ビセンテ・トリビオ〈マトリックスパワータグ〉  +51秒
4位  フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)  +1分02秒
5位  ドリュー・モレ(トレンガヌ・INC・TSG・サイクリング・チーム)  +1分29秒
6位  サム・クローム(チーム右京)  +2分03秒
7位  石橋 学(チームブリヂストンサイクリング)  +2分16秒秒
8位  小林 海(ジョッディ・ヴィクトリア・パロマー)  +2分45秒
9位  アドリアン・ギロネット(インタープロサイクリングアカデミー)  +3分25秒
10位  増田成幸(宇都宮ブリッツェン)  +4分01秒

17位  オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)  +7分36秒
71位  安原大貴(マトリックスパワータグ)  +1時間32分分27秒

【ポイント総合】
1位  フェデリコ・ズルロ(ジョッディ・ヴィクトリア・パロマー)  87p
2位  窪木一茂(チームブリヂストンサイクリイング)  80p
3位  オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)  75p

【山岳賞】
1位  フィリッポ・ザッカンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)  33p
2位  クリス・ハーパー(チーム・ブリッジレーン)  15p
3位  エミール・ディマ(ジョッディ・ヴィクトリア・パロマー)  12p

【チーム総合】
1位  チーム右京  +59時間37分53秒
2位  マトリックスパワータグ  +1分41秒
3位  インタープロサイクリングアカデミー  +8分14秒

photo by Satoru Kato, Shizu Furusaka

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年8月30日時点)
1位 宇都宮ブリッツェン 5,716p
2位 KINAN Cycling Team 4,381p
3位 マトリックスパワータグ 3,711p
4位 愛三工業レーシングチーム 3,332p
5位 TeamUKYO 2,729p
6位 弱虫ペダル サイクリングチーム 2,527p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年8月30日時点)
1位 小野寺 玲 1,587p
2位 ルバ トマ 1,498p
3位 ホセ トリビオ 1,497p
4位 増田 成幸 1,480p
5位 山本 元喜 1,462p
8位 レオネル キンテロ 1,289p