RACE REPORT

JBCF 伊吹山ドライブウェイヒルクライム

日付:
2024年04月27日
開催地:
岐阜県不破郡関ヶ原 伊吹山ドライブウェイ(全長15km 標高差1035m)
距離:
10.7km(標高差800m 平均勾配7.5% 最急勾配10%)
天候:
晴れ 気温15℃
出走:
ベンジャミ プラデス, ホセ ヴィセンテ トリビオ, アイラン フェルナンデス, 安原 大貴, 田窪 賢次

JBCF 伊吹山ドライブウェイヒルクライム
Jプロツアー第2戦

第2戦はヒルクライム。今年は残雪の影響で距離が5km短縮、10.7kmとなった。

5kmの短縮は大きく、短いレースは間違いなく激しいロードレース展開となるであろう。
マトリックスは他レースなどが重なったこともあり5名と少数だが、ホセの3連覇をかけチーム一丸となって戦う。
スタートからアタック戦となることを予想し、ホセも慎重なウォーミングアップで整えている。

3連覇を狙うホセ、入念なウォーミングアップ
3連覇を狙うホセ、入念なウォーミングアップ

ここ数日続いていた雨天から、当日はほっとするような晴れ、スタート時刻頃には随分と暖かくなってきた。

スタートから予想どおりアタックがかかり、早いペースでレースが進行。
集団は早くも縦長、マトリックスはホセを筆頭に前方に位置し動きを窺う。大貴、田窪はチェックにつく。

スタートからハイペース
スタートからハイペース

2km過ぎ、やはり動くのはTeam UKYO。土井雪広を先頭にペースが上がると、オスカル・プジョルが抜け出す。
反応するホセ、AISAN Development Teamの中根英登とともに追走、UKYO勢がぴったりとマークしている。
応戦体制をとっていたマトリックスは、ベンジャ、アイランが追いつき、ここでプジョルは吸収。
しかし、今度は即Team UKYOのパブロ・ウルスタンがアタック。
マトリックスはまたも追う形に、UKYO勢に先手を打たれる展開。

既に6km地点、先頭で叩き合っているのは8名。
ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)
オスカル・プジョル(Team UKYO)
パブロ・ウルスタン(Team UKYO)
ダニエル・ホワイトハウス(Team UKYO)
土井雪広(Team UKYO)
中根英登(AISAN Development Team)

アタック戦。ホセ、アイラン、ベンジャで応戦
アタック戦。ホセ、アイラン、ベンジャで応戦

ホセはウルスタンを吸収直後に自らカウンターアタックをかけるが、吸収されてしまう。
今度はプジョルがカウンターアタック、UKYO勢の固めに追うことができない。
ベンジャ、アイランが遅れ、マトリックスの追走はホセのみとなってしまう。

応戦するホセ
応戦するホセ

プジョルは単独先行を続ける。勢いが抑えられたホセらのグループには後続から数名が合流してくる。
その間にプジョルは後続に30秒ほどの差をつけ単独ゴール。
後続からホセ、ウルスタン、中根が抜け2位争い。やはり脚を使ったかホセは4位でのゴールとなった。

ホセ4位でゴール
ホセ4位でゴール

予想以上に激しい叩き合いのロードレースは、Team UKYOのチーム力を見せ付けられるものだった。
マトリックスは、選手の不調や人数的な部分も大きく影響してしまう結果となった。
しかし、持てる全戦力を使い連携できていたことに、手応えも感じている。

続く連戦、前進あるのみ。頑張ります。

【監督のコメント】
今回もまたUKYOにやられたけど、あそこは大崩れはせんと思うけど、次はやったる!と・・・

【順位】
1位 オスカル・プジョル(Team UKYO)27分05秒
2位 パブロ・ウルタスン(Team UKYO)+33秒
3位 中根英登(AISAN Development Team)+34秒
4位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+37秒
5位 畑中勇介(Team UKYO)+41秒
6位 ダニエル・ホワイトハウス(Team UKYO)+44秒
7位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+46秒
8位 武末真和(Team JBCF)+50秒
9位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+55秒
10位 土井雪広(Team UKYO)+58秒
11位 アイラン・フェルナンデス
14位 安原大貴
31位 田窪賢次