RACE REPORT

ツール・ド・熊野-第1ステージ赤木川清流コース-

日付:
2024年11月25日
開催地:
和歌山県新宮市熊野川町
距離:
114.1km(16.3km × 7周回)HSが1回、KOMが2回
天候:
曇り時々雨 気温23℃
出走:
ベンジャミ プラデス, ホセ ヴィセンテ トリビオ, 吉田 隼人, アイラン フェルナンデス, 安原 大貴

いよいよ本格的なステージ、3ステージと短いだけに第1ステージからしっかりと狙って行きたい。
当日は雨予報、落車が多いコースだけに雨天は不安がある。スタート時はまだ曇りだが、すぐにも泣き出しそうな空。

スタートから激しいアタックの応酬。ハイペースな動きで集団が不安定。落車、中切れで後尾から集団は分裂気味。
マトリックスは積極的に動き、入れ替わりエスケープをする。
スタート早々からは大貴が逃げ、1回目のKOMを2位通過。変わってできた逃げにベンジャ、ホセが入り、HSをワン・ツー。

TK1A0447
積極的に動く大貴
TK1A0732
ホセ、ベンジャも動きまくる

集団はその都度逃げを吸収していくが、降り始めた雨の影響もあり落車が頻発し、やはり幾度も分断しているもよう。
集団へ戻るために脚を使うことになる。マトリックスも幾度かその状況に陥った。
残り2周回、最後のKOMを前にホセが再度逃げる。ホセKOMを2位通過し、また集団に吸収。ラストラップへ。TK1A0990

TK1A1270
隼人体制へ

ラストラップに入るとキナンサイクリングチームが隊列を組み、先頭をガンガン引いている。
愛三、BSもその後ろでトレイン。マトリックスも隼人体制へ向けて体制をとる。
最後のコーナー2つで位置を獲りホームストレート、隼人が前方にいる。しかし、駆け上がり獲ったのはアヴァンティのニール・ヴァンデルプローグ
プロローグに続いての2勝となった。隼人は6位。TK1A1599
しかし、チーム各々ポイントを獲りしっかり手応えを感じている。次は勝負の熊野山岳ステージ。狙っていく。

【監督のコメント】
トゥデイべり?グッドコンディション、あんどノーアクシデント、トゥモローレッツゴーべぃびぃ


《ステージ結果》
1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ レーシングチーム)2:35’52”
2位 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)+0″
3位 ティノ・ソメル(RTSサンティック レーシングチーム)+0″
6位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+0″
31位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)+0″
40位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+0″
70位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+0″
72位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+0″

《個人総合》
1位 1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ レーシングチーム)2:36’32”
2位 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)+0’07”
3位 ティノ・ソメル(RTSサンティック レーシングチーム)+0’07”
6位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)+0’11”
11位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+0’12”
17位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+0’12”
32位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+0’13”
70位 安原大貴(マトリックスパワータグ)+0’16”

《ポイント総合》
1位 ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティ レーシングチーム)35p
2位 ティノ・ソメル(RTSサンティック レーシングチーム)23p
3位 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)20p
8位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)11p
13位 ベンジャミ・プラデス(マトリックスパワータグ)5p
18位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)3p

《山岳賞総合》
1位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)3p
2位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)2p
3位 安原大貴(マトリックスパワータグ)1p

《チーム総合》
1位 愛三工業レーシングチーム


photo by Hideaki TAKAGI