RACE REPORT

ツール・ド・熊野2018 プロローグ

日付:
2024年11月22日
開催地:
和歌山県新宮市 市田川沿いコース0.7km
距離:
0.7km
天候:
雨 気温20℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 安原 大貴, 向川 尚樹

UCIアジアツアー2.2
5/31(木)~6/3(日)三重県、和歌山県の紀州地域 全4日間プロローグ+3ステージ
総走行距離 = 327.5km


【プロローグ】 

日付:2018年5月31日(木)
開催地:和歌山県新宮市 市田川沿いコース0.7km
距離:0.7km
天候:雨 気温20℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、向川尚樹


TOJに続く国内UCIステージレース熊野。この時季恒例となっているこの大会も今年が20回目となり記念すべき大会となる。TOJでお手合わせの国内チームの他、Jプロツアーチームなど馴染みの顔も増えて少しほっとする雰囲気でもある。マトリックスは昨年この大会でホセが個人総合優勝を果たし、山岳賞、新人賞、ステージ表彰など最後まで表彰台を欠かさず終えた輝かしいメモリの大会。今年も表彰台を狙いチーム一丸で戦う。

ステージはたった3日のためこのプロローグの個人TTは影響が大きく重要。チームは毎回このTTでのタイムで苦戦を強いられるのでなんとか稼いでいきたい。
梅雨入りもして当日はしっかり雨。。。幸いにも今年は初日のみが雨予報で大会中は回避できそう。しかしTTのコースは川沿いほぼUターンでの直線折り返したようなコース、以前からコーナーで滑る危険性が高く慎重にならざるを得ない。このコーナーを攻めれる者がトップタイムを出していく。

出走選手109名が30秒毎にスタート、マトリックスは向川、大貴、土井、佐野、アイラン、ホセの順でスタート。
4番出走のフェン・チュンカイ(チャイニーズタイペイナショナルチーム)が54秒65を出し、これがひとつのボーダーとなっていく。22番出走の原田裕成(チームブリヂストンサイクリング)が53秒12で大きくトップタイムを更新。しかしこのタイムにはなかなか届かず、後半までホットシートに座る。
後半、63番出走の横山航太(シマノレーシング)が52秒88とかなり大きくトップ更新し勝負は後半戦へ。直ぐにカーテン・グローヴス(セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム)が更に51秒87でトップに立つと、各チーム最終のエース格が挑むがこのタイムへはなかなか届かない。

そして最終から6番目の阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)、ここで50秒72と大更新プロローグ優勝。マトリックスはタイムを出せずほぼ5秒前後の差となり、これからが厳しい。

アイラン・フェルナンデス

順位はアイランの22位が最高位となった。
翌日からのロードレースで挽回していく。

ホセ・ビセンテ・トリビオ
佐野淳哉
土井雪広
安原大貴
向川尚樹

[プロローグ結果]
1位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 50’78
2位 ケイデン・グローヴス(オーストラリア、セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム) +1’09
3位 黒枝士揮(愛三工業レーシング) +1’17
4位 秋田拓磨(シマノレーシング) +1’18
5位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +1’37
6位 大久保陣(チームブリヂストンサイクリング) +1’42
7位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) +1’63
8位 岡本隼(愛三工業レーシング) +1’88
9位 横山航太(シマノレーシング) +2’09
10位 原田裕成(チームブリヂストンサイクリング) +2’33
22位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +4
61位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +6
70位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +6
72位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +6
81位 向川尚樹(マトリックスパワータグ) +7
88位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +7


[チーム順位]
1位 宇都宮ブリッツェン 2分34秒
2位 シマノレーシング +2秒
3位 愛三工業レーシングチーム +3秒
13位 マトリックスパワータグ +12秒

photo by Satoru Kato