RACE REPORT

JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ

日付:
2018年09月02日
開催地:
渡栃木県栃木市藤岡町内野(河川区域内) 渡良瀬遊水地内谷中湖北ブロック(5.3km/1周)
距離:
15.9km(5.3km×3周回)
天候:
曇りのち雨 気温25℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 安原 大貴, 向川 尚樹

”佐野淳哉が3位!”

ⓒgg_kasai

Jプロツアー第17戦(レイティングAA 個人ポイントのみ)

2日目は恒例のタイムトライアルチャンピオンンシップ(以下TT)。前日TTTはチーム戦のため個人ランキングへの反映は無いが、TTは総合争いにも影響してくる。今年の全日本TTチャンピオンでもありツアーリーダーでもある窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)が最有力候補。そしてこれまで幾度もタイトルを獲っている増田成幸(宇都宮ブリッツェン)もその復調ぶりを前日に見せている。もちろん昨年の覇者である佐野淳哉も負けてはいない、前日の走りでその好調ぶりはしっかりと確認できている。上位は間違いなくこの3名が含まれるであろう、そして他にもチームブリヂストンサイクリングや宇都宮ブリッツェンは個々にTTも強い。マトリックスも幾度もタイトルを獲っているホセがいる。ロードレースとは異なる静かな激しい戦いが始まる。

昨年の最速ラップタイムは佐野のラスト6分31秒で、6分40秒台での争いから上位のタイムは20分台前半。今年も同様だと思われるが湿度の高い曇天で例年より風が少ない、前日のTTTと似たようなコース状況となっている。このまま天候が持てばよいが雨天になるとかなり状況が異なる。105名を現ランキングに基づき約20名ごとに分けた全5ヒートで1分間隔での出走。上位候補は意外に分散しているが、多くは最終ヒートに含まれ、マトリックスはホセ、アイラン、そして最終2番目で佐野、最終はリーダー窪木がスタートする。

ⓒKENSAKU SAKAI
ⓒKENSAKU SAKAI
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ラップ7分台、タイム21~22分台からスタートしている中、第1ヒートに含まれていたTTスペシャリスト阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が20番目に出走し20分32秒、いきなりハードルを上げる。そして怪我のため休戦していた増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が早々30番目に出走し、最速ラップ6分31秒でなんと19分43秒のコースレコード。後半の上位候補者へ強いプレッシャーがかかる。

以降はTT強い宇都宮ブリッツェン勢などが次々とタイムを出していくが19分をきることはできず増田には届かない、そして最終ヒートへ・・・
83番目のホセがスタートラインにつく頃に雨が勢いよく降り出し風も出てくる。

ⓒKENSAKU SAKAI

すっかりウェットになったコースへ向けてホセがスタート。このコンディション変化の影響もありホセはタイムが伸びず暫定5位タイムでのゴール。

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その後の上位候補者もタイムが出ずラップは6分40秒台から抜け出せない。

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止まぬ雨の中、いよいよ佐野がスタート。

ⓒKENSAKU SAKAI

そしてその1分後にリーダー窪木がスタートした。

後半型の佐野は1周目を6分46秒、昨年の1周目より早い。

ⓒKENSAKU SAKAI

いつもであれば一気に2周目から上げていくが雨天の影響か思うようにタイムが上がる様子がない。

ⓒKENSAKU SAKAI

一方の窪木は1周目をなんと6分33秒、空を切るような走りで2周目へ抜けていく。佐野は2周目を6分44秒でラストラップへ、かかり苦戦している様子が窺える。

ⓒKENSAKU SAKAI

得意のラスト一気上げでも増田へ届くのはかなり厳しいタイム差となってきた。

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そこへ帰ってきた窪木は6分36秒、トップの増田を上回ったままラストラップへ。佐野はタイムが上がらないまま20分24秒でゴール、

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そして窪木はラストラップ6分31秒へ上げて19分41秒の更にコースレコード更新でゴールし増田を抜いて優勝。佐野は3位となった。

ⓒKENSAKU SAKAI

前日TTTからのコンディショニングも大きな要素。窪木、増田ともにそれを含めて強さを見せた結果、佐野にはやはり疲労度が影響していたと思う。そしてそれはチーム力の影響も大きい、とコメントする監督。TTTとTTの連戦は、これも厳しいチーム戦であったことは否めない。シーズン一度しかないこの競技、来年は勝利したい。
直ぐにツールド北海道、整えUCIレースへ臨みます。


【結果】
1位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) 19分41秒9
2位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +1秒
3位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +42秒
4位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +44秒
5位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +45秒
6位 才田直人(リオモ・ベルマーレレーシングチーム) +48秒
7位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
8位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)
9位 原田裕成(チームブリヂストンサイクリング)
10位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
17位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
33位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
49位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
DNF 土井雪広(マトリックスパワータグ)

photo by KENSAKU SAKAI,gg_kasai

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年10月11日時点)
1位 マトリックスパワータグ 8,316p
2位 宇都宮ブリッツェン 7,332p
3位 KINAN Cycling Team 6,311p
4位 愛三工業レーシングチーム 5,558p
5位 TeamUKYO 4,290p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年10月11日時点)
1位 レオネル キンテロ 3,084p
2位 ホセ トリビオ 2,772p
3位 大前 翔 2,695p
4位 ルバ トマ 2,079p
5位 山本 元喜 1,977p