RACE REPORT
JBCF 宇都宮クリテリウム
- 日付:
- 2024年11月27日
- 開催地:
- 栃木県宇都宮市清原工業団地内コース(1周3.0km)
- 距離:
- 予選3.0km×5周=15km 決勝3.0km×20周=60km(5、10、15周回にスプリント賞)
- 天候:
- 晴れ時々曇り 気温16℃
- 出走:
- アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 吉田 隼人, 安原 大貴, 永良 大誠, 田窪 賢次
“Jプロツアー開幕戦 アイラン・フェルナンデスが3位!田窪賢次がピュアホワイトジャージ獲得”
Jプロツアー第1戦
日付:2016年3月20日(日)
開催地:栃木県宇都宮市清原工業団地内コース(1周3.0km)
距離:予選3.0km×5周=15km 決勝3.0km×20周=60km(5、10、15周回にスプリント賞)
天候:晴れ時々曇り 気温16℃
出走選手:8名 ホセ・ビセンテ、アイラン・フェルナンデス、永良大誠、土井雪広、佐野淳哉、吉田隼人、安原大貴、田窪賢次
2016年度Jプロツアー開幕!マトリックスもメンバー新たにいよいよ本格的なシーズンが始まる。
開幕戦に相応しい賑やかな宇都宮クリテリウム。前日にはチームプレゼンテーションがあり、各チーム今期の顔ぶれをお披露目。
当日は天候にも恵まれ、多くの観客で賑わう。たくさんのお声がけもいただき、選手たちのテンションも上がる。
マトリックスは土井、佐野の元全日本チャンピオン2名が加入。ベテランを支えにチーム力を上げ更なる上位を目指す。
コースは昨年と同様だが、昨年の大きなアクシデント改善にコースは逆周り。
下り基調ゴールで最終コーナーからゴールが200m弱、これまでとは異なる難しさもある。
また、人数制限のため予選→勝ち上がり決勝方式となった。
たった5周の予選はサバイバル、各クラス70名ほどから50名の上がり。先ずはこれをクリアすること必須。
[予選1組]アイラン、土井、佐野、永良
全体に落ち着いたペースで周回を重ねる。マトリックスは揃って前方に位置し最後まで位置キープ。
ゴール集団のままだったが、不安無く予選通過。
[予選2組]ホセ、隼人、大貴、田窪
1組とは異なりスタートから激しいハイペース展開。集団も不安定で落ち着かずアクシデントも度々。
マトリックスは前方位置をキープしているが隼人だけは最後尾で余裕。最後は田窪を連れて先頭に立ち落ち着いての予選通過。
ホセ、大貴もキープ位置からのゴール。マトリックス全員予選通過!
[決勝]
8名全員残したのはマトリックスの他、やはり宇都宮ブリッツエン、そしてシマノレーシング。
地元開催だけにブリッツェンは捨て身全力で戦うであろう。しかし年度占う開幕戦は譲れない、どのチームも狙っている。
マトリックスはスプリンター隼人をエースに、昨年の雪辱晴らすべく戦闘態勢で臨む。
予選では見られなかったものすごいハイペースでスタート。
各チーム牽制的に前に立つが、マトリックスはガッチリ先頭を固めコントロールする。
3周目には田窪含む5名抜けから佐野ら3名が追い付き、8名で先行。メインとは10~15秒差で逃げる。
佐野淳哉、田窪賢次(マトリックスパワータグ)
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
伊丹健治(KINAN Cycling Team)
秋田拓磨(シマノレーシング)
原田裕成(愛三工業レーシングチーム)
小畑郁(なるしまフレンドレーシングチーム)
今田裕一(ウォークライド・シクロアカデミア)
1回目のスプリント賞は小畑郁(なるしまフレンドレーシングチーム)が獲り、一旦落ち着いた先頭は翌6周目には吸収。
しかし吸収際からの代わって出るアタックに、そのまま反応した数名を含み新たな10名の逃げができる。
ここに再び乗ったのは田窪、増田、原田、そしてアイランも入っての10名
アイラン・フェルナンデス、田窪賢次(マトリックスパワータグ)
増田成幸、鈴木譲、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)
入部正太朗(シマノレーシング)
原田裕成(愛三工業レーシングチーム)
小坂光(那須ブラーゼン)
阿曽圭佑(KINAN Cycling Team)
小室雅成(ウォークライド・シクロアカデミア)
ここにTeam UKYOが入っていない。あくまでも最終集団スプリントへの姿勢なのか、しかし宇都宮ブリッツェンなど先頭の面々も脅威。
先頭の逃げは強力、8周目にはその差30秒。マトリックスはまだ集団スプリントを想定しメイン前方で静観。
やがて2回目のスプリントをアイランが獲る!この辺りからTeam UKYOがメイン前方に立ち一気にペースを上げて追い始める。
先頭もなかなか緩まず周回を重ねる。メインではオスカル・プジョルを筆頭にUKYOが全力引き倒しているが、その差なかなか縮まらない。
15周目に入りいよいよ終盤。ここで先頭から増田が単独アタック、先行する。この動きで先頭はばらけるが田窪が粘る。
一度は離れメインへ戻りかけたアイランだがメインとは縮まりつつあるがまだ微妙、再度先頭へ戻る。
メインからは佐野が追走の姿勢を見せ、他も追走の動きが出始め一時不安定となったが沈静、また先頭との差がやや広がる。
これで先頭は6名となった。
アイラン、田窪(マトリックスパワータグ)
増田、鈴木、阿部(宇都宮ブリッツェン)
入部正太朗(シマノレーシング)
先頭の主導権は完全にブリッツェン。メインはまだ20秒ほどの差。
残り3周回、まだメインはUKYOコントロールのまま牽制気味。逃げ切りの可能性も出てきた。
残り2周回、まだ先頭とは25秒差。マトリックスもメイン先頭に立ちUKYOとともに追い始めた。
集団のペースは一気に上がり差を縮めて行くが、先頭は緩まない。
マトリックスはアイランで勝負。逃げ続けている田窪はローテーション前に出ていることも多く、消耗は否めない。
ラストラップ、もうこの6名での勝負が濃厚。バックストレートからの位置を固め、最終コーナー立ち上がりから一気にゴール勝負へ。
メインもすぐ後ろに迫ってきたがもう追いつかない。
先頭は鈴木、その後ろにアイラン、その横に入部が並ぶ。鈴木そのまま先行し優勝、横から並んだ入部がアイランをかわし2位。
アイラン惜しくも3位。
逃げ続けた田窪は最後集団から追われながらも7位でU23のリーダーに!ピュアホワイトジャージを獲得した。
開幕戦はやはり獲りたかった。次戦狙って進みます。
【監督のコメント】
おととし1位で、去年2位、
今年は順番でゆーたら3位やなーってゆーてたら、ほんまになってしまった。
最悪
それと、レース中、UKYOのローテー始まって「UKYO追いついてくれ~」っと思って、桑原さんに話しかけよう思ったら
現役のころの悪役商会の顔になってて怖くて話かけられんかった。
【順位】
1位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) 1時間20分20秒
2位 入部正太朗(シマノレーシング) +0秒
3位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
4位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
5位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ(Team UKYO) +1秒
6位 福田真平(愛三工業レーシングチーム)
7位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
15位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
22位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
39位 永良大誠(マトリックスパワータグ)
63位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
77位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
89位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
photo by Hideaki TAKAGI