RACE REPORT

ツール・ド・熊野-第3ステージ太地町半島周回コース-

日付:
2015年05月31日
開催地:
和歌山県東牟婁郡太地町
距離:
100.0km(10.0km×10周)HSが2回、KOMが2回 
天候:
曇りのち晴れ 気温25℃
出走:
ベンジャミ プラデス, ホセ ヴィセンテ トリビオ, 吉田 隼人, アイラン フェルナンデス, 安原 大貴

  • ベンジャミ・プラデスが個人総合優勝を決める!!
  • TK3B0825

チームにとって、”総合リーダーを守る”というステージを初めて迎える。
前夜はチームで念入りにミーティング。実際、総合上位は僅差。1分差内の4名は全てチームが違う。
今年は圧倒的に強いチームがいないため、コントロールは非常に難しい。
ノーマル展開であれば集団ゴール、しかし総合争うチームはそれぞれ仕掛けてくるであろう。逃げの展開なら1分台差の選手も要注意。
入念にチェックをすれば対象はかなりの人数、これでは防ぎきれない。
マトリックスはコントロールしきれるか・・・選手を絞込みチェックし幾度も話し合いを交わす。
できることを全力で!心ひとつにスタートラインに立つ。TK3B0717

TK3B0032
初めてのチームカー「1」

心配されていた雨はなく、どんより曇り。気温もさほど高くない。
リーダージャージを来たベンジャが堂々前列に立つ、この姿を見るだけでも鳥肌立つほどの感動と緊張。TK3B0096

スタートからアタックの動きが激しい。マトリックスは常に前方でコントロールし、この動きに反応する。TK3A0264
TK3A0419逃げの動きとメンバー、伴うHSも油断できない。2周目に1回目のHS、そこへ向けて出た逃げにホセがつく。
ホセHSをしっかり抑えて1位通過。先ず第一鬼門クリア。しばらく集団で先行するも動きは落ち着かない。

ホセ、HSを獲る!
ホセ、HSを獲る!

すぐに次の逃げができる。ガストのトマス、ペガサスのアイマン、ブラーゼン吉岡、右京の湊の4名。
総合には絡まないメンバーにこの逃げは容認。しかしその間もメインは絶えず動き、マトリックスがコントロールする。TK3A0909
非常に消耗するこの状態に、大貴、隼人が力尽き、残るはホセ、アイラン、ベンジャの3名。レースは折り返し後半に入る。

TK3A1698
補給もリーダーを守りアシストが取りに行く

先頭も徐々に力尽き、人数が減っていく。このままゴール際までこの状態が続いてくれれば・・・いける。
残り2周回、遂に先頭はトマス・ラボウのみとなる。メインを必死でコントロールするマトリックス、差は1分ある。TK3A1620
メインではBSを中心にアタック狙う動きが激しい、どこまで抑えられるか時間との戦いにもなってきた。
やがてゴール狙いと思われるアヴァンティが動きペースを上げ始める。どちらにしてもこの動きは追い風、ラストラップへ。TK3A1951

TK3A2045
マトリックス前を守り続ける

集団のペースはどんどん上がる。しかしラボウのペースは好調、逃げ続ける。吸収時のカウンターアタックも脅威、残り半周、あと少し・・・
集団が後方に見えてきながらもラボウが逃げ切り優勝。後続は集団ゴール、ベンジャが手を上げた!!

決まった!ベンジャ総合優勝!!
決まった!ベンジャ総合優勝!!


ベンジャ個人総合優勝!!チーム初の、ステージレースで個人総合優勝を決めた。TK3B0605

ベンジャはポイント総合も2位、山岳賞総合も2位で3度の表彰台!そして最後まで強力なアシストをしたホセも個人総合5位。TK3A3124TK3B0794
マトリックスはチーム創立10年目にして、初のステージレース個人総合優勝を掴んだ。

TK3B1110 TK3B1056

そして、誰もが想うメンバー、和田の地元での勝利。TOJを前に還ってきた和田のバイクと共に喜び合う。TK3B0974

チームの大きなパワーを引き出したのは固い結束力、そして皆様のご協力と応援に感謝です。
これからも前進し続けます!


【監督のコメント】
TK3B0516最終日にコントロールするのに5人しかおらんなー、、、と思ってたんやけど、6人目がちゃんとおってくれたなあ。

《ステージ結果》1位 トマス・ラボウ(アタックチームガスト)2:26’25”
2位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ レーシングチーム)+2″
3位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)+2″
12位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+2″
13位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)+2″
43位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+54″
DNF 吉田隼人
DNF 安原大貴

《個人総合》
1位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)7:49’20”
2位 イリヤ・ゴロドニチェフ(RTSサンティック レーシングチーム)+0’08”
3位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+0’10”
4位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)+0’31”
5位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+1’13”
41位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+9’38”

《ポイント総合》
1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ レーシングチーム)55p
2位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)30p
3位 ティノ・ソメル(RTSサンティック レーシングチーム)23p
10位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)13p
14位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)11p

《山岳賞総合》
1位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)18p
2位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)14p
3位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)8p
8位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)2p

《チーム総合》
1位 愛三工業レーシングチーム


photo by Hideaki TAKAGI

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年8月30日時点)
1位 宇都宮ブリッツェン 5,716p
2位 KINAN Cycling Team 4,381p
3位 マトリックスパワータグ 3,711p
4位 愛三工業レーシングチーム 3,332p
5位 TeamUKYO 2,729p
6位 弱虫ペダル サイクリングチーム 2,527p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年8月30日時点)
1位 小野寺 玲 1,587p
2位 ルバ トマ 1,498p
3位 ホセ トリビオ 1,497p
4位 増田 成幸 1,480p
5位 山本 元喜 1,462p
8位 レオネル キンテロ 1,289p