RACE REPORT

ツアー・オブ・ジャパン2018 第8ステージ東京

日付:
2018年05月27日
開催地:
東京都港区 日比谷シティ前~大井埠頭7.0km周回コース
距離:
14.7km+7.0km×14周回=112.7km SP×3回
天候:
快晴 気温24℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 安原 大貴

UCIアジアツアー2.1
5/20(日)~5/27(日)堺~東京までの全8日間8ステージ
総走行距離 = 764.0km
総獲得標高 = 12,982m


【第8ステージ東京】

日付:2018年5月27日(日)
開催地:東京都港区 日比谷シティ前~大井埠頭7.0km周回コース
距離:14.7km+7.0km×14周回=112.7km SP×3回
天候:快晴 気温24℃ 
出走選手:5名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴


大阪の堺から始まり~8日間かけてやってきた最終ステージ東京。ここまでハードレースが続いてきたが、伊豆ステージで総合成績はほぼ決まり。気持ちを切り替えて晴れ晴れとスタート地点に立つ。
マトリックスはホセの総合8位が最高位、トップとは2分もの差があり、この平坦ステージでの逆転は先ず難しい。ここはスプリンター達の出番、そしてチームワークの見せ所、アイランをエースに最後のスプリント勝負でステージ勝利を狙う。

ⓒSatoru Kato

周回コースに入ると直ぐに3名が先行、総合に絡まないメンバーでもあり、この逃げをメインは容認し集団は完全に落ち着く。リーダーのキナンサイクリングチームがコントロールし、2分前後の差を保って周回を重ねる。

草場啓吾(日本ナショナルチーム)
チェン・キンロ(HKSIプロ・サイクリング・チーム)
中田拓也(シマノレーシングチーム)

ⓒSatoru Kato
ⓒSatoru Kato

状況は変わることなく周回を重ね、2周、6周、10周で設置されているスプリントポイントはこの3名で争われていく。マトリックスは集団後方で落ち着き、アイランの傍には土井がしっかりとついている。
残り5周回辺りから、メイン内でそろそろと隊列が揃い始める。マトリックスも少しずつ集団中央辺りへ、タイム差はじわじわと詰めて1分30秒ほど。残り4周、先頭からチェン・キンロがアタックし単独逃げ始める。

ⓒSatoru Kato
ⓒSatoru Kato
ⓒSatoru Kato
ⓒSatoru Kato

残り2周、残る先行メンバーは吸収し、まだまだ少しずつペースを上げて詰めていく。先頭のチェンとの差は1分をきり、マトリックスも集団前方へ。そしてチェンを吸収し集団ひとつでラストラップへ、ここで佐野がカウンターアタックをかける。
ラストラップだが残り距離は7km、まだ早いと見た集団はこの陽動には乗らない。その間に集団前方はチーム・イルミネイトが固め完全隊列を成している。各チーム激しく位置取りしながら集団はハイペースとなり、佐野を吸収、マトリックスは隊列が組みきれないまま、、、そして決め手となる最終2コーナーをチーム・イルミネイトが固めたままホームストレートへ。

ⓒSatoru Kato

その後ろは激しい位置取り争いで幾度もクラッシュ寸前の危険な動き、各チーム隊列は崩壊しバラバラの状態でのホームストレート、そしてゴールスプリントへ。冷やりとするシーンの脇から自力で上がっていくアイラン、いち早くゴールに届いているのはマルティン・ラース(チーム・イルミネート)、大きく手を挙げ堂々の優勝。そこへねじり込んでアイランは3位に入る、悔しい3位だが最後まで粘り戦った結果。

ⓒShingo Fujimaki

そして、チーム・イルミネイトの見事なチームワークでの勝利だった。

最終ステージを終え長かったツアーレースが終了。今回もやはり終盤の富士ステージが総合順位の決め手となり、エースのホセを争える圏内まで持ち込むことができたが、最終チャンスである翌日の伊豆ステージで上げることができず、ホセの個人総合8位がチーム最高位の成績でツアーを終えた。

表彰台を狙って臨んだツアー・オブ・ジャパンは表彰台へ届かず終了となりました。幾度も惜しいところまで戦えた分、悔しい思いは強く残る結果。しかし可能性は十分に感じられた内容であり、次戦へ向けての糧とし執念を持って進みます。

[東京ステージ結果]
1位 マルティン・ラース(チーム・イルミネイト 2時間23分12秒
2位 アンソニー・ジャコッポ(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +0秒
3位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ)
4位 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)
5位 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
6位 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)
7位 中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
8位 中川拳(日本ナショナルチーム)
9位 オリバー・ウッド(JLTコンドール)
10位 デビッド・ペル(バーレーン・メリダ)
30位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
56位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +24秒
60位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +34秒
62位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +46秒


【個人総合】
1位 マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム) 19時間57分25秒
2位 ハーマン・ペーンシュタイナー(バーレーン・メリダ) +35秒
3位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) +53秒
4位 クリス・ハーパー(ベネロング、スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +1分27秒
5位 グレガ・ボレ(バーレーン・メリダ) +1分40秒
6位 サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +1分55秒
8位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +2分08秒
34位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +30分57秒
40位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +38分13秒
50位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +44分50秒
53位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +48分05秒


[チーム総合]
1位 キナンサイクリングチーム 59時間58分13秒
2位 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム +0分45秒
3位 チーム・イルミネイト +4分09秒
10位 マトリックスパワータグ  +49分58秒


photo by Satoru Kato, Shingo Fujimaki

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年8月30日時点)
1位 宇都宮ブリッツェン 5,716p
2位 KINAN Cycling Team 4,381p
3位 マトリックスパワータグ 3,711p
4位 愛三工業レーシングチーム 3,332p
5位 TeamUKYO 2,729p
6位 弱虫ペダル サイクリングチーム 2,527p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年8月30日時点)
1位 小野寺 玲 1,587p
2位 ルバ トマ 1,498p
3位 ホセ トリビオ 1,497p
4位 増田 成幸 1,480p
5位 山本 元喜 1,462p
8位 レオネル キンテロ 1,289p