RACE REPORT
ロンダ・フィリピナス2019
- 日付:
- 2024年11月23日
- 開催地:
- フィリピン、パナイ島
- 距離:
- 全5ステージ 774km
- 天候:
- 亜熱帯
- 出走:
- ホセ ビセンテ トリビオ, フランシスコ マンセボ, 佐野 淳哉, 小森 亮平, 安原 大貴
UCI Asia Tour 2-2
2月8日(金)~2月12日(火) 全5ステージ 774km フィリピン、パナイ島
ステージ1: Iloilo~Iloilo 197.6km
ステージ2: Guimaras to Guimaras 101.8km
ステージ3: Guimaras to Guimaras 179.4km
ステージ4:Roxas to Roxas 146.9km
ステージ5:Roxas to Antique 148.9km
“フランシスコ・マンセボが個人総合優勝!! チーム総合優勝!!”
2月8日から12日までの5日間で開催されたロンダ・フィリピナス(UCI2.2)は、フィリピン中部のパナイ島とギマラス島を舞台にしたステージレース。フィリピンを中心に東南アジアチームが多く集結する中、日本からはマトリックスパワータグが参戦。正式加入したフランシスコ・マンセボ(スペイン)、ホセ・ビセンテ(スペイン)、佐野淳哉、小森亮平、安原大貴というメンバーでシーズン初戦に挑んだ。
酷暑と想像を絶する路面状況の悪い道路、これぞアジアツアーの最たるものである。
第一ステージ197.6kmに渡って海岸線をひた走る早速マンセボが動く。序盤から逃げグループに入り、最初は4人8人10数名になったトップグループからフィニッシュまで100kmを残した時点で一人二人と落としていき独走体制に持ち込むと、小刻みなアップダウンコースを味方につけ、協調体制を組まさないようマトリックスで仕切り、追走を不発に終わらせマンセが総員を突き放して独走勝利。2位の選手に3分52秒、24人以下に11分以上もの大差を稼ぎ、一気に総合首位に、しかし初日にトップに立ったことから最終日までマトリックスチームの仕切りでレースは進み、なんやチーム員疲労痕ばいながら最後まで仕切り切り、個人、チーム総合をダブルで獲得マンセボの強さは去ることながら新チーム員の小森選手などの献身的なアシスト術も光り、マンセボもそのチーム力に「想像以上」と驚きを隠せない、
結果もさることながら内容的にも今シーズンのビックレースでの勝利に期待できる内容であった。チームはこのあとJプロツアー開幕戦を走りその後、スペインで行われるヨーロッパツアーにも参加し(予定)、5月のTOJ、ツールド熊野、そして全日本選手権を目指して突っ走ります。
〔個人総合結果〕
1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
2位 オランザ・ロナルド(チームフィリピンネイビースタンダードインシュランス)
3位 フレッツ・フドミニク(セブンイレブン-CLiQQロードバイク フィリピン)
4位 モレルズ・ジャン・ポール(チームフィリピンネイビースタンダードインシュランス)
5位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
20位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
DNF 小森亮平(マトリックスパワータグ)
DNF 安原大貴(マトリックスパワータグ)
〔チーム総合〕
1位 マトリックスパワータグ
2位 セブンイレブン-CLiQQロードバイク フィリピン
3位 チームフィリピンネイビースタンダードインシュランス
Report by Masahiro YASUHARA Photo by Ronda Pilipinas official