RACE REPORT

JBCF修善寺ロードレースDay-2

日付:
2018年03月18日
開催地:
静岡県伊豆市大野1826 日本サイクルスポーツセンター 右回り8kmコース
距離:
120.0km(8km × 15周回) 
天候:
晴れ時々曇り 気温8℃ 
出走:
アイラン フェルナンデス, ホセ ビセンテ トリビオ, 土井 雪広, 安原 大貴, 永良 大誠, 田窪 賢次, 向川 尚樹

”アイラン・フェルナンデスが2位!”

Jプロツアー第4戦 

2日目は5周回増えた15周回120km。1時間以上長いレースは1日目とは展開が異なってくるであろう。
マトリックスは向川が加わり6名での参戦だがやはり人数的には厳しい。チームプレイで良い展開へ持ち込みたい。

前日よりはやや寒さが緩み陽も出ているので少しほっとする。穏やかなムード漂う中、レースがスタートした。
正午から風が更に強くなり止まない、コース追い風の方向で常に吹いている。今回も風の影響なのかスタート直後のハイペースにはならずラップタイムは前日と同じ14分。ゆったりと見える集団から3名が抜けているがまだ落ち着いた様子で2周へ。その後も散発的な抜け出しが見られバラバラと反応する流れで10名ほどが抜け、21名の先頭集団で3周目に入る。マトリックスはここにアイラン、大貴が入る。

まだ序盤、揺らし目的の先行かと思われる動きであったが、追い風の影響もあり順調にタイム差を広げていく。この時点で強豪チームはシマノレーシング3名、チームブリヂストンサイクリング2名、宇都宮ブリッツェン2名を含む。ここでメイン集団から増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が抜け出し単独で先頭に追いつく。マトリックスこの動きに反応せず増田を行かせてしまうことに。メイン集団にはホセ、そしてリーダーの窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)も残っている。

先頭に入った強豪チームのメンバー
アイラン・フェルナンデス、安原大貴(マトリックスパワータグ)2名
増田成幸、岡篤志、鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)3名
湊諒、秋田拓磨、小山 貴大(シマノレーシング)3名
大久保陣、原田裕成(チームブリヂストンサイクリング)2名

4周目に入りメインは宇都宮ブリッツェンが抑えマトリックスもコントロールに加わり先頭との差が4分に開いてきた。集団はまったりとし、更にタイム差が開いていく。5周目にはその差6分、先頭から7分でタイムアウトとなるところをぎりぎりで保ち周回を重ねる。早々に勝負は先頭グループに絞られた状態、メインが動く気配がない。
先頭ではマトリックス2名と分が悪い。7周目に入るとメインからパラパラと追走の動き、その中に木村圭佑(シマノレーシング)が含まれ先頭に追いつく。先頭にはシマノレーシング4名、圧倒的有利な状況となった。

先頭とメインの差は変わらないまま緩やかに周回を重ね10周目へ、先頭集団ではブリッツェンがアタック攻撃をしかけ集団をばらしにかかる。アイラン、大貴は残っているが、これから人数有利なチームの波状攻撃が始まるであろう。マトリックス粘るしかない。一方ではメイン集団からホセがアタック、単独追走をかけ始めるが痛恨のパンク。このアクシデントによりホセは遅れ集団復帰に脚を使うことになる。そして救済に機材交換で対応した土井は、なぜかタイムアウトの処置となってしまい、マトリックス窮地。先頭はアタック戦が激しくなっている、もうメインが追いつくことは難しく勝負を託すしかない。絞られた先頭は11名。

アイラン・フェルナンデス、安原大貴(マトリックスパワータグ)
増田成幸、岡 篤志、鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)
木村圭佑、秋田拓磨、横山航太、小山貴大(シマノレーシング)
BOSSIS Tom(東京ヴェントス)
白川 幸希(VICTOIRE 広島)

予想どおりシマノとブリッツェンの波状攻撃となっている。アイランをアシストする大貴もかなり苦しい。仕掛けあいながらの13周目、アイラン、増田、岡、横山の4名が抜けた。牽制しながらこの4名先行でラストラップへ、マトリックスはアイランへ全てを託す。

上り区間の都度アタックがかかり激しいバトル、アイランも幾度もアタックをかけている。残り5kmをきった辺りで岡がアタック、この動きにアイラン達は反応できず岡が単独走へ。岡は快調に逃げ切り優勝、そして次には現れたのはアイランと増田。2名のゴール勝負でアイランが獲り2位、勝利逃したのは悔しいが激しい戦いの末での2位は大健闘、チームは初2連戦を表彰台で飾ることができた。
「とてもハードな、激しいレースだった」と語る憔悴した様子のアイラン、しかしその好調ぶりは十分に窺え次回のレースも期待できる。次回Jプロツアーは1ヶ月ほど開いて4月後半。まだまだ2戦不参加のハンデは大きいが、追う側の強いモチベーションで狙っていきたい。

【監督のコメント】
人数揃えいてる有力チームに対し、佐野の欠場もあって人数的にかなり劣勢だったけど、アイランと大貴が頑張ってくれ、なんとか今日の表彰台も死守できた。敗因は増田が先頭へ行った時にホセが乗れなかったこと。次回はツールドとちぎ、佐野も復帰するのでチームプレイを見せて優勝できるよう頑張ります。


【結果】
1位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) 3時間41分43秒
2位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ9 +38秒
3位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
4位 横山航太(シマノレーシング) +49秒
5位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン) +3分43秒
6位 秋田拓磨(シマノレーシング) +3分46秒
7位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
17位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
18位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
DNF 土井雪広(マトリックスパワータグ)
DNF 向川尚樹(マトリックスパワータグ)


photo by Satoru Kato

Jプロツアー2020 チームランキング
(2020年8月30日時点)
1位 宇都宮ブリッツェン 5,716p
2位 KINAN Cycling Team 4,381p
3位 マトリックスパワータグ 3,711p
4位 愛三工業レーシングチーム 3,332p
5位 TeamUKYO 2,729p
6位 弱虫ペダル サイクリングチーム 2,527p
Jプロツアー2020 個人ランキング
(2020年8月30日時点)
1位 小野寺 玲 1,587p
2位 ルバ トマ 1,498p
3位 ホセ トリビオ 1,497p
4位 増田 成幸 1,480p
5位 山本 元喜 1,462p
8位 レオネル キンテロ 1,289p