RACE REPORT

ツール・ド・熊野2018 第2ステージ熊野山岳

UCIアジアツアー2.2
5/31(木)~6/3(日)三重県、和歌山県の紀州地域 全4日間プロローグ+3ステージ
総走行距離 = 327.5km


【第2ステージ 熊野山岳】 

日付:2018年6月2日(土)
開催地:三重県熊野市御浜町 熊野山岳コース
距離:109.3km KOM×3回
天候:晴天 気温28℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、向川尚樹


丸山千枚田、札立峠を中心とする山岳ステージ。そしてレースの明暗を分けるクイーンステージでもある。丸山千枚田は2回、札立峠を1回上りその頂上にはKOMが設置されており、全3ステージのうち唯一の山岳ステージ。タイム差を逆転、或いはアドバンテージを持つチャンスはこのステージとなる。

第1ステージがキャンセルとなったため、プロローグの数秒差タイムがそのまま持ち込みとなり、誰もがチャンスを持つためスタートからかなり激しい動き。3つの大きな高ポイントKOMを含むステージ、先ずはひとつ目のKOM狙いでアタックがかかり、ホセを含む9名が先行してKOMを通過。

ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
畑中勇介、マーク・デマール(チーム右京)
中島康晴(キナンサイクリングチーム)
鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
入部正太朗(シマノレーシング)
ダミアン・モニエ(愛三工業レーシングチーム)
フェン・チュンカイ(チャイニーズタイペイナショナルチーム)
カーデン・グローヴス(セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム)

このメンバーが各チーム有力選手を含むため更に下り区間から次の上りまでに数名の有力選手が加わり15名、決め手は次の札立峠。後続とはかなり離れ、前方のメンバーで勝負は絞られていく。この中にはホームチームのキナン4名、チーム右京3名、宇都宮ブリッツェン2名、、、など強豪は人数を揃えて着実な体制、マトリックスはホセのみとなってしまい厳しい状況。

2つ目のKOM札立峠が最大の山場、ここへ向けての激しいアタック戦で絞りこまれたのは10名ほど。
ホセ、デマール、畑中、ダミアン、フェン・チュンカイ、中島に加え、
マルコス・ガルシア、トマ・ルバ、サルバトール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム)
ベンジャミ・プラデス(チーム右京)
ベンジャミン・ダイポール(セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム)

チーム右京のベンジャミ・プラデスやキナンサイクリングチームの本命マルコス・ガルシアやサルバドール・グアルディオラらが激しくアタックをしかける。

激しく繰り返されるアタック戦にもホセは残り、やがて3つ目のKOM、2回目の千枚田へ。それまで先行していた中島をパスして上りに入ったのはデマール、後続もそれを追いペースが上がりバラけてくる。
デマールはもの凄いハイペースで千枚田を上り、ホセはそれを追うプラデス、ガルシア、グアルディアラ、鈴木、ダイボールと共に6名のパックで粘り残る。やがて上りきる頃には後方から入部も追いつき下りへ。

大きく差をつけてデマールが3つ目のKOMを越え下りへ。後続はそれを追いペースを上げて下っていくが、先行しているデマールになかなか追いつかない。やがて牽制も始まりデマールとの差は広がっていく。機を見て追走をかけたセントジョージのダイボールとシマノ入部がデマールへ合流し先頭3名、牽制し続ける後続の中でホセも機を逃し、先頭3名の逃げ切りが決定的となりゴール勝負へ。ゴールスプリントで堂々制したのはシマノ入部。激しい外国人勢との山岳バトルを日本人で勝利するのは快挙、そしてここで稼いだタイムで総合トップに立つということは、総合優勝は目前とも言える。

苦しい戦いとなったホセは57秒差で総合9位。翌日は平坦基調の最終ステージで挽回するには厳しいタイム差、チームとしても非常に厳しい結果となったが、最後の望みを懸けて最終ゴールでのジャンプアップを狙う。

[第1ステージ結果]
1位 入部正太朗(シマノレーシング) 2時間45分52秒
2位 マーク・デマール(チーム右京) +1秒
3位 ベンジャミン・ダイボール(セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム) +15秒
4位 ベンジャミ・プラデス(チーム右京) +33秒
5位 サルバードール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム)
6位 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン) +35秒
7位 マーカス・カリー(セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム)
8位 マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム) +44秒
9位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
10位 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) +1分3秒
18位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +5分09秒
21位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +5分16秒
39位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +10分50秒
47位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +15分28秒
71位 向川尚樹(マトリックスパワータグ) +15分28秒

[個人総合]
1位 入部正太朗(シマノレーシング) 2時間46分35秒
2位 マーク・デマール(チーム右京) +7秒
3位 ベンジャミン・ダイボール(セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム) +25秒
4位 ベンジャミ・プラデス(スペイン、チーム右京) +44秒
5位 サルバードール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム) +45秒
6位 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン)
9位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +57秒
19位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +5分23秒
21位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +5分29秒
39位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +11分01秒
65位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +15分41秒
67位 向川尚樹(マトリックスパワータグ) +15分42秒

[チーム総合]
1位 セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム 8時間24分51秒
2位 キナンサイクリングチーム +37秒
3位 宇都宮ブリッツェン +41秒
5位 マトリックスパワータグ +6分40秒


photo by Satoru Kato

ツール・ド・熊野2018 第1ステージ赤木川清流

UCIアジアツアー2.2
5/31(木)~6/3(日)三重県、和歌山県の紀州地域 全4日間プロローグ+3ステージ
総走行距離 = 327.5km


【第1ステージ 赤木川清流】 

日付:2018年6月1日(金)
開催地:和歌山県新宮市 熊野川町周回16.3kmコース
距離:15.4km+16.3km×6周回=113.2km HP×1回、KOM×2回
天候:晴天 気温25℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、向川尚樹


緩やかなアップダウンを含む平坦基調のコース。テクニカルではあるがタイム差がつきづらく集団ゴールの可能性が高い。新宮市内をパレードでスタートし美しい熊野川沿いのコースに出てからのスタートとなる。レース前、メンバーはチームメイト和田力の墓前で手を合わせレースの健闘を誓う。このステージはここ数年いつも爽やかな晴天、スタートする頃にはかなり暑くなるだろう。

スタートから有力チームが前方を固めてのハイペース、序盤でふるいにかけておきたい意思で協調しペースを上げていく。20回大会だけにホームチームのキナンサイクリングチームが勝利を重大ミッションとして参戦しており、見せ場づくりも含めて積極的に動くのは間違いない。集団でもきれいに隊列を作っている。

2周目のKOMへ向けて早々から佐野がアタックをかけて先行を始める。佐野のアタックに集団は序盤の挑発には乗らず容認の構えだったが、中島康晴(キナンサイクリングチーム)、木村圭佑(シマノレーシング)が便乗すると状況善しとせずこれを追走、佐野はKOMへは届かず吸収される。カウンターで出た畑中勇介(チーム右京)が1回目のKOMを獲り、代わって出たキナンを含む3名が先行。集団は落ち着かずアタックが散発しながらの進行で3周目、39km地点のトンネル区間内で集団落車が発生、その際に転倒した選手が中央フェンスをなぎ倒しコースを遮断してしまうアクシデントが起きる。

レースは中断し、この復旧作業を待つ。しかし復旧のメドは立たず、審判、主催者、チームマネージャーでのミーティングにより、残念ながらこのステージはキャンセルが決定された。
毎年温かく出迎え声援を送っていただく地元の方々へ向けて2周回パレード走行を行い、ゴールして終了することになった。

途中結果はKOMのみが更新され、他は全てプロローグのタイムを持ち越し。これで翌日の山岳クイーンステージが全てとなることは間違いなく、スタートからかなり激しいバトルが予想される。整え翌ステージで勝負をする。


[第1ステージ結果]
1位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 50’78
2位 ケイデン・グローヴス(オーストラリア、セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム) +1’09
3位 黒枝士揮(愛三工業レーシング) +1’17
4位 秋田拓磨(シマノレーシング) +1’18
5位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +1’37
6位 大久保陣(チームブリヂストンサイクリング) +1’42
7位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) +1’63
8位 岡本隼(愛三工業レーシング) +1’88
9位 横山航太(シマノレーシング) +2’09
10位 原田裕成(チームブリヂストンサイクリング) +2’33
22位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +4
61位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +6
70位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +6
72位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +6
81位 向川尚樹(マトリックスパワータグ) +7
88位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +7


[チーム順位]
1位 宇都宮ブリッツェン 2分34秒
2位 シマノレーシング +2秒
3位 愛三工業レーシングチーム +3秒
13位 マトリックスパワータグ +12秒

photo by Satoru Kato

ツール・ド・熊野2018 プロローグ

UCIアジアツアー2.2
5/31(木)~6/3(日)三重県、和歌山県の紀州地域 全4日間プロローグ+3ステージ
総走行距離 = 327.5km


【プロローグ】 

日付:2018年5月31日(木)
開催地:和歌山県新宮市 市田川沿いコース0.7km
距離:0.7km
天候:雨 気温20℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、向川尚樹


TOJに続く国内UCIステージレース熊野。この時季恒例となっているこの大会も今年が20回目となり記念すべき大会となる。TOJでお手合わせの国内チームの他、Jプロツアーチームなど馴染みの顔も増えて少しほっとする雰囲気でもある。マトリックスは昨年この大会でホセが個人総合優勝を果たし、山岳賞、新人賞、ステージ表彰など最後まで表彰台を欠かさず終えた輝かしいメモリの大会。今年も表彰台を狙いチーム一丸で戦う。

ステージはたった3日のためこのプロローグの個人TTは影響が大きく重要。チームは毎回このTTでのタイムで苦戦を強いられるのでなんとか稼いでいきたい。
梅雨入りもして当日はしっかり雨。。。幸いにも今年は初日のみが雨予報で大会中は回避できそう。しかしTTのコースは川沿いほぼUターンでの直線折り返したようなコース、以前からコーナーで滑る危険性が高く慎重にならざるを得ない。このコーナーを攻めれる者がトップタイムを出していく。

出走選手109名が30秒毎にスタート、マトリックスは向川、大貴、土井、佐野、アイラン、ホセの順でスタート。
4番出走のフェン・チュンカイ(チャイニーズタイペイナショナルチーム)が54秒65を出し、これがひとつのボーダーとなっていく。22番出走の原田裕成(チームブリヂストンサイクリング)が53秒12で大きくトップタイムを更新。しかしこのタイムにはなかなか届かず、後半までホットシートに座る。
後半、63番出走の横山航太(シマノレーシング)が52秒88とかなり大きくトップ更新し勝負は後半戦へ。直ぐにカーテン・グローヴス(セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム)が更に51秒87でトップに立つと、各チーム最終のエース格が挑むがこのタイムへはなかなか届かない。

そして最終から6番目の阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)、ここで50秒72と大更新プロローグ優勝。マトリックスはタイムを出せずほぼ5秒前後の差となり、これからが厳しい。

アイラン・フェルナンデス

順位はアイランの22位が最高位となった。
翌日からのロードレースで挽回していく。

ホセ・ビセンテ・トリビオ

佐野淳哉

土井雪広

安原大貴

向川尚樹

[プロローグ結果]
1位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 50’78
2位 ケイデン・グローヴス(オーストラリア、セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム) +1’09
3位 黒枝士揮(愛三工業レーシング) +1’17
4位 秋田拓磨(シマノレーシング) +1’18
5位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +1’37
6位 大久保陣(チームブリヂストンサイクリング) +1’42
7位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) +1’63
8位 岡本隼(愛三工業レーシング) +1’88
9位 横山航太(シマノレーシング) +2’09
10位 原田裕成(チームブリヂストンサイクリング) +2’33
22位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +4
61位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +6
70位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +6
72位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +6
81位 向川尚樹(マトリックスパワータグ) +7
88位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +7


[チーム順位]
1位 宇都宮ブリッツェン 2分34秒
2位 シマノレーシング +2秒
3位 愛三工業レーシングチーム +3秒
13位 マトリックスパワータグ +12秒

photo by Satoru Kato

ツアー・オブ・ジャパン2018 第8ステージ東京

UCIアジアツアー2.1
5/20(日)~5/27(日)堺~東京までの全8日間8ステージ
総走行距離 = 764.0km
総獲得標高 = 12,982m


【第8ステージ東京】

日付:2018年5月27日(日)
開催地:東京都港区 日比谷シティ前~大井埠頭7.0km周回コース
距離:14.7km+7.0km×14周回=112.7km SP×3回
天候:快晴 気温24℃ 
出走選手:5名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴


大阪の堺から始まり~8日間かけてやってきた最終ステージ東京。ここまでハードレースが続いてきたが、伊豆ステージで総合成績はほぼ決まり。気持ちを切り替えて晴れ晴れとスタート地点に立つ。
マトリックスはホセの総合8位が最高位、トップとは2分もの差があり、この平坦ステージでの逆転は先ず難しい。ここはスプリンター達の出番、そしてチームワークの見せ所、アイランをエースに最後のスプリント勝負でステージ勝利を狙う。

ⓒSatoru Kato

周回コースに入ると直ぐに3名が先行、総合に絡まないメンバーでもあり、この逃げをメインは容認し集団は完全に落ち着く。リーダーのキナンサイクリングチームがコントロールし、2分前後の差を保って周回を重ねる。

草場啓吾(日本ナショナルチーム)
チェン・キンロ(HKSIプロ・サイクリング・チーム)
中田拓也(シマノレーシングチーム)

ⓒSatoru Kato

ⓒSatoru Kato

状況は変わることなく周回を重ね、2周、6周、10周で設置されているスプリントポイントはこの3名で争われていく。マトリックスは集団後方で落ち着き、アイランの傍には土井がしっかりとついている。
残り5周回辺りから、メイン内でそろそろと隊列が揃い始める。マトリックスも少しずつ集団中央辺りへ、タイム差はじわじわと詰めて1分30秒ほど。残り4周、先頭からチェン・キンロがアタックし単独逃げ始める。

ⓒSatoru Kato

ⓒSatoru Kato

ⓒSatoru Kato

ⓒSatoru Kato

残り2周、残る先行メンバーは吸収し、まだまだ少しずつペースを上げて詰めていく。先頭のチェンとの差は1分をきり、マトリックスも集団前方へ。そしてチェンを吸収し集団ひとつでラストラップへ、ここで佐野がカウンターアタックをかける。
ラストラップだが残り距離は7km、まだ早いと見た集団はこの陽動には乗らない。その間に集団前方はチーム・イルミネイトが固め完全隊列を成している。各チーム激しく位置取りしながら集団はハイペースとなり、佐野を吸収、マトリックスは隊列が組みきれないまま、、、そして決め手となる最終2コーナーをチーム・イルミネイトが固めたままホームストレートへ。

ⓒSatoru Kato

その後ろは激しい位置取り争いで幾度もクラッシュ寸前の危険な動き、各チーム隊列は崩壊しバラバラの状態でのホームストレート、そしてゴールスプリントへ。冷やりとするシーンの脇から自力で上がっていくアイラン、いち早くゴールに届いているのはマルティン・ラース(チーム・イルミネート)、大きく手を挙げ堂々の優勝。そこへねじり込んでアイランは3位に入る、悔しい3位だが最後まで粘り戦った結果。

ⓒShingo Fujimaki

そして、チーム・イルミネイトの見事なチームワークでの勝利だった。

最終ステージを終え長かったツアーレースが終了。今回もやはり終盤の富士ステージが総合順位の決め手となり、エースのホセを争える圏内まで持ち込むことができたが、最終チャンスである翌日の伊豆ステージで上げることができず、ホセの個人総合8位がチーム最高位の成績でツアーを終えた。

表彰台を狙って臨んだツアー・オブ・ジャパンは表彰台へ届かず終了となりました。幾度も惜しいところまで戦えた分、悔しい思いは強く残る結果。しかし可能性は十分に感じられた内容であり、次戦へ向けての糧とし執念を持って進みます。

[東京ステージ結果]
1位 マルティン・ラース(チーム・イルミネイト 2時間23分12秒
2位 アンソニー・ジャコッポ(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +0秒
3位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ)
4位 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)
5位 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
6位 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)
7位 中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
8位 中川拳(日本ナショナルチーム)
9位 オリバー・ウッド(JLTコンドール)
10位 デビッド・ペル(バーレーン・メリダ)
30位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
56位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +24秒
60位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +34秒
62位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +46秒


【個人総合】
1位 マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム) 19時間57分25秒
2位 ハーマン・ペーンシュタイナー(バーレーン・メリダ) +35秒
3位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) +53秒
4位 クリス・ハーパー(ベネロング、スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +1分27秒
5位 グレガ・ボレ(バーレーン・メリダ) +1分40秒
6位 サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +1分55秒
8位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +2分08秒
34位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +30分57秒
40位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +38分13秒
50位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +44分50秒
53位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +48分05秒


[チーム総合]
1位 キナンサイクリングチーム 59時間58分13秒
2位 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム +0分45秒
3位 チーム・イルミネイト +4分09秒
10位 マトリックスパワータグ  +49分58秒


photo by Satoru Kato, Shingo Fujimaki

ツアー・オブ・ジャパン2018 第7ステージ伊豆

UCIアジアツアー2.1
5/20(日)~5/27(日)堺~東京までの全8日間8ステージ
総走行距離 = 764.0km
総獲得標高 = 12,982m


【第7ステージ伊豆】

日付:2018年5月26日(土)
開催地:静岡県伊豆市大野 修善寺駅~伊豆総合高校~日本競輪学校正門~日本サイクルスポーツセンター12.2km周回コース
距離:11.0km+12.2km×9周回=120.8km SP×2回、KOM×2回
天候:曇りのち晴れ 気温25℃ 
出走選手:5名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴


このステージも今年少し変更、日本サイクルスポーツセンターの周回からスタートしていたが、この山のふもと修善寺駅からパレードスタートし、そのまま周回コースまでの登坂区間からスタート、しかもなかなかの勾配がある。
前日のステージで総合争いは絞り込まれたが、ホセを含む僅差逆転の可能性はまだあるチームが多く、ここで最後のチャンスを懸けたバトルとなる、予想通りの激しいステージとなった。

登坂のスタートから激しいアタック戦、周回コースへ入ると風がかなり強く吹いている。先ずはこのステージで確定するKOM争いから、3周目と6周目に設けられているKOMの争奪戦が始まる。しかし、そこに混じって総合メンバーも便乗、リーダーであるマルコスが自ら激しくアタックをかけている。ここにホセも入り激しくアタックを繰り返す。このアタック戦で集団は早々から幾つもに分断、先頭は40名ほどが抜けた状態、この中にホセ、アイラン、佐野、土井が入りレースは進行する。やがてKOMのある3周目に入ると5名が抜け出す。

グレガ・ボレ、ワン・メイイン(バーレーン・メリダ)
鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン)
クリス・ハーパー(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム)
フェリックス・アレハンドロ・バロン・カスティージョ(チーム・イルミネイト)

1回目のKOMへ向けて5名が先行するとようやく集団は沈静し、分断されていた後続も幾つかまとまりメイン40名ほど。マトリックスはホセ、アイラン、佐野、土井が入り、メインはリーダーを擁するキナンサイクリングチームがコントロールし2分ほどの差を保ちながら周回を重ねていく。途中、入部正太朗(シマノレーシング)が先頭に追いつき先頭6名。KOMは宇都宮ブリッツェンの鈴木譲が2回とも獲得し、ここで総合山岳賞を獲得。

KOMを終えレースは終盤に入るがなかなか動きを見せず6名を先行させたまま。しかしハードなコースだけに脱落者が出始め、メイン集団は徐々に人数が減っていく。先行メンバーはKOMを終えて鈴木、入部、ワンが戻り、残り3名。
ボレ、ハーパー、カスティージョ、いずれも総合争いは3分ほどの差となっているメンバー。
総合を守りたいキナンとステージを獲りたいバーレーンが協調したか、メインは両チームが3名との差を2分ほどに保ち完全コントロールしている。

残り2周、メインでは追走へのアタックが始まると更に人数が絞られていき残り20名をきってきた。この動きで粘っていたアイラン、土井も力尽き、チームはホセを残し勝負を託す。そしてラストラップ、ホセらが幾度もアタックするがチェックに阻まれ抜け出せない。やがて完全コントロールされたまま先頭3名はついに逃げ切り、ゴールスプリントでグレガ・ポレが優勝。メインは1分差での13名、最後まで残ったホセは9位でゴールし、個人総合は8位となった。

いよいよ翌日は最終ステージ、平坦でのレースはタイム差がつくことは難しく総合成績はほぼこれで確定となった。
切り替えてステージ勝利を、最後まで狙っていきます。
最終ステージを無事に乗り切り、ゴールを迎えたいと思います。

[伊豆ステージ結果]
1位 グレガ・ボーレ(バーレーン・メリダ) 3時間29分53秒
2位 クリス・ハーパー(ベネロング、スイスウェルネス・サイクリング・チーム)
3位 アレハンドロ・フェリックス(チーム・イルミネイト)
4位 ベンジャミン・ペリー(イスラエル・サイクリング・アカデミー) +1分18秒
5位 ベンジャミ・プラデス(チーム右京)
6位 中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
7位 ディラン・サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム)
8位 キャメロン・バイパー(チーム・イルミネイト)
9位 ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア(マトリックスパワータグ)
10位 サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム)
33位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +8分43秒
40位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +14分51秒
42位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) 
61位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +20分11秒


【個人総合】
1位 マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム) 17時間34分13秒
2位 ハーマン・ペーンシュタイナー(バーレーン・メリダ) 35秒
3位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) +53秒
4位 クリス・ハーパー(ベネロング、スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +1分27秒
5位 グレガ・ボレ(バーレーン・メリダ) +1分40秒
6位 サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム) +1分55秒
8位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +2分08秒
34位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +31分01秒
40位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +37分39秒
48位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +44分04秒
53位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +47分41秒


[チーム総合]
1位 キナンサイクリングチーム 52時間48分37秒
2位 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム +0分45秒
3位 チーム・イルミネイト +4分09秒
10位 マトリックスパワータグ  +49分34秒


photo by Satoru Kato