RACE REPORT

ツアー・オブ・ジャパン2018 第6ステージ富士山

日付:
2024年11月25日
開催地:
静岡県小山町 富士スピードウェイ西ゲート~富士スピードウェイ外周路周回~須走商店街~ふじあざみライン
距離:
6.3km+7.4km+19.2km=32.9km ふじあざみライン(標高差1160m、平均勾配10%、最大勾配22%)
天候:
快晴 気温25℃
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 佐野 淳哉, 土井 雪広, 安原 大貴

UCIアジアツアー2.1
5/20(日)~5/27(日)堺~東京までの全8日間8ステージ
総走行距離 = 764.0km
総獲得標高 = 12,982m


【第6ステージ富士山】

日付:2018年5月25日(金)
開催地:静岡県小山町 富士スピードウェイ西ゲート~富士スピードウェイ外周路周回~須走商店街~ふじあざみライン
距離:6.3km+7.4km+19.2km=32.9km ふじあざみライン(標高差1160m、平均勾配10%、最大勾配22%)
天候:快晴 気温25℃ 
出走選手:5名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴

ⓒSatoru Kato
ⓒSatoru Kato


今年から少しコースを変更、これまでのふじあざみラインへ加え、富士スピードウェイ外周路を周回してから登坂へ入る。やはりTOJはこのステージが全て、クイーンステージの富士山。
チームはホセの総合順位をこのステージで引き上げるべく作戦し、このステージへ臨む。

レースはふじあざみラインの登坂に入ってから本気の動きが出てくる。スイスウェルネスを始めとしてペースが上がる。マトリックスは集団前方を固めてホセのペースを上げる体制を作り、1名先行のクリス・ハーパー(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム)を行かせた後にホセがアタック。反応したのはマルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)、ガルシアは圧倒的な速さでハーパーに追いつき、残り8km地点から先頭に立ちとそのまま更にペースアップで先行。ホセらも追うが届かずそのまま大差の逃げ切り優勝、総合トップに立ち、リーダーはトマからガルシアへ移った。

ⓒShingo Fujimaki

2番手はハーパー、残るホセは残り4km地点辺りまで3番手で追うが、後続が追いつき8名のグループ。

ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
トマ・ルバ、サルバドール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム)
ホセ・ディアス・ガジェゴ(イスラエル・サイクリング・アカデミー)
キャメロン・パイパー(チーム・イルミネート)
ヘルマン・ヘルシュタイナー(バーレーン・メリダ)
ベンジャミ・プラデス(チーム右京)
サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム)

ⓒShingo Fujimaki
ⓒSatoru Kato

ここからヘルシュタイナーがアタックし先頭を追う、ハーパーを抜いて2番手ゴール。ラストスパートをホセは粘り2分差の6位でゴール。総合順位を7位まで引き上げることができたが、タイム差が2分8秒と総合上位には厳しい結果となった。
翌日も正念場の伊豆ステージ、最後まで総合上位を狙い東京を目指す。


[富士山ステージ結果]
1位 マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム) 1時間19分19秒
2位 ハーマン・ペーンシュタイナー(バーレーン・メリダ) +28秒
3位 クリス・ハーパー(ベネロング、スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +1分48秒
4位 マヌエル・ディアス(イスラエル・サイクリング・アカデミー) +2分0秒
5位 ベンジャミ・プラデス(チーム右京) +2分4秒
6位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
7位 サルバドール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム)
8位 サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム)
9位 キャメロン・バイパー(チーム・イルミネイト) +2分11秒
10位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) +2分13秒
34位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +8分12秒
49位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +12分28秒
53位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +14分22秒
73位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +20分14秒


【個人総合】
1位 マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム) 14時間2分52秒
2位 ハーマン・ペーンシュタイナー(バーレーン・メリダ) +39秒
3位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) +56秒
4位 サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +2分5秒
5位 ベンジャミ・プラデス(チーム右京) +2分11秒
6位 サルバドール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム) +2分17秒
7位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +2分08秒
36位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +17分28秒
43位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +24分06秒
52位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +28分28秒
63位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +36分39秒


[チーム総合]
1位 キナンサイクリングチーム 42時間12分4秒
2位 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム +5分3秒
3位 チーム・イルミネイト +8分20秒
10位 マトリックスパワータグ  +31分36秒

photo by Satoru Kato, Shingo Fujimaki