RACE REPORT

JBCF宇都宮クリテリウム

日付:
2018年05月12日
開催地:
栃木県宇都宮市清原工業団地内 右回り3.0kmコース
距離:
60.0km(3km × 20周回) 5,10,15周回にスプリント賞
天候:
晴れ 気温24℃
出走:
アイラン フェルナンデス, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 安原 大貴, 向川 尚樹, 間瀬 勇毅

”アイラン・フェルナンデスが2位!Jプロツアー4連続表彰台!”

photo by Shizu Furusaka

Jプロツアー第7戦(レイティングAc)

Jプロツアー今回は宇都宮での2連戦、もはや聖地と呼べるほどこの地へ出向く頻度が高く今シーズン2度目。例年は冬残る3月での開催だったが、今年は新緑の5月へと開催時期が変更。そして、予選→決勝方式ではなく、出走人数を6名制限の一発決勝へ変更となった。

マトリックスはエースのホセが出走せず、アイランを主に6名での参戦。昨年勝利した大会だけに今季も勝利したい。
このコースは最終コーナーからゴールまでの直線が短いため最終ラップのバックストレートからコーナーへの位置取りが全て。如何にそこへ繋ぐチームの動きがとれるかが鍵。最終アイランへ繋ぐため司令塔の土井を中心にミーティングをする。

photo by Satoru Kato
photo by Satoru Kato

当日は気持ちよい晴天、自転車王国を掲げるだけに宇都宮の人々は歓迎してくれ会場の賑わいも華やか。しかしここは宇都宮ブリッツェンの本拠地でもあり、この大会は決死で臨んでくるであろう。
大勢の観客に囲まれながら決勝がスタート、3kmしかないコースでの20周は早い。5周ごとに設定されたスプリント賞は賞金がかかるため緩むことなく活性し続ける。
スタートから散発的にアタックがかかるも集団は許さない構えで吸収していく。ペースは緩むことなく先頭を司るチームがめまぐるしく入れ替わっていく。

マトリックスは集団前方に位置するが大きくは動かず、宇都宮ブリッツェンも同じ。やがて5周目のスプリント賞へ向けて4名の逃げが形成。メインはこれを容認し落ち着く。

中田拓也(シマノレーシング)
柴田雅之(那須ブラーゼン)
山本大喜(KINAN Cycling Team)
白川幸希(VICTOIRE 広島)

photo by Satoru Kato

スプリント賞を終えると柴田は戻り先頭3名。メインとは30秒ほどの差で保ち周回を重ねていく。
やがて2回目のスプリント賞を終えレースは折り返し。先頭は変わらず30秒前後で順調、メインはそろそろと位置取りが始まりカラーが揃い始める。マトリックスは変わらず集団前方の2,3番手辺り。
その様子見合いの動き影響か、14周目になるとやや先頭との差が開き始める。1分近くになった辺りでメインはペースアップの動き、そこで佐野が先頭に立ち集団を引き始める。

photo by Satoru Kato

宇都宮ブリッツェンも協調し阿部が加わるが、マトリックスは佐野が積極的に引き間瀬、向川と先頭を固める。
3回目のスプリント賞を終え先頭は終了モード。しかし山本が残り単独で先行、その差はなかなか詰まらないようだが少しづつ縮まり20秒ほどで射程圏内。宇都宮ブリッツェン、シマノレーシングなど終盤へ向けて余力コントロールの動きだが、佐野がまだ引きそのまま捕らえに行く動き。残り2周、メインは位置取りが始まっている。

ラストラップへ入るとシマノレーシングが隊列で先頭を取りそのまま山本を吸収しながら列車の速度を上げていく。そこまで引いた佐野は離脱となってしまい、最終スピード戦力を欠くのは厳しい。その後ろは宇都宮ブリッツェン、マトリックスその後ろで隊列を組みホームストレートを抜ける。土井がアイランをしっかりと連れているが、この先のバックストレート中間のUターンからどの位置へ行けるか・・・争いが激しくなる。

激しく位置取り争いをしながらUターンをとったのは宇都宮ブリッツェン。被されながら応戦するシマノもここで頭をとられてしまう、非常に不安定な集団の動きから何とか抜けてブリッツェンの後ろへついたのは土井とアイラン。チームは分断され厳しい状況。シマノ、キナンも分断、それぞれコーナーまでで体制の立て直しを計る。

photo by Shizu Furusaka

宇都宮ブリッツェンの隊列は見事、先頭をキープしてしっかりチームでの体制をとっている。マトリックスはなかなか揃わない。土井とアイランが何とかブリッツェンの後ろに入ったまま最終コーナーを抜けゴールスプリントへ。
宇都宮ブリッツェンの完璧な体制から発射されたのは小野寺玲。ひと際伸びて堂々の勝利、自力で勝負したアイランが2位へ食い込んだ。

勝利したことがあるこのコースだけに、望ましい状況か解っていながらの今回のレースは反省点が多い。劣勢ながら2位へ食い込んだアイランのためにも翌日のロードレースはしっかり立て直したい。

【結果】
1位 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン) 1時間21分50秒
2位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +0秒
3位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)
4位 中島康晴(キナンサイクリングチーム)
5位 黒枝咲哉(シマノレーシング) +1秒
6位 横山航太(シマノレーシング)
13位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
30位 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ)
31位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
51位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
83位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)

photo by Satoru Kato & Shizu Furusaka

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年8月30日時点)
1位 宇都宮ブリッツェン 5,716p
2位 KINAN Cycling Team 4,381p
3位 マトリックスパワータグ 3,711p
4位 愛三工業レーシングチーム 3,332p
5位 TeamUKYO 2,729p
6位 弱虫ペダル サイクリングチーム 2,527p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年8月30日時点)
1位 小野寺 玲 1,587p
2位 ルバ トマ 1,498p
3位 ホセ トリビオ 1,497p
4位 増田 成幸 1,480p
5位 山本 元喜 1,462p
8位 レオネル キンテロ 1,289p