RACE REPORT

ツアー・オブ・ジャパン 第1ステージ 堺 

日付:
2024年04月27日
開催地:
大阪府堺市 大仙公園周回コース
距離:
堺国際クリテリウム 2.7km x 10周 27km、 TOJ堺ステージ個人ステージ 2.6km x 1周
天候:
晴れ 気温27℃
出走:
ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, オールイス アルベルト アウラール, 佐野 淳哉, 小森 亮平, 安原 大貴

UCI Asia Tour 2.1 
5/19(日)~5/26(日)全8ステージ 
総走行距離 767.6km 総獲得標高12,854m
出走選手:6名 フランシスコ(パコ)・マンセボ、ホセ・ビセンテ・トリビオ、オールイス・アウラール、佐野淳哉、小森亮平、安原大貴

第1ステージ 堺日付:2019年5月19日(日)
開催地:大阪府堺市 大仙公園周回コース
距離:堺国際クリテリウム 2.7km x 10周 27km、 TOJ堺ステージ個人ステージ 2.6km x 1周 
天候:晴れ 気温27℃ 

“オールイス・アウラールが堺国際クリテリウム優勝!!TOJ第1ステージ3位!”

国内最大のステージレースがいよいよ開幕。ここから国内はトップシーズンへ突入となる。
メンバーは直前までスペインでのUCI1クラスで鍛えこのレースへ臨む。レジェンドマンセボを筆頭に秘めた実力は底知れないオールイス、そしてシーズン初めから海外レースをこなしてきた佐野、大貴、小森もモチベーションは高い。
大阪~東京を東海道のように繋ぐ8日間、スタート地は地元大阪、シーズン唯一の地元で開催する公式レースでもある。
堺ステージは開幕を大々的にアピールする場、本戦を前に恒例のクリテリウムでお披露目をする。
マトリックスとしてはやはり地元に花を飾りたい、前晩ミーティングで狙いを定める。

◆堺国際クリテリウム
スタートから活性し代わる代わるアタックして先頭に出る。10周回と短いレースだけにチャンスは少なく頻繁に入れ替わる状態。マトリックスも4周目に大貴が抜け3名で先行を続けるが翌周には吸収、今度は佐野が抜け別の3名と逃げを打つ。
佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
クリス・ハーパー(チーム・ブリッジレーン)
シガ・ルチガイ(リュブリャナ・グスト・サンティック)

引きの強さはやはり一目置かれる佐野、この逃げは吸収されることなくラストラップまで続く。

マトリックスは狙い通りこちらの流れに持ち込んだ。メインではシマノレーシングのトレインにパコの誘導で前方へ位置取りし、佐野牽きのままで先頭をキャッチ。パコはそこからオールイスへ繋ぎ発射。
抜けたオールイスにイメリオ・チーマ(NIPPO-VINI FANTINI-FAIZANE)も出てくると2名でのゴールスプリント。オールイスはチーマを差し切り勝利!チームは本戦を前に幸先良いスタートとなった。

【結果】
1位 オールイス・アルベルト・アウラール(ベネズエラ、マトリックスパワータグ) 35分1秒
2位 イメリオ・チーマ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ) +0秒
3位 ユーセフ・レグイグイ(アルジェリア、トレンガヌ・INC・ TSG・サイクリングチーム)
4位 ニコラス・ホワイト(オーストラリア、チーム・ブリッジレーン)
5位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
6位 ベンジャミン・ヒル(オーストラリア、リュブリャナ・グスト・サンティック)

10位  フランシkスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
13位  安原大貴(マトリックスパワータグ)
16位  ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
46位  小森亮平(マトリックスパワータグ
91位  佐野淳哉(マトリックスパワータグ)

◆第1ステージ 堺
午後からはいいよいよ本戦、ツアー・オブ・ジャパンの始まり。
翌日からのロードレースはアップダウンのあるコース設定が多いためグループ分断が多いが、トップメンバーの集団ゴールではここのタイムが活きてくる。コーナーきついTTのコースだが快晴でドライ路面、そして風も少なくタイムが出そうなコンディション。昨年のトップタイムは3分12秒、風の影響は出てくるが指標となる。30秒毎、96名がスタートした。

3分20秒前後のタイム争いからスタートしたが、13番目にスタートしたクリス・ハーパー(チーム・ブリッジレーン)がいきなり3分10秒58を叩き出し、後半まで更新されることなくホットシートに座る。後半50番目のアダム・トーパリック(チーム・ザワーランド)が3分10秒31で僅差更新すると、いよいよ強豪勢たちの争い。ここで69番目の岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が3分6秒69と大きくトップタイム更新、この圧倒的な最速タイムは、最終猛者が次々挑むも届かず岡の勝利。オールイスも届かなかったが2秒差の3位。チーム総合も5位につけ、好位置で翌日からのロードレースを戦う。

【第1ステージ結果】
1位  岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)   3分6秒69
2位  窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)  +0秒59
3位  オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)  +1秒33
4位  レイモンド・クレダー(チーム右京)  +2秒84
5位  アダム・トーパリック(チームザワーランフド)  +3秒62
6位  クリス・ハーパー(チーム・ブレッジレーン)  +3秒89
7位  ペア・クリステイアン・ミュンスターマン(チーム・ザワーランド)  +3秒96
8位  増田成幸(宇都宮ブリッツェン)  +4秒07
9位  エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)  +4秒24
10位  ミコラス・ホワイト(チーム・ブリッジレーン)  +4秒89

25位  フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
27位  佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
53位  ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
67位  安原大貴(マトリックスパワータグ)
80位  小森亮平(マトリックスパワータグ)

【チーム総合】
1位  チーム・ブリッジレーン  9分31秒
2位  宇都宮ブリッツェン  +1秒
3位  チーム右京  +4秒
4位  チーム・ザワーランド  +6秒
5位  マトリックスパワータグ  +8秒

photo by Satoru Kato