RACE REPORT

JBCF 群馬CSCロードレースDay-1

日付:
2024年10月06日
開催地:
群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター
距離:
84km(6km × 14周回)
天候:
晴れ 気温23℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 吉田 隼人, 安原 大貴, 田窪 賢次, 中川 智

Jプロツアー第5戦 

今期Jプロツアー初のロードレースは東の聖地とも言える群馬CSCでの2連戦。
2日間ロードレースでの開催だがステージレースではないため、それぞれ熱く激しいレースが予想される。
Day-1はこのコースで過去最短の84km。今までのJプロツアーに無い展開となるであろう。
マトリックスは昨年隼人が勝利した想い深いこのレース。今年も皆で力を合わせ獲りに行く。

当日は暑くもなく爽やかな晴れ、散り桜舞い春の余韻が残る中、レースがスタートした。GM1B0372

スタートアタックは大貴、一同かかったように激しくスタート。GM1A1543初めの1、2周のハイペースは恒例だが、いつも以上に早々のアタック戦となっている。
愛三工業レーシングチーム、Team UKYO、宇都宮ブリッツェンら強豪チームから次々とカウンターアタックがかかる中、マトリックスも次々とアタックをかける。GM1A2042GM1A2070
3周目で隼人が3名で抜け、5周目で田窪が5名で抜け、、いずれも20秒までは差が開かず吸収されなかなか決まらない。
集団のペースは緩むことなくアタック⇔吸収を繰り返している。特にTeam UKYOのオスカル・プジョルのアタックは休むことない。

メインではマトリックスも含め上位チームは常に集団前方に位置しコントロールし、睨みを利かせている状態。GM1A3192

ハイペースなレースはあっという間に10周回を超え残り5周。
短い距離は激しい消耗戦となり、集団の人数はかなり絞られてきている。
しかしメインは集団のまま。尚もアタックが続いており、選手たちにも疲労の表情が窺えてきた。GM1A2625
このまま行くと間違いなく集団ゴールスプリント、どこまで脚を溜めることできるか・・・メインは少しづつ終盤へ向けての体制へ。

残り3周からアタック戦が更に激しくなってくる。UKYO、愛三、ブリッツェン、そしてマトリックス。危険な逃げは全て捕らえにいきゴールまでの全力を使い尽くすまで動く。GM1A3528
激しい動きのままラストラップ、佐野が力強く先頭を引く。最後へ向けての位置取り睨み合い。GM1A4071
勝負どころとも言える最後の心臓破りで中根英登(愛三工業レーシングチーム)が引きペースが上がると集団は縦長、そのままバックストレート下り区間へ。
この時点で前方に位置したメンバーで勝負となりそう、マトリックスはホセ、アイラン、大貴、、、隼人が後方。
ホームへのゴールスプリントは30名ほど、集団後方から大きく伸びてきたのはジョン・アベラストゥリ(Team UKYO)
マトリックスはホセの7位が最高位となった。

予想以上に激しいレースとなったDay-1、激しい中でも上手く脚を残せた者が上位をとっている。整え翌日のDay-2へ。


【監督のコメント】
Day-2へ~

【結果】
1位 ジョン・アベラストゥリ(Team UKYO)1時間58分20秒
2位 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)
3位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)
4位 野中竜馬(KINAN Cycling Team
5位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)
6位 畑中勇介(Team UKYO)
7位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
8位 ベンジャミ・プラデス(Team UKYO)
9位 入部正太朗(シマノレーシング)
20位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
24位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
31位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
44位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
45位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
46位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
DNF 中川 智(マトリックスパワータグ)

photo by Hideaki TAKAGI