【吉田隼人 選手 現役引退のお知らせ】

2022年8月23日

先に発表しましたように、
第37回シマノ鈴鹿ロード大会:シマノ鈴鹿ロードレース クラシック
2022年8月21日(日)15:00 レーススタートの場において、吉田隼人選手(隼人)が引退を発表し、レースゴールの16:14 をもって長き競技人生に幕を下ろしました。大集団でのゴールスプリントを3位でゴールし表彰台に立っての見事なラストレースでした。シーズン途中ではありますが、幕引きの場となるこの大会への本人の強い思いとその決意を受け、この度のお知らせに至ります。
日本屈指のスプリンターとして知られ、チーム随一の華として美しくも突き刺すような鋭いスプリントで幾度も勝利をもたらしファンを魅了しました。チームが魅せる美しいトレインは隼人のスプリントへの牽引ですが、一方で隼人は持ち前の強いリーダーシップでチームのまとめ役として皆を牽引する存在。彼が競技から去ることは寂しいですが、チームとしても大きな区切りとして引き締めてまいります。新たな人生でのご活躍を楽しみに、そして心よりお祈りいたします。

【吉田隼人選手(本人のSNS)より】※聞き取りではなく隼人の言葉をお伝えしたいと思います。
当時8歳で3位になりその時の国際ロードを見てロードプロになりたいと思ったシマノ鈴鹿は僕にとって特別なレースです。
その25年後の昨日、最強のチームメイトに助けられながらスプリント開始時には「勝った!」と思わせてくれる所まで持っていってくれたチームメイトには感謝しかありません。
結果的にプロになりたいと思った当時と同じ色のメダルで現役を終えることができた僕は幸せ者です。
更にレース前には我が子・監督からも花束を貰い、いっぱい喋ることを考えていました。
しかしマイクを受け取り話そうとした時に、真正面に広がった鈴鹿サーキットの景色を見るのは最後なのかと思った瞬間、喋れなくなりました。
そこから気持ちを切り替えるのも大変でした。
最後あの位置からスプリントできたのはチームメイトがもちろん常に僕の為にレースを進めてくれたのは間違いありませんが、昔のチームメイト初め、他チームからの集団内でのリスペクトは嬉しくてレース中も涙が止まらなかったです。
また今まで僕に関わって頂きました全ての方に、感謝と何より、選手として腐りかけた僕自身を復活させてくれた「マトリックスパワータグ」「安原監督」には感謝しかありません。
数年前から自分が代表を務める会社とプロ選手の両立。
同じく数年前から常にプロ選手の辞め時は考えていました。自分の会社は引き続き経営していく中で、今までプロ選手として費やしていた時間を、同じ様な気持ち・モチベーションで出来る事が、シマノ鈴鹿の1週間前に決まり、そして引退を決意しました。
その為、チームメイトでさえレース2時間前に引退の報告する流れになりました。
またシマノ鈴鹿が1ヶ月後だったとしても、僕自身は間違いなくこのレースで引退していたことは間違いありません。
今後も僕は自転車業界で頑張ります。
引き続き今後とも「吉田隼人」をよろしくお願いします。

【安原監督より】
いい時代のマトリックスを作ってくれた選手だけに非常に残念。まだまだやれると思っていたが、新しい次のステージを見つけたんだと思う。それにチャレンジしたいと言うなら、俺はそれを応援する。彼なら次のステージでもきっと成功するだろう。
儲かったらちょっと分けてね✌

【プロフィール】
吉田 隼人(よしだ はやと)
生年月日:1989/5/19
出身地:奈良県
血液型:A型
身長/体重:174㎝ 65㎏
脚質:豪脚
2015年~2017年、2020年~2022年 マトリックスパワータグ在籍

奈良県桜井市出身。奈良県立榛生昇陽高等学校を経て、鹿屋体育大学卒業。アジアJr自転車競技選手権大会、東アジア大会チームタイムトライアル、全日本選手権U-23・個人タイムトライアルとジュニア時代から大舞台で優勝し、国民体育大会においては8回の優勝実績を持つ。その実力は海外レースでも発揮され、ツール・ド・イラン:ステージ優勝、ツール・ド・台湾:ステージ優勝などアジアを代表するビッグレースで成績をおさめている。

【主な経歴】
2012年:チームブリヂストンアンカー
2013-2014年:シマノレーシング
2015-2017年:マトリックスパワータグ
2018-2019年:NIPPO VINIFANTINI
2020-2022年:マトリックスパワータグ

【主な戦績】※チーム在籍時をメインに抜粋
2007年 アジアJr自転車競技選手権大会優勝
2008年 ツール・ド・イラン ステージ優勝
2011年 全日本選手権U23・個人タイムトライアル 優勝
2013年 ツール・ド・台湾 ステージ優勝
2015年 宇都宮クリテリウム2位
2015年 群馬CSCロードレース優勝
2017年 宇都宮クリテリウム優勝
2017年 宇都宮ロードレース2位
2017年 東日本ロードクラシック群馬大会3位
2017年 みやだクリテリウム優勝
2017年 シマノ鈴鹿ロードクラシック優勝
2017年 まえばしクリテリウム優勝
2019年 Tour de Taiwan st5 3位
2019年 TOJ総合50位
2021年 石川クリテリウム優勝
2021年 おおいたいこいの道クリテリウム2位
2022年 シマノ鈴鹿ロードレース クラシック3位

Jプロツアー2022 チームランキング
(2022年9月25日更新)
1位 マトリックスパワータグ 10,272p
2位 弱虫ペダル サイクリングチーム 5,061p
3位 愛三工業レーシングチーム 4,729p
4位 シマノレーシング 4,251p
5位 TEAM BRIDGESTONE Cycling 3,537p
Jプロツアー2022 個人ランキング
(2022年9月25日更新)
1位 小林 海 4,541p
2位 レオネル キンテロ 3,117p
3位 入部 正太朗 3,060p
4位 金子 宗平 2,456p
5位 岡本 隼 2,116p