RACE REPORT

JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ

”佐野淳哉が3位!”

BTTA1964Jプロツアー第16戦 

やまぐちに続いての今シーズン2戦目の個人タイムトライアル。
遊水地周りの平坦路を3周回。選手は1分30秒ごとに出走し、77名で戦う。

台風シーズンでこの地もかなり影響を受け災害に見舞われている。豪雨で水位上昇し直前まで開催が危ぶまれていたが、幸いにも回復し当日を迎えることとなった。
前日まで雨が続いていたが天候も回復、朝から蒸し暑い。風は穏やかだが、ここは午後から時折強い風が吹く。
マトリックスは8名のフル参戦、ホセは僅差となったリーダー争いに少しでも差をつけていきたい。

出走は午後から、中川、土井、田窪、佐野、大貴、金子、アイラン、最終走者ホセの順。
JBCFランキング順のため土井や全日本TT2位の佐野は序盤出走となってしまう。佐野は昨年1番出走で2位の表彰台だった。
風はバック側に時折強く吹いている様子。コースレコードは過去にホセが出した19分53秒98。

BTTA0408

チームは中川から出走

BTTA0572

土井

先ずは9番出走の土井が21分37秒でトップタイム更新、このタイムを更新したのは次に走した田窪で21分25秒。

BTTA0622

田窪


まだまだ21分台の戦い、ここを大きく更新したのは27番出走の佐野、走行中に変調をきたしながらも19分55秒。

大きくトップタイム更新した佐野

大きくトップタイム更新した佐野

しかし直後のダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)がなんと19分43秒、ラップトップは6分30秒でコースレコードをも上回るトップタイム更新。
ホットシートはダミアン、佐野のまま20分をきるタイムは出ず3番手以降が入れ替わっていく。

BTTA1479

アイラン

BTTA1253

金子

BTTA0983

大貴


いずれの強豪選手も佐野までに届かず、そのまま残り3名。
注目の全日本TTチャンピオン西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)、ツアーリーダー争う増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、そしてリーダー守るホセ。

BTTA1864

最終走者のホセ

先ずは西薗、いきなり6分32秒のラップ好タイムから後半持たせて19分50秒、佐野を上回り暫定2位につける。
続く増田は1周目のタイムが上がらず19分57秒、佐野に届かず。
いよいよ最終ホセがスタート。しかし何故か一向にタイムが上がらず、なんと20分22秒と大きく順位を落とす。

結果、佐野は3位!このレースでは3年連続での表彰台。BTTB0118
残念ながらホセのリーダージャージは増田へ。しかしその差は僅か112ポイント、奪還へ向けて次戦を戦う。

【順位】
1位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 19分43秒486
2位 西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)19分50秒477
3位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)19分55秒709
4位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)19分57秒689
5位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)20分19秒330
6位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)20分20秒647
7位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)20分22秒276
8位 椿大志(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)20分35秒041
9位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)20分45秒392
10位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)20分52秒637
13位 安原大貴(マトリックスパワータグ)21分09秒52
14位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) 21分15秒43
18位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)21分25秒10
32位 中川智(マトリックスパワータグ) 21分52秒09
44位 金子大介(マトリックスパワータグ)22分21秒59

photo by Hideaki TAKAGI

ツール・ド・北海道

”ホセ・ビセンテ・トリビオが第4ステージ2位!”

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ツール・ド・北海道2016 UCI Asia Tour 2-2
9月1日(木)~9月3日(土)全4ステージ 511km

この歴史ある大会は今年30回目を迎える。当チームの監督も含めこれまでに名を残してきた数多の選手たちの礎となってきた大会。
今シーズンは様々な要素を含み全体のスケジュールが例年と異なっているが、このツール・ド・北海道は例年より1週間早い開催。
まだまだ残暑厳しい中でのレースとなり、これまでとは違ったコンディションが予想される。

ステージはプロローグ的な1kmタイムトライアルが増え全4ステージ。羊蹄山を囲むコースレイアウトは全体に山岳多い設定。

羊蹄山を何度も眺めるコース

羊蹄山を何度も眺めるコース


上り強い選手が活躍する場が多そうだが、やはりNIPPO-ヴィーニファンティーニの動きがレースを左右していくであろう。
マトリックスはベテラン中心のメンバーでなんとしてもUCIポイントを多く取っていきたい。
開催前日まで台風の影響が心配されたが奇跡的にこの地域は穏やかに晴天、終始天候に恵まれた大会となった。

【第1ステージ】
札幌市 豊平川河川敷地特設コース 1km個人タイムトライアル
天候:晴れ 気温30℃

台風が北海道にも上陸し昨年開催地の旭川方面など各地被害も出ている状況ではあったが、奇跡的に札幌周辺は穏やかな晴天。
蒸し暑くかなりの夏日で風もさほど強くはない。
TTのコースは河川敷の直線1km。単純なコースだけに時折吹く風でタイムへの影響は出そうである。
マトリックスは、隼人、アイラン、土井、佐野、ホセの順。全99名がスタートする。

チーム一番スタートの隼人

チーム一番スタートの隼人

まだまだ序盤だが1分20秒台のタイムを重ねている中、チーム一番スタートの隼人がいきなり1分16秒と大きくリードしトップに立つ!

隼人トップタイムを大きく更新

隼人トップタイムを大きく更新


このタイムはなかなか更新されることなく、チェックしていた宇都宮ブリッツェンの増田も届かず後半まで隼人はトップに座することとなる。
やがて注目されているチーム右京のジョン・アヴェラストゥリ、ここはやはり更新してきた1分14秒。残り20名、隼人の次には佐野が位置している。このまま表彰台に残りたい。

隼人に続く佐野

隼人に続く佐野


しかし、最終辺りの外国勢ははやりタイムを出してくる。隼人惜しい4位、佐野5位。

秒の争いとなるこのレースでは有効なタイム差での好位置。このタイム差をもって午後からのロードレースが始まる。


〔ステージ結果〕
1位 ジョン・アヴェラストゥリ(チーム右京)1’14″16
2位 シリル・ディエリー(ヴェロクラブメンドリシオ)+0″87
3位 リカルド・スタキオッティ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)+0″92
4位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+2″40
5位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)+2″92
6位 鈴木龍(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+3″04
32位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
33位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
88位 土井雪広(マトリックスパワータグ)

〔個人総合〕
1位 ジョン・アヴェラストゥリ(チーム右京)0:01’14”
2位 シリル・ティエリー(ヴェロクラブメンドリシオ)+0:01″
3位 リカルド・スタキオッティ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)+0:01″
4位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+0:02″
5位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)+0:03″
6位 鈴木龍(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)+0:03″
32位 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
33位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
88位 土井雪広(マトリックスパワータグ)

〔チーム総合〕
1位 チーム右京 0:03’50”
2位 宇都宮ブリッツェン +0’04”
3位 キナンサイクリングチーム +0’04”
4位 マトリックスパワータグ +0’04″ 

 

【第2ステージ】
札幌市~小樽市~赤井川村~倶知安町の111Km KOM2回、HS1回
天候:晴れ 気温30℃

札幌を離れ、本格的舞台となる倶知安町へ向けてのロードレース。KOMはカテゴリ2だがアップダウンの繰り返しがきついコース。
スタートから激しくアタック戦。アタック⇔吸収を繰り返しながら35km地点1回目のKOMは4名が先行していく。HD1A1709
KOMを分岐に集団から数名が抜け前方4名とひとつ。この20名ほどの集団にはホセ、アイランが入る。
後方は落ち着き先頭グループとは2分へと開いていく。

ホセ、アイランが入る

ホセ、アイランが入る

KOMを下ると51km地点でのHS。ここで先頭グループから増田成幸(宇都宮ブリッツェン)がアタック、単独抜け出し先行する。
先頭グループは増田を容認し、その差は徐々に開いていく。
増田←セカンドグループには17名。ホセ、アイランは入っている。HD1A2497

ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
ジャイ・クロフォード、リカルド・ガルシア(キナンサイクリングチーム)
マッティオ・バディラッティ、シリル・ティエリー(ヴェロクラブ メンドリシオ)
ピエールパオロ・デネグリ、小石祐馬(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)
ベンジャミン・プラデス(チーム右京)
ダミアン・モニエ、トマ・ルバ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
中根英登(愛三工業レーシングレチーム)
鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
吉岡直哉(那須ブラーゼン)
マイケル・シーハン(ジェリーベリー P/B MAXXIS)
ダニエル・ボネロ(セントジョージ メリダ サイクリングチーム)

増田は順調に差を広げていき、65km地点2回目のKOMへ向けて上っていく。セカンドグループとは1分以上、プロトンとは6分以上。HD1A2367
レースは折り返し後半へ。前方での勝負が濃厚となってくる。
セカンドグループも追走の動きが激しくなり、ペースが上がる。
KOMを越えるとここでまさかのホセがドロップ、人数を減らしていく集団にまだアイランは残っている。

セカンドグループは協調がとれず増田との差はなかなか縮まらない、その差2分以上。
追走するセカンドグループは14名。残り30kmきったあたりからペースは上がり本格的な追走をかけていく。
しかしタイム差が開き過ぎたか残り10kmをきっても1分以上、結局増田は単独逃げ切り42秒もの大差をつけ力強いステージ勝利。

後続はアイラン含む14名、着争いの激しいスプリントはダミアン・モニエ、アイラン5位でフィニッシュ。

アイランはセカンドグループでフィニッシュ

アイランはセカンドグループでフィニッシュ


残るプロトンは6分後のゴール。例年ステージ毎に僅かなタイム差での争いだったが、今年は初日から大きく動き大波乱のステージとなる。
総合争いは実質この上位15名に絞られたと言える。マトリックスでここに入ったのは1名のみと厳しい戦況、チームはアイランを核に総合上位を狙って行く。HD1B2008


〔ステージ結果〕
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 2:39’56”
2位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +0’42”
3位 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン)
4位 ピエールパオロ・デネグリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)
5位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
6位 吉岡直哉(那須ブラーゼン)
53位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
61位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ
62位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
77位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)

〔個人総合〕
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 2:41’09”
2位 シリル・ティエリー(ヴェロクラブ・メンドリシオ) +0’44”
3位 ベンジャミン・プラデス(チーム右京)
4位 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン) +0’45”
5位 中根英登(愛三工業レーシングチーム) +0’47”
6位 リカルド・ガルシア(キナンサイクリングチーム)
10位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+0’50”
18位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
37位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
64位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
76位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)

〔チーム総合〕
1位 宇都宮ブリッツェン 8:11’05”
2位 キナンサイクリングチーム +0’42”
3位 ヴェロクラブ メンドリシオ +0’44″ 
6位 マトリックスパワータグ +6’41”

 

【第3ステージ】
倶知安町~蘭越町~京極町~倶知安町の180km KOM1回、HS1回
天候:快晴 気温32℃

滞在地ニセコアルペンがスタート/ゴール。美しい羊蹄山を様々な角度から拝むように周る、厳しい山岳のステージとなる。
KOMは1回だがカテゴリ1の新見峠が序盤、後半は長々とした上り区間が続き、ゴールはホテルまでの激坂「ひらふ坂」。
険しいKOMは序盤のため散らしきれないであろう、総合守る宇都宮ブリッツェンがどこまでコンロールするか。
動きは後半、最後の最後まで激しいバトルが予想されている。

ここは登板強いメンバーでの勝負となるであろう、エース担うアイランは正念場だがチーム結束して上位を狙う。
予想通りの夏日、朝から気温が高く山岳ステージには厳しい天候となりそう。

総合1位の増田との大きなタイム差に打開を狙う意思は皆同じか、スタートから激しくアタックがかかる。
守る宇都宮ブリッツェンは都度応戦し潰していく。この状態を繰り返しながらいよいよKOMへの上りへ入る手前15km地点辺りから2名が抜ける。

宇都宮ブリッツェンがコントロール

宇都宮ブリッツェンがコントロール

HD3A0222

抜けたのは木村圭佑(シマノレーシング)、野中竜馬(キナンサイクリングチーム)
後続数名が抜けて一度はパックになるが、KOM越え下りきり60km地点辺りで一旦プロトンに吸収。ここでカウンターアタックがかかり4名が抜け、佐野が入る。

佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
早川朋宏(愛三工業レーシングチーム)
阿曽圭佑(キナンサイクリングチーム)
山本大喜(鹿屋体育大学)

先行する佐野

先行する佐野

プロトンはこの逃げを容認、80km地点では2分以上、100km地点を越えると5分近くまで開く。

佐野は快調

佐野は快調


佐野は127km地点のHSを1位通過!先頭グループ内では若干疲れを見せる選手も出てくるが佐野は元気、快調に前進する。
その頃プロトンでは先頭への追走がまだまとまりきらない。宇都宮ブリッツェン勢のコントロールにも疲れが出てくる。
このままコントロールなければ・・・佐野の快走ぶりにはチームは希望を抱く。

佐野はまだまだ快調

佐野はまだまだ快調

しかし、先頭も疲労の色濃くなってきてローテーションが円滑ではなくなってきた。
残り20kmほどで阿曽がドロップ、プロトンはペースを上げて差を詰め始めている。この状況を好しとしない佐野は単独でアタックをかける。

業を煮やし佐野アタック

業を煮やし佐野アタック


すると反応する周囲、しかしローテーのペースは上がりきらず、佐野にはもどかしい状況が続く。

プロトンはジェリーベリー P/B MAXXISがコントロールしラクラン・モートン中心に引いているがほぼチーム単体、全体の協調体制がとれている状況ではない。

プロトンは徐々にペースアップ

プロトンは徐々にペースアップ

 

先頭は3名へ、前進し続ける佐野

先頭は3名へ、前進し続ける佐野

残り10kmをきったがまだ先頭との差は1分。まだこのペースであれば望みはあるか、しかし長い上り区間から散発的なアタックがかかり始める。
この動きに集団活性、先頭との差は一気に縮まっていく。残り5kmで山本がドロップし先頭は佐野と早川の2名。

先頭2名、佐野は諦めない

先頭2名、佐野は諦めない


残り2km、プロトンから出た吉岡直哉(那須ブラーゼン)が先頭に追いつきそう、しかしもうプロトンはその直後に迫る。
佐野はまだ前、残り1km。しかしここでプロトンに吸収。そして最後の激坂ひらふ坂のスプリントが始まる。

きつい勾配に前方の顔ぶれが入りから目まぐるしく変わっていく。
最後は後ろから伸びてきた登坂強いピエールパオロ・デネグリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)がステージ勝利、同タイムは7名。
アイランは粘ったが26秒遅れの25位。ゴールまで600mほどの直線ひらふ坂は、集団が30秒以上にばらけるほどのものだった。

ステージ優勝目指して勝負した佐野は、奮闘虚しくラスト1kmで集団にのまれたが見せ場は十分。アイランもまだ順位を上げる可能性はある。
個人総合は増田が守り2位以下とは27秒。次の長距離ステージでも様々な思惑で展開するであろう。
マトリックスは隼人が体調不良で残念ながらリタイアとなってしまったが、最後までステージ優勝、総合上位目指して頑張ります!


〔ステージ結果〕
1位 ピエールパオロ・デネグリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)4:34’42”
2位 リカルド・ガルシア(キナンサイクリングチーム +0’00”
3位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)
4位 リカルド・スタキオッティ(NIPPOヴィーニファンティーニ)
5位 シリル・ティエリー(ヴェロクラブ・メンドリシオ)
6位 ジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)
25位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
34位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
57位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
62位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
DNF 吉田隼人(マトリックスパワータグ)

〔個人総合〕
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 7:16’05”
2位 ピエールパオロ・デネグリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +0’27”
3位 リカルド・ガルシア(キナンサイクリングチーム) 
4位 中根英登(愛三工業レーシングチーム) +0’29”
5位 シリル・ティエリー(ヴェロクラブ・メンドリシオ) +0’30”
6位 ジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)
12位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+1’02”
34位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
55位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
56位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
 
〔チーム総合〕
1位 宇都宮ブリッツェン 21:55’55”
2位 キナンサイクリングチーム +0’29”
3位 ヴェロクラブ・メンドリシオ +0’54”
7位 マトリックスパワータグ +8’15”

 

【第4ステージ】
倶知安町~洞爺湖町~千歳市~札幌市の219km KOM2回、HS1回
天候:曇りのち晴れ 気温29℃

30回を記念して設定されたコースは大会史上最長距離。あの有名な洞爺湖畔、支笏湖畔を周りこれまで幾度も設定された真駒内公園でのゴールとなる。
スタート直ぐにカテゴリ1のKOMで下るとHS、始めからかなり動きそうなコース設定。まだまだ総合争いは最後まで動く、マトリックスもより好成績を狙っていきたい。

いよいよ最終ステージ

いよいよ最終ステージ!


朝方まで降っていた雨はあがりスタート時はどんより曇り。本日は暑くないステージとなりそう。

スタートからやはりアタック、アタックで既にKOMへ向けて激しく動き、最終の山岳賞争い。

ホセも積極的に動く

ホセも積極的に動く


集団のコントロールはジェリーベリーP/Bマキシス、昨日から動きを見せているのは注目の実力選手ラクラン・モートン。
KOMを越え下りへ。一度は沈静した集団だったが、ここで木村圭佑(シマノレーシング)がアタック、これにラクラン・モートンが反応し2名で先行。
更にホセ含む3名が合流し、40km地点辺りで5名の先頭グループが形成。集団は容認しホセらはタイム差を広げ始める。

ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
木村圭佑(シマノレーシング)
ラクラン・モートン(ジェリーベリーP/Bマキシス)
西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
吉岡直哉(那須ブラーゼン)

ホセら先行、このメンバーは強力

ホセら先行、このメンバーは強力

いずれも今大会で積極的に動いてきたメンバー、5名は協調し順調にタイム差を広げて行く。
57km地点のHSでは既に8分を超える大差。ホセはHSを3位通過、そして1位通過は吉岡。
この5名の中で総合争いに絡めるタイムを持っているのは吉岡の1分04秒。この逃げでバーチャルリーダーとなり、更にその差をHSで縮め現実的となってくる。
プロトンでは宇都宮ブリッツェンが引きペースを上げようとするが協調するチームは少ない。洞爺湖畔を越え次の上りへ入る120km地点辺りでは遂にその差11分超え。

ホセらのペースは緩まない

ホセらのペースは緩まない

プロトンはようやく重い腰を上げ追走を始め、急激にタイム差を縮め始める。188km地点2回目のKOMではホセ3位通過、プロトンとの差は2分台まで縮まってきた。
この激しい動きでプロトンは人数激減、30名ほどとなってしまう。残り20kmほど、マトリックスは佐野が入っている。
先頭もプロトンにひけをとらないハイスピードで逃げる。残り10km、タイム差1分から縮まらない。
残り2km、まだその差1分前後、総合争いも深刻となってくる。ホセら先頭5名とプロトンはそれぞれ渾身の走りでゴールへ向かっていく。

更にペースアップする強靭な先頭グループ

更にペースアップする強靭な先頭グループ

残り1kmをきりその差30秒ほど、勝負は先頭5名へ。そして最後のゴール勝負、先にしかけたのはホセ、そのまま伸びてくる・・・しかし直前でかわしてきたのはモートン。
ホセ激しく悔しがる2位。

ホセ悔しい2位!

ホセ悔しい2位!

そして34秒後に24名でのゴール争い、先頭で入ってきたのは佐野、佐野は8位でゴール。

後続は佐野が先頭で入ってくる

後続は佐野が先頭で入ってくる


総合争いは増田がリーダーを守りきり、久方の日本人総合優勝となった。
マトリックスは最後にホセが表彰台へ。チームとして結果にはなかなか繋がらなかったが、見せ場を作ることはできた。
この調子を次戦へ更に上げて行きたい。


〔ステージ結果〕
1位 ラクラン・モートン(ジェリーベリーP/Bマキシス) 5:33’44
2位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +0’00”
3位 西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)
4位 木村圭佑(シマノレーシング)
5位 吉岡直哉(那須ブラーゼン) +0’03”
6位 リカルド・スタキオッティ(NIPPOヴィーニファンティーニ) +0’34”
8位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
34位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
38位 土井雪広(マトリックスパワータグ)

〔個人総合〕
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 12:50’32”
2位 ピエールパオロ・デネグリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +0’27”
3位 リカルド・ガルシア(キナンサイクリングチーム) 
4位 中根英登(愛三工業レーシングチーム) +0’29”
5位 シリル・ティエリー(ヴェロクラブ・メンドリシオ) +0’30”
6位 吉岡直哉(那須ブラーゼン)
13位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
17位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
30位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
39位 土井雪広(マトリックスパワータグ)


〔チーム総合〕
1位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム 38:39’38”
2位 ヴェロクラブ・メンドリシオ +0’05”
3位 キナンサイクリングチーム +2’39”
7位 マトリックスパワータグ +9’51”

photo by Hideaki TAKAGI

JBCF 維新やまぐちクリテリウム

”ホセ・ビセンテ・トリビオが3位!ツアーリーダー死守”

DSC_0612

Jプロツアー第15戦 

2日目は予選⇒決勝のクリテリウム。今回は出走数が少なく不安無く全員が決勝に進むことができた。
朝から雨。。このコースもアップダウンを含む幅狭い箇所もあり、ウェットな路面も不安にさせる箇所が多い。DSC_0027

決勝は74名。予選状況を見ると縦長で幅狭い箇所を含んでいるこのコースは中切れで置いていかれる状況が多々見られる。
レース中の位置取りがかなり大きく影響される。

決勝前のパレード走行

決勝前のパレード走行


朝から降っている雨は台風の影響で徐々に雨脚が強くなっていく中、いよいよ決勝スタート。DSC_0165

人数を揃えている宇都宮ブリッツェンが前を取り予想通りガチのコントロールへ入っていく。
Team UKYOもそこへ絡みながらペースを上げかなりのハイペース。
中切れしやすいこのコースは早々から千切れが見られ、1.3kmという短いコースはあっという間にアウトとなり除外される。
早くも6周目には先頭20名ほど、周回毎に更に絞られ10周を過ぎた頃には14名。クリテリウムとは思えないほど絞られた展開となっていく。

マトリックスはホセが常に前に食らいつくも、後方落車などもあり前方に残れたのは金子のみとなってしまう。DSC_0484
集団は宇都宮ブリッツェン5名を含み、完全に主導権を握っている。ホセは非常に厳しい状態。
残り10周回、力尽き脱落する選手が後を絶たない。粘っていた金子も遂にドロップ、先頭は8名に絞られる。

ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
増田成幸、鈴木譲、大久保陣、堀孝明、飯野智行(宇都宮ブリッツェン)
畑中勇介、住吉宏太(Team UKYO)

雨はより一層激しくなり、遂には雷雨となってきた。DSC_0510
残り5周回、ここで天候危険との判断で残り3周へ変更。ラストラップは堀が落ち7名。
宇都宮ブリッツェン優勢状態で最後のスプリントが始まる。

ホセが先頭をとろうとするもブリッツェン勢がブロック。なんとしても増田より上位で入らねばならない。
再度ホセ前に出てスプリント開始、合わせてきたのは鈴木、その外側から抜けてきたのは大久保。
大久保そのまま2名をかわしゴール、続いて鈴木、ホセ3位。
増田は4位。ホセ執念で死守したルビーレッドジャージだった。DSC_0531

粘り抜いた金子は最終11位でゴール。完走者たった11名のサバイバルレースだった。
ホセが死守したリーダーの座、続くレースもチーム引き締めて守り抜かなければならぬ。
次戦のJプロツアーはまたも個人TT、ホセも気合い十分で臨みます。


 

【順位】
1位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 54分06秒 40.35㎞/h
2位 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン) +0秒
3位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
4位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 
5位 畑中勇介(Team UKYO)
6位 住吉宏太(Team UKYO) +1秒
11位 金子大介(マトリックスパワータグ)
DNF 安原大貴(マトリックスパワータグ)
DNF 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
DNF 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
DNF 中川智(マトリックスパワータグ)


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JBCF 藩庁門タイムトライアルinやまぐち

Jプロツアー第14戦 

山口県での新設レース2連戦。1日目は個人タイムトライアル。
総合争いはトップのホセは2位の増田とかなり僅差。ここは得意のタイムトライアルで少しでも差を広げていきたい。
今回は直ぐに始まるツール・ド・北海道があるため、北海道メンバーからはホセのみがリーダーを掲げて参戦した。

チームプレゼンテーション

チームプレゼンテーション

TTのコースにしてはアップダウンや曲がりくねったコーナーなど非常にテクニカルなコース設定。
路面の荒れた箇所もあり慎重なコース対応も必要、天候も不安でありこのままドライコンディションで保って欲しい。

75名が現ランキングから降順スタート。マトリックスはホセが後尾から3番目。DSC_0432
序盤のタイムは那須ブラーゼンの水野恭兵が2分23秒を出すがしばらく更新されず2分30秒台が平均。後半に向け徐々に2分20秒台へと上がっていく。
しかし、このテクニカルなコースはアクシデントを誘発し、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之も落車で遅れるなど上位候補の選手がなかなか予想通りの結果には繋がらない。DSC_0627 DSC_0649 DSC_0662 DSC_0687 DSC_0700
残り20名ほどでトップタイムを出したのはNEILPRYDE – NANSHIN SUBARU CYCLING TEAMのヴァラド・ジェゾン、2分21秒でトップに立つ。

いよいよホセがスタート。攻め狙って走るホセだったが荒れた箇所に入ってしまい痛恨のパンク。
なんとか完走はしたもののほぼ最後尾の順位となってしまう。続く上位候補のTeam UKYOジョン・アベラストゥリも激しい落車でDNF。
最終走者は総合競っている宇都宮ブリッツェンの増田成幸。増田は不安ない走行だったがトップには届かず4位。

マトリックスの最高位は向川の10位。この結果、危ぶまれた総合順位はぎりぎり逆転されず何とかリーダーを保っているが非常に戦況厳しくなってきた。
翌日のクリテリウムはチーム一丸で何としても離したい。

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【順位】
1位 ヴァラド・ジェゾン(ニールプライド南信スバルサイクリングチーム) 2分21秒522
2位 高木三千成(那須ブラーゼン) 2分21秒556
3位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 2分21秒941
4位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 2分22秒122
5位 畑中勇介(チーム右京) 2分22秒199
6位 今井勇太(チーム右京) 2分23秒154
10位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
14位 中川智(マトリックスパワータグ)
22位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
32位 金子大介(マトリックスパワータグ)
59位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
73位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)


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JBCF みやだクリテリウム

”吉田隼人が2位! ホセ・ビセンテ・トリビオはツアーリーダーを死守”

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JBCF みやだクリテリウム
Jプロツアー第13戦 

2日目はクリテリウムだが、あまりに短い設定の予選⇒決勝。特に予選は非常にサバイバル。
このコースはアップダウンを含みながらも向かい風の長いストレートもあり、状況によってはバラけやすい。
できるだけ人数固めた方が有利、予選はできるだけ上位チームと安全に通過したい。

1日目も暑かったが更なる気温上昇の予報、朝の予選は涼しいはずが既に35℃近く汗だくとなった。
予選は2組、各60余名から25名の勝ち上がり。たった4周回のレースは油断禁物、かなり緊張感漂うスタートライン。


◆予選
予選1組:ホセ、佐野、土井、隼人
早々から佐野が逃げを試みるが集団は許さずひとつ。人数を絞るためスピードは全く緩まず後尾から切れて行く。
マトリックスは全員で前方位置を落とさず進行、最後は30名ほどとなりエリミネーションのようなゴール争いを全員予選通過。

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予選2組:アイラン、大貴、田窪、向川
こちらも絞込みかけてスタートからハイペースで引き倒す。2周目には早くも中切れで集団分裂。マトリックスは全員前方に位置する。
尚も緩めないハイスピードに後尾から切れて絞られる先頭、最後はその人数24名となり安心ゴール。

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チームは8名全員が予選通過! 上位チームは同じく残っているが、フルメンバーで決勝を戦う。


◆決勝
気温は更に上昇し38℃。距離が短いだけに激しい展開が予想される熱いレースとなるだろう。
マトリックスは隼人を中心に勝負、強烈なスプリンターTeam UKYOのジョンには注意が必要。
予選を勝ち上がった50名はまだまだ多い、人数は絞っていきたい。

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スタートから激しいアタックが始まる。逃げの展開、ゴール勝負の展開、様々な展開を想定して各チームが動きまくる。MD2A1788 MD2A1964
人数を揃えているマトリックス、宇都宮ブリッツェン、シマノレーシング、Team UKYOが入れ替わりアタックを仕掛け集団のペースは緩まない。MD2A1991 MD2A2165
集団は縦長のまま徐々に後方が切れて人数が減って行くがまだ多い。

3周目、佐野が先頭に立ちペースを上げて集団を引き倒す。MD2A2374 MD2A2421この動きで集団は見事に分裂、15名ほどが前に残り先行。

引きずり倒す佐野

引きずり倒す佐野


この中にはホセ、隼人、大貴が入る。後方はまだ追走の動きがあり数名が入れ替わり、アイランが先頭に入る。

6周目、先頭から木村圭佑(シマノレーシング)がアタックし、反応した宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之と堀孝明の3名で逃げる。
続く集団は13名、追走の動き止まらず落ち着かないままその差20秒で進行する。
早くも残り3周回、先頭との差がなかなか縮まらず、追うメイン集団は各チーム牽引アシストで徐々に人数を減らしていき残り11名。

ホセ・ビセンテ・トリビオ、吉田隼人、安原大貴(マトリックスパワータグ)
ジョン・アベラストゥリ、畑中勇介(Team UKYO)
増田成幸、鈴木譲、雨澤毅明L(宇都宮ブリッツェン)
入部正太朗(シマノレーシング)
平塚吉光(愛三工業レーシングチーム)
吉岡直哉(那須ブラーゼン)

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各チームアシストで人数を減らしていく

ここで先頭を走っていた堀がパンク、先頭2名となり残り2周回へ。スプリンターのジョンを保つTeam UKYOは畑中が引きその差10秒、射程圏内まで縮める。
メインは終盤へ向けて牽制が始まり先頭2名の捕らえどころを見計らうかまた差が広がり始める。
なかなか縮まらないその差に、今度はマトリックス大貴が男引き、5秒差まで縮めいよいよラストラップへ。

集団は牽制しながら位置取りを窺う。強力なスプリンターのジョンは何度も前へ。増田へのチェックをしつつも隼人体制へホセも前をとる。
その後ろには昨年の覇者である入部が様子を窺っている。
先頭はまだキャッチせず泳がせ、最終コーナー手前、残り500mほどのところでキャッチ。集団ひとつで最終コーナーへ。

最終コーナー立ち上がりから一斉スプリント

最終コーナー立ち上がりから一斉スプリント


コーナー立ち上がりから一斉にスプリント。先駆けは入部、すぐさまジョンがかわし先頭に立つ。その後ろ隼人、ホセ。MD2A3670
ジョンはその前を許さず先頭のままゴール、続く隼人2位、入部3位、ホセ4位。

激しいレースを隼人2位の表彰台、ホセはリーダージャージを守り、各々しっかりと連携できたことを実感する。
続くレースへ、チーム力を更に高めて進みます。


【順位】
1位 ジョン・アベラストゥリ(Team UKYO)48分32秒
2位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
3位 入部正太朗(シマノレーシング)
4位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
5位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
6位 平塚吉光(愛三工業レーシングチーム)+01秒
13位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
17位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
40位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
DNF 佐野淳哉
DNF 向川尚樹
DNF 田窪賢次


photo by Hideaki TAKAGI