RACE REPORT

JBCF タイムトライアル南紀白浜

日付:
2024年12月11日
開催地:
和歌山県西牟婁郡白浜町 旧南紀白浜空港跡地
距離:
20km(2.0km × 10周回)
天候:
晴れ 気温20℃
出走:
向川 尚樹, ホセ ヴィセンテ トリビオ, 吉田 隼人, アイラン フェルナンデス, 安原 大貴, 田窪 賢次

今年から設定が多くなったチームタイムトライアル。
付与ポイントが高く、またチームの連携や実力の見せどころでもあり注目度が高い。

このコースでは3回目。しかし、毎回コース周長が異なり参考実績が無い。
一昨年・・・周長2.5km×6=15km トップタイム19分55秒55
昨年・・・ 周長1.5km×10=15km トップタイム22分10秒03 全然違う。

強い海風の影響がかなり出るのと、周回数に伴うコーナー数の増減もタイムに影響する。
マトリックスは昨年ペナルティを受け苦い思いをさせられた。皆で固くリベンジを誓う。

今年も3チームごとのヒート制で全6ヒート。マトリックスは最終ヒート、また強風酷くなる時間帯。
宇都宮ブリッツェン、マトリックス、Team UKYO の順でスタートする。
オスカル・プジョルなど今期最強と言われる布陣のTeam UKYOには、やはり注目が集まっている。

心配されていた天候は予想外れなぜか晴れ。ということは風が強い。
この前に行われたエリートクラス2周の個人TTトップは5分09秒29。ラップ2分30秒前後が目安か。

27分台の争いから徐々に26分台の争いへ。3ヒート目で26分28秒34、4ヒート目には26分06秒80。やはり25分台争いとなりそう。
5ヒート目、TTスペシャリストの佐野を欠いていたのにも関わらず、那須ブラーゼンが25分03秒70といきなりジャンプ更新。
いよいよ最終6ヒート目に入る。

いよいよスタート

 

日が傾き始め、やはり風が強くなってきた。
前後ブリッツェン、UKYOとの差に注意しながら、ラップ2分30秒を目安。
スタートから順調な走り出し、ラップ2分30秒切りで周回を重ねる。
しかしUKYOには-3秒ほどの差、ブリッツェンには+5秒ほど。

順調な走り出し
順調な走り出し

速度が上がった中盤、徐々にメンバーが切れ始め早々に3名となってしまった。

ペースが上がる
ペースが上がる


残るホセ、アイラン、吉田。ここでタイムが一気に落ちUKYOとの差が開く。
残り3周回、後半型のブリッツェンがじわじわと追い上げてきた。
マトリックスもここでタイムを上げて3名ながらも粘りを見せる。残り2周、タイムを元に戻してきた。

3名に・・・最後まで粘る
3名に・・・最後まで粘る

ラストラップ、全くタイムが落ちない快調なTeam UKYO、何とかブリッツェンは上回りたい。
かなりよいペース、守りきれるか・・・
ところがゴールで悔しいレーンミス。大きくロスタイムし、ブリッツェンより5秒遅れでのゴールとなった。
結果、Team UKYOの圧勝。那須ブラーゼンが食い込み2位、マトリックスは4位、悔しくも表彰台を逃した。

リベンジならず。翌日のクリテリウムでの挽回を狙う。


【監督コメント】
う~ん、、、向川が走ってるようじゃなあ。


【順位】
1位 Team UKYO 25分02秒55
2位 那須ブラーゼン +01秒
3位 宇都宮ブリッツェン +08秒
4位 マトリックスパワータグ +13秒
5位 イナーメ信濃山形 +1分04秒
6位 レモネードベルマーレレーシングチーム +1分11秒

photo by Hideaki TAKAGI