RACE REPORT

JBCF 富士山ヒルクライム

日付:
2024年04月25日
開催地:
静岡県駿東小山町須走 ふじあざみライン 
距離:
11.4km(標高差1200m、平均勾配10%、最大勾配22%)
天候:
雨、濃霧 気温10-17℃
出走:
向川 尚樹, ベンジャミ プラデス, ホセ ヴィセンテ トリビオ, アイラン フェルナンデス, 安原 大貴, 近谷 涼, 田窪 賢次

”ホセ・ヴィセンテ・トリビオが独走勝利!!ベンジャミ・プラデスが2位!マトリックスがワン・ツー!!”

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Jプロツアー第9戦

梅雨のヒルクライムシリーズ、TOJから再びの富士山。
コースレコードはTOJでラヒーム・エマミが出した38分27秒というとんでもないタイムだが、Jプロツアーでのレコードはホセの出した40分52秒。
ホセ自身、スペインのTT選手権を目前に控えているため、このレースで最終仕上げとしたい。
そして、チームとしては前戦で惜しくも届かなかったワン・ツー表彰台を今回も狙う。

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ホセ、ベンジャ、アイランが総合10位内で前列に並ぶ

今年のJプロツアーはこれまで天候に恵まれてきていたが、やはり梅雨、朝からしっかり雨。。スタート前には雨脚が強くなってきた。。。
全日本TTと日程が重なったため、いつもよりやや少ない76名でレースがスタートした。

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スタートから3km辺りまでは道幅広いストレート。例年、ここでは早くからふるいにかける動きが出ることが多い。
今回もTeam UKYOや宇都宮ブリッツェンを中心に集団を牽引しペースを上げていく。後方からどんどんバラけていく集団、やがてマトリックスが前方に立つ。

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アイランがガンガン引いてペースを上げる。集団は30名ほどに絞られ道狭い登山道へ・・・ホセが前に出て更にペースアップ。

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雨脚とともに霧がどんどん濃くなっていく。集団は15名ほど、、中間地点ではもはや集団ではなく4名。

ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)
早川朋宏(AISAN Racing Team)
ダニエル・ホワイトハウス(Team UKYO)

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ここからホセとベンジャが抜けて2名で先行、緩まないホセのペースにベンジャも途中で離れ、7km地点でホセ単独に。

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快調に先行するホセに後方との差はどんどん開いていく。後方から追い上げてきたのは早川、ベンジャにつき2名で行く。ホセとは1分ほどの差。

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ホセは淡々と先行し、41分34秒で独走勝利!!

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2位争いはベンジャと早川、ベンジャ粘り2位を獲る!狙ったワン・ツーを獲った!!

 

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ガンガン引いていたアイランも8位でゴールし大健闘、マトリックスは嬉しい連勝、Jプロツアー4連勝!!

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ツアー総合はまだまだTeam UKYOに届かないが、ホセが総合3位まで上げてきた。
もちろん狙っていく、監督曰く「獲れるもんは全部獲っていく」

そして直ぐに全日本選手権&スペイン選手権、シーズン頂点のレースへ全力で行きます。


【監督のコメント】
いよいよ来週は全日本、ホセとベンジャに頑張ってもらうわ。

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【順位】
1位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)41分34秒
2位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+1分12秒
3位 早川朋宏(AISAN Racing Team)+1分16秒
4位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)+2分16秒
5位 ダニエル・ホワイトハウス(Team UKYO)+2分24秒
6位 才田直人(レモネードベルマーレレーシングチーム)+2分40秒
7位 畑中勇介(Team UKYO)+2分43秒
8位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+2分44秒
9位 山本隼(Team UKYO)+2分57秒
10位 小清水拓也(レモネードベルマーレレーシングチーム)+3分19秒
11位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+3分26秒
13位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)+3分46秒
43位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)+8分45秒
55位 近谷 涼(マトリックスパワータグ)+10分18秒

photo by Hideaki TAKAGI