RACE REPORT
ツール・ド・熊野2018 第1ステージ赤木川清流
- 日付:
- 2024年10月14日
- 開催地:
- 和歌山県新宮市 熊野川町周回16.3kmコース
- 距離:
- 15.4km+16.3km×6周回=113.2km HP×1回、KOM×2回
- 天候:
- 晴天 気温25℃
- 出走:
- アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 安原 大貴, 向川 尚樹
UCIアジアツアー2.2
5/31(木)~6/3(日)三重県、和歌山県の紀州地域 全4日間プロローグ+3ステージ
総走行距離 = 327.5km
【第1ステージ 赤木川清流】
日付:2018年6月1日(金)
開催地:和歌山県新宮市 熊野川町周回16.3kmコース
距離:15.4km+16.3km×6周回=113.2km HP×1回、KOM×2回
天候:晴天 気温25℃
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、向川尚樹
緩やかなアップダウンを含む平坦基調のコース。テクニカルではあるがタイム差がつきづらく集団ゴールの可能性が高い。新宮市内をパレードでスタートし美しい熊野川沿いのコースに出てからのスタートとなる。レース前、メンバーはチームメイト和田力の墓前で手を合わせレースの健闘を誓う。このステージはここ数年いつも爽やかな晴天、スタートする頃にはかなり暑くなるだろう。
スタートから有力チームが前方を固めてのハイペース、序盤でふるいにかけておきたい意思で協調しペースを上げていく。20回大会だけにホームチームのキナンサイクリングチームが勝利を重大ミッションとして参戦しており、見せ場づくりも含めて積極的に動くのは間違いない。集団でもきれいに隊列を作っている。
2周目のKOMへ向けて早々から佐野がアタックをかけて先行を始める。佐野のアタックに集団は序盤の挑発には乗らず容認の構えだったが、中島康晴(キナンサイクリングチーム)、木村圭佑(シマノレーシング)が便乗すると状況善しとせずこれを追走、佐野はKOMへは届かず吸収される。カウンターで出た畑中勇介(チーム右京)が1回目のKOMを獲り、代わって出たキナンを含む3名が先行。集団は落ち着かずアタックが散発しながらの進行で3周目、39km地点のトンネル区間内で集団落車が発生、その際に転倒した選手が中央フェンスをなぎ倒しコースを遮断してしまうアクシデントが起きる。
レースは中断し、この復旧作業を待つ。しかし復旧のメドは立たず、審判、主催者、チームマネージャーでのミーティングにより、残念ながらこのステージはキャンセルが決定された。
毎年温かく出迎え声援を送っていただく地元の方々へ向けて2周回パレード走行を行い、ゴールして終了することになった。
途中結果はKOMのみが更新され、他は全てプロローグのタイムを持ち越し。これで翌日の山岳クイーンステージが全てとなることは間違いなく、スタートからかなり激しいバトルが予想される。整え翌ステージで勝負をする。
[第1ステージ結果]
1位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 50’78
2位 ケイデン・グローヴス(オーストラリア、セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム) +1’09
3位 黒枝士揮(愛三工業レーシング) +1’17
4位 秋田拓磨(シマノレーシング) +1’18
5位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +1’37
6位 大久保陣(チームブリヂストンサイクリング) +1’42
7位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) +1’63
8位 岡本隼(愛三工業レーシング) +1’88
9位 横山航太(シマノレーシング) +2’09
10位 原田裕成(チームブリヂストンサイクリング) +2’33
22位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +4
61位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +6
70位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +6
72位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +6
81位 向川尚樹(マトリックスパワータグ) +7
88位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +7
[チーム順位]
1位 宇都宮ブリッツェン 2分34秒
2位 シマノレーシング +2秒
3位 愛三工業レーシングチーム +3秒
13位 マトリックスパワータグ +12秒
photo by Satoru Kato