RACE REPORT
JBCF 白浜クリテリウム
- 日付:
- 2024年11月24日
- 開催地:
- 和歌山県西牟婁郡白浜町 旧南紀白浜空港跡地
- 距離:
- 予選19.5km(1.5km × 13周回) 決勝37.5km(1.5km×25周)
- 天候:
- 曇り時々晴れ 気温20℃
- 出走:
- 向川 尚樹, ホセ ヴィセンテ トリビオ, 吉田 隼人, アイラン フェルナンデス, 安原 大貴, 橋本 凌甫
前日第3戦から続いてのJプロツアー第4戦。同じコースでのクリテリウム。
予選→決勝の勝ち上がり方式で、2組に分けて各30名が通過できる。
マトリックスは6名と少数参戦、揃っている強豪に比べ不利だがチーム連携で戦う。
◆予選
予選組み分けは以下のとおり
1組:吉田隼人、アイラン・フェルナンデス、安原大貴
2組:ホセ・ヴィセンテ・トリビオ、向川尚樹、橋本凌甫
この日も予報に反し曇り、時々陽がさす。風向きは前日同様やや上り基調のホーム側が向かい風。
予選は距離や時間が短くレベル差も影響しづらい。集団は不安定な状況が予想され、落車事故には注意が必要。
1組目:序盤からアイランがTeam UKYOのウルスタンとエスケープを決め、逃げ切り通過。残りの集団スプリントで吉田は通過、大貴残念ながら敗退。
2組目:逃げが決まらず不安定な集団で落車、橋本が巻き込まれリタイア。集団ゴール最終コーナーでまた落車、ホセが巻き込まれ敗退。向川のみ通過。
◆決勝
マトリックスは、アイラン、吉田、向川の3名のみ。揃っているTeam UKYOや宇都宮ブリッツェンに比べ戦況は非常に厳しい。
しかし、少数精鋭ならではの連携力で応戦する。
スタートからTeam UKYOが動き、アタック激しい。3周目には早くも15名ほどのエスケープが決まりアイランがのる。
先頭グループは30秒ほど先行、8周目にはリーダーのウルスタンも加わり、先頭は18名。
土井雪広、オスカル・プジョル、パブロ・ウルタスン(Team UKYO)
増田成幸、大久保陣(宇都宮ブリッツェン)
宮澤崇史、大村寛(レモネードベルマーレ)
アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
入部正太朗(シマノレーシング)
新城雄大(那須ブラーゼン)
中山卓史(VICTOTRE広島)
金子大介(群馬グリフィン・レーシングチーム)
紺野元汰(イナーメ信濃山形)
小室雅成(ウォークライド・シクロアカデミア)
バルセッキ・フラビオ(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム)
小畑郁(なるしまフレンド レーシングチーム)
遠藤積穂(ChampionSystemJapan)
阿曽圭祐(KINAN Cycling Teamキナンレーシング)
先頭グループとメイングループとのバランスが微妙。追走もまとまらず常に散発的なアタックがかかっている状況。
いずれもTeam UKYOが主導で激しい動きを見せる。先頭ではプジョルや土井、メインではサルバドールや畑中。
マトリックスはゴールへ吉田を持っていくため向川とメインでの大きな動きを窺うが、集団内は終始落ち着きがない。
一度は先頭を追う動きで15秒ほどにタイム差が縮まる周回もあったが、追いきれない状況が続く。
30秒ほどの開きを保ったまま残り4周回。先頭から土井がアタックしアイランが反応。
2名で行きかけたところで土井がパンク。アイランはグループに戻り残り2周回、メインとの差が15秒、逃げ切りの可能性が出てきた。
ラストラップ、もうメインは追いつかない。マトリックスはアイランに勝負を託す。
最終コーナーから向かい風上り直線、一斉にスプリント体制で横広がり。
早々からスパートしたのは入部、続いて大久保。反応したウルスタンにアイランつくがラインを変え端へ。
一歩出ている入部をかわして大久保がゴール、続いて入部、ウルスタン。アイラン惜しい4着となった。
表彰台を逃したのは悔しいが3名でよく戦えた。悔しさは次の群馬で!
【監督のコメント】
決勝3人かぁ、向川が走ってるようじゃなぁ・・・
【順位】
1位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)56分24秒
2位 入部正太朗(シマノレーシング)
3位 パブロ・ウルタスン(Team UKYO)
4位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
5位 新城雄大(那須ブラーゼン)
6位 オスカル・プジョル(チーム右京)
50位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
51位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
DNF 安原大貴(マトリックスパワータグ)
DNF 橋本凌甫(マトリックスパワータグ)
photo by Hideaki TAKAGI