RACE REPORT

ツール・ド・生口島

日付:
2024年04月26日
開催地:
広島県生口島
距離:
-
天候:
-
出走:
永良 大誠, 向川 尚樹, ベンジャミ プラデス, 安原 大貴, エドワード プラデス

今年で第3回目の開催となるこの大会。マトリックスは初めての参戦。
日本学生連盟が運営しており、初日はクリテリウム、2日目はロードレースというスケジュールで行われた。
両レース共、公道を使用し、地元の方の応援の中、盛大に行われた。
参加チームはコンチネンタルチーム、実業団チーム、学生チーム、都道府県チームと、いつもとは違う構成で、愛三の選手が県チームで走ってるなど新鮮な雰囲気でレースの幕開けとなった。

初日:クリテリウムレース

初日のクリテリウムは生口島の中心街を完全封鎖し36km(1.4km×26周)で行われた。
コースには1箇所丘越えがあり、疲労が出だすレース後半、攻撃を仕掛けるポイントになる事が予想される。
レースは一番気温が上がる14:40分にスタート。
マトリックスはベンジャミ、エドワードをエースに2名を逃げさせる作戦でレースに臨む。
各チーム慎重なレース運びで、相手チームの出方を探りながらレースが進む。
徐々にペースが上がり、永良、大貴を中心に数名の抜け出しにチェックを入れる。
レースは後半に入り、各選手に疲労が見えはじめた所でレースは動いた。
1名そして1名と集団から抜け出し、入部(シマノ)クース(レモンアイランドスペシャルチーム)ベンジャミ(マトリックス)3名の逃げが形成される。
残り周回が5周となり集団とは30秒。追走にシマノ2名、そこにエドワード、向川がチェックに入る。
ベンジャミはスプリント勝負を避ける為に攻撃を仕掛けるものの決まらずスプリント勝負へ。
奮闘したもののベンジャミ3位でフィニッシュ。エドワードは4位でフィニッシュとなった。

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結果
1位 クース・ヤーレン・カース(レモンアイランドスペシャルチーム) 0:47’41″
2位 入部正太郎(シマノ)  0:47’41″
3位 ベンジャミ・プラデス(マトリックス) 0:47’41″
4位 エドワード・プラデス(マトリックス) 0:00’22″
14位 永良大誠(マトリックス) 0:00’30″
21位 安原大貴(マトリックス) 0:00’33″
23位 向川尚樹(マトリックス) 0:00’38″

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2日目:ロードレース

2日目のロードレースは105km(15km×7周)で行われた。
距離は105kmと比較的短めの設定だが、コースの中間地点に海抜0m?250mまで登る距離3km(平均斜度8%)の山岳が設定されている。
ここを7回登るので、サバイバルレースが予想される。
ベンジャミ、エドワードは登りが得意なので、マトリックスは集団をまとめて、このエース2名を登り勝負に専念させる作戦。
レースがスタートすると、昨日と同様にどのチームも慎重な動きを見せる。
顔色を伺いながら、マトリックスが前方を固めながらレースを進めていく。
レースが半分を消化した時、シマノが動きを見せる。エース核の畑中が海岸線の平坦区間で単独アタック、永良がこの動きに反応する。
集団は引き続きマトリックスで動かし、タイム差を確認しながらエースの発射に備える。
タイム差が2分に差し掛かろうとしてきたので、徐々に集団のペースを上げて山岳をきっかけにエース2名を先頭へジャンプアップさせる。
山岳の頂上で先頭を捕らえて、先頭はベンジャミ エドワード 永良(マトリックス)入部 畑中(シマノ)の5名となる。
しかし、先頭は牽制が入りペースが上がらない。ラスト2周へ差し掛かろうとする時に追走選手と合流し9名となる。
この状態でレースが進みラスト周回へ。登りでベンジャミ エドワードが集団を引き離しにかかる。山頂で10数秒引き離し下り経てゴールへ向かう。
ゴールでは約30秒まで差が広がり、2人手を繋いでのワン・ツーフィニッシュを決めた。

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結果

1位 ベンジャミ・プラデス(マトリックス) 3:03’12″
2位 エドワード・プラデス(マトリックス) 0:00’00″
3位 入部正太郎(シマノ) 0:00’29
18位 向川尚樹(マトリックス) FAD 
20位 永良大誠(マトリックス) FAD
DNF 安原大貴 (マトリックス)

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