RACE REPORT

JBCF西日本ロードクラシック広島

日付:
2018年06月30日
開催地:
広島県三原市本郷町上北⽅1315 広島県中央森林公園サイクリングコース(12.3km周回コース)
距離:
110.7km(12.3km×9周回)
天候:
雨 気温23℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 安原 大貴, 田窪 賢次, 向川 尚樹

Jプロツアー第11戦(レイティングAAAA)

伝統的なレース、コースも競技者であれば誰もが馴染みある広島、そしてレースのきつさも定番。今年は9周回という過去にない距離の設定、通常は昨年の12周、きついレースとなるだけにこの微妙な周回数変化の影響は考えられる。
この大会は最高設定のAAAA、翌日のクリテリウムはポイントが低い。マトリックスは僅差の3位までつけたアイランを何とかここでリーダーの位置に届かせたい。

当日は80%以上の雨予報だがスタート前には小康状態となり、回復の希望を持たせながらもスタートの号砲とともに音を立てて雨が降り出した。スタートから1~2周はふるいかけのハイペースがいつものパターン。雨が激しくなり前も見づらいほどの状況の中をラップ17分で1周を終えると集団は既に幾つかに分断されている。

ⓒSatoru Kato

先頭38名のグループにはホセ、アイラン、佐野、土井がしっかり入るが、宇都宮ブリツェンは全員が入り強豪チームもしっかりと人数を入れている。早い段階からジャージの色が揃ってくることが予想される中、後ろから向川、大貴、田窪も追いつきマトリックスも全員が先頭位置。

ⓒShizu Furusaka

この時点で乗れないメンバーはこの後置いていかれることとなる。

2周目に入るとシマノレーシングの入部正太朗がアタックし、同じくシマノの湊 諒、そして宇都宮ブリッツェンから雨澤毅明、マトリックスからは佐野淳哉が入り4名で先行を始める。

ⓒSatoru Kato

メインは50名ほどでコントロールが入り沈静、4名を先行させたまま3周目へ。このまま落ち着く状況の中、なんと佐野が体調不良で離脱。マトリックスはメインをコントロールする側になり、先頭とは1分以上の差に開いてくる。

ⓒSatoru Kato

やがて4周目に入りメインはマトリックスと那須ブラーゼン。先頭との差を1分20秒以内に抑えコントロールを続け、この状況を終盤まで重ねていく。

雨はより一層激しくなり、ペースを一定しつつも消耗していく。メインは後尾から少しずつ減っていき、7周目には40名をきってくる。

ⓒSatoru Kato

8周目残り2周、終盤へ向けて前後一斉に動き始めた。
先頭では雨澤に対し2名と優勢のシマノの波状攻撃が始まる。雨澤も応戦、その激しい動きでメインの差はまた1分ほどに開きながらメインも8周目へ。

ⓒSatoru Kato

コントロールし続けるマトリックスも疲れが出始め、残るのはホセ、アイラン、土井、大貴。チームブリヂズトンサイクリング、KINAN Cycling Teamもコントロールに加わるも終盤へ向けての備え、宇都宮ブリッツェン、シマノレーシングも前方に固まってくる。

ⓒShizu Furusaka

徐々に先頭に迫るメイン、先頭3名もペースが上がっていくが湊が落車で離脱。ここで先頭の形成は崩れ入部と雨澤の2名でラストラップへ。メインも30秒ほどまで差を詰めてラストラップへ入るが既にその人数は19名。マトリックスは土井を中心に隊列を組んで備えている。残り3km地点辺りでメインは先頭2名を吸収、カウンターを狙って激しいアタック戦が始まる。

ⓒShizu Furusaka

上り区間でアタックした中西健児(KINAN Cycling Team)に同じくKINANの山本元喜、リーダーの窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)が反応し先行、そこへ木村圭祐(シマノレーシング)が合流、最後のホームストレートで追いついた小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)、そしてアイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)。
6名でのゴールスプリントを先駆けていた窪木一茂がその横線を全く許すことなくゴール。一列となって、木村、小野寺、アイラン。アイランは4位となり残念ながら表彰台を逃した。

この結果、アイランはランキング2位へ上昇。高ポイントを得たリーダーの窪木が2位以下を突き放すこととなる。そのスプリントの強さから翌日のクリテリウムもかなり手強い存在となるであろう。チーム力で勝ちを狙う。

【結果】
1位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) 2時間46分39秒
2位 横山航太(シマノレーシング) +0秒
3位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
4位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
5位 中西健児(KINAN Cycling Team)
6位 山本元喜(KINAN Cycling Team) +4秒
7位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
28位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
34位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
38位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
39位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
DNF 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)

【個人総合】
1位 窪木 一茂 1716p
2位 アイラン・フェルナンデス 1500p
3位 岡 篤志 1379p

photo by Satoru Kato、Shizu Furusaka

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年10月11日時点)
1位 マトリックスパワータグ 8,316p
2位 宇都宮ブリッツェン 7,332p
3位 KINAN Cycling Team 6,311p
4位 愛三工業レーシングチーム 5,558p
5位 TeamUKYO 4,290p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年10月11日時点)
1位 レオネル キンテロ 3,084p
2位 ホセ トリビオ 2,772p
3位 大前 翔 2,695p
4位 ルバ トマ 2,079p
5位 山本 元喜 1,977p