RACE REPORT

群馬CSC交流戦8月大会Day-2

日付:
2024年04月30日
開催地:
群馬サイクルスポーツセンター(1周6.0km) 群馬県利根郡みなかみ町新巻3853番地
距離:
120km(6.0km×22周回) スプリントポイント×3回(3、6、9周回完了時の1位通過者に優勝ポイントの10%)
天候:
晴れ 気温30℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, レオネル アレクサンダー キンテロ, 安原 大貴, 小森 亮平, 向川 尚樹, 狩野 智也, 瀧山 里玖

Jプロツアー第7戦 
レースレイティング:ブロンズ

”レオネル・キンテロが2位!”

Day−1に続くチャレンジ機会のDay−2も非常に熱くエネルギッシュな戦いとなった。朝から爽やかな晴天だが、この日も同時刻辺りに雷注意報が出ており短縮や中断の不安を持ちながらのスタート。距離はDay-1よりも長い設定だがチャレンジ設定でまとまらない動きが多いのと、天候不安でいつ短縮や中断されるか分からない点から前半勝負への予想。これは誰もが思惑が一致し、スタートから更に激しく動く。

やはりきっかけはスプリントポイントへ向けての動き、ラップタイム8分ほどで周回しながら数名が抜けて2回のポイント周回を経ての7周目、替わって抜けたのはメンバーには前日に続きまたもやアイランが入り5名で先行する

アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
山本大喜(KINAN Cycling Team)
小川恵佑(弱虫ペダルサイクリングチーム)
内野直也(イナーメ信濃山形)
小橋勇利(YURIFitCyclingTEAM)

9周目、最終のボーナスポイントをアイランが獲り、5名は協調して先行を続ける。ようやくメインは沈静、先頭との差を1分内に保ちながらレースは折り返し後半へ。雷鳴が遠くから聞こえ始めメインは少しずつタイムを差を縮め30秒内、そしてそろそろと隊列が揃い始め前面は宇都宮ブリッツェンの赤、その後ろにはマトリックスの緑が隊列しチームは今度こそ機会を狙う。

雷鳴は聞こえるものの天候は落ち着いたまま残り5周回、メインからレオがアタック。単独でアイランと合流しそのまま2名が抜けた。

この動きでそしてメインは一気に活性しペースアップ、その間に先頭ではアイランの加速でレオが発射、単独先行に入る。しかしまだ残り4周回、ホセも追走へのチェックに入るが集団はそれを許さず残り3周回のところでレオは一旦捕まってしまう。しかし再び機を窺っていたチームはラストラップでの激しいアタック戦から最後の抜け出しに成功、ホセ、レオを含む8名で先行しながらバックストレート通過、そしてゴールスプリントへ。

このパックにはマトリックスのみが2名入り絶好のチャンス、しかし強力なスプリンター小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)がいる。小野寺を最もマークしながら入ったゴールスプリント、しかしかわして伸び上がったのは、今季の活躍めざましい石原悠希(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)。レオ悔しいが2位!、そして連携したホセが5位。

残念ながら勝利は逃したが、チームとして思うようなレース運びをすることができた。
この掴みで続く今週末の広島連戦へ進みます。

photo by Satoru Kato, Itaru Mitsui(ゴール前〜表彰シーン)

【結果】
1位  石原悠希(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)  2時間51分46秒
2位  レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +:01
3位  河賀雄大(eNShere Racing Team)
4位  小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)
5位  ホセ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
6位  谷  順成(那須ブラーゼン)
12位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
61位 小森亮平(マトリックスパワータグ)
62位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
63位 狩野智也(マトリックスパワータグ)
DNF    向川尚樹(マトリックスパワータグ)
DNF    瀧山里玖(マトリックスパワータグ)