RACE REPORT

ツアー・オブ・ジャパン2018 第3ステージいなべ

UCIアジアツアー2.1
5/20(日)~5/27(日)堺~東京までの全8日間8ステージ
総走行距離 = 764.0km
総獲得標高 = 12,982m


【第3ステージいなべ】

日付:2018年5月22日(火)
開催地:三重県いなべ市 阿下喜駅前~いなべ周回コース14.8km~いなべ市梅林公園 
距離:8.6km+14.8km×8周回=127.0km SP×2回、KOM(M2)×2回
天候:快晴 気温24℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、間瀬勇毅


京都ステージとタイプは同じく、アップダウンの激しいコースは選手たちの脚を削り、タフさとテクニカルな要素とが必要とされるステージ。前半のポジション争いでこのステージも早々から動くと思われる。

リアルスタート直後に大きな落車があり、集団は序盤から絞り込まれるレースとなる。マトリックスは幸い難を逃れることができたが、有力選手も多く含み荒れ模様のレース展開となっていく。

先行するのは2名、小石祐馬(チーム右京)とダミアン・モニエ(愛三工業レーシングチーム)
メインは容認し2名先行のまま周回を重ねていく。落車で散り散りとなっていた後方も徐々にまとまりひとつの大集団となる。 マトリックスは全員がメイン集団内、メインはリーダーチームのバーレーン・メリダが終始完全コントールのまま終盤へ。

残り2周、バーレーン・メリダが先頭を固めたままペースが一気に上がっていく。そして先頭はついに吸収、集団はバラバラに分断され、抜けたのは20名ほど。そこにホセ、土井、大貴が入っている。メンバーには、リーダーのグレガ・ポレや総合争うマルコ・カノラを含み更にペースアップしていく。 脱落する者、また後方から上がってくる者とが入れ混ざりながらも集団のゴールスプリントへ。先に抜けた5名から獲ったのはチームコントロールし続けたリーダーのグレガ・ポレ。バーレーン・メリダの見事な守り勝ち、マトリックスはホセが3番目グループの7秒差、16位が最高位となった。

バーレーン・メリダの完璧な守りでリーダーをキープしたグレガ・ポレ。しかし1秒差を争うNIPPOのマルコ・カノラは2位で熱い総合争いは翌ステージも続くと思われる。平坦基調だが距離が長い美濃ステージは休息的なステージと言われるがこの時点でのリザルトでは微妙、雨予報でもあり落ち着いて勝負していきたい。


photo by Satoru Kato

 

[いなべステージ結果]
1位 クレガ・ボーレ(バーレーン・メリダ) 3時間11分57秒
2位 マルコ・カノラ(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ) +0秒
3位 イアン・ビビー(JLTコンドール)
4位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
5位 サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス)
6位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) +3秒
7位 マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)
8位 ミッヘル・ライム(イスラエルサイクリングアカデミー)
9位 中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ)
10位 ベンジャミ・プラデス(チーム右京)
16位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +7秒
34位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) 
42位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
45位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
60位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
74位 間瀬勇毅


【個人総合】
1位 グレガ・ボーレ(スロベニア、バーレーン・メリダ) 6時間4分24秒
2位 マルコ・カノラ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ) +5秒
3位 イアン・ビビー(イギリス、JLTコンドール) +9秒
4位 サム・クローム(オーストラリア、ベネロング・スイスウェルネス) +17秒
5位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
6位 ミッヘル・ライム(エストニア、イスラエルサイクリングアカデミー) +18秒
15位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +30秒
34位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +1分32秒
52位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +5分25秒
59位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +6分54秒
61位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +7分41秒
67位 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ) +9分08秒


[チーム総合]
1位 チーム右京 18時間14分25秒
2位 NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ +1秒
3位 キナンサイクリングチーム +5秒
11位 マトリックスパワータグ +3分17秒

photo by Satoru Kato

ツアー・オブ・ジャパン2018 第2ステージ京都

UCIアジアツアー2.1
5/20(日)~5/27(日)堺~東京までの全8日間8ステージ
総走行距離 = 764.0km
総獲得標高 = 12,982m


【第2ステージ京都】

日付:2018年5月21日(月)
開催地:京都府京田辺市 普賢寺ふれあいの駅~京都府相楽郡精華町 16.8kmコース
距離:4.2km+16.8km×6周回=105.0km SP×2回、KOM(M2)×2回
天候:晴天 気温27℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、間瀬勇毅

欧州レースの漂いとも言われるコースレイアウト。短区間でのアップダウンを繰り返し道幅狭いコーナー連続の下り区間などテクニカルな要素も多い。これよりロードレースのステージとなり本格的なステージレースの始まり。山岳賞など表彰台や見せ場を作るチャンスでもあり各チーム様々の思惑での動きが予想され、まとまりづらい状況でもある。

京都ステージはマトリックスパワータグがホームチームとなり、地元京田辺市と精華町とともにTOJを盛り上げていく活動をしている。スタート前、京都府知事、京田辺市長、精華町長からの激励と地元の皆様から熱い応援をいただきながら華々しくレースがスタートした。

スタートアタックを安原大貴が見せ、反応したメンバー4名で逃げ続ける。

安原大貴(マトリックスパワータグ)
木村圭佑(シマノレーシング)
コナー・ブラウン(チーム・イルミネイト)
草場啓吾(日本ナショナルチーム)

メインはこの逃げを容認し一時タイム差は4分ほどまで開いていく。4名は協調して周回を重ね、大貴はスプリントポイントを2回とも1位通過、KOMは木村と草場がそれぞれ獲り、終盤まで逃げ続ける。
残り2周、メインからディラン・サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス)、シモン・ペロー(チーム・イルミネイト)の2人が追走し先頭に合流。先頭6名、大貴はここで集団へ戻る。

追い上げるメインと先頭は1分ほどでラストラップへ。ここで先頭からシモン・ペローがアタックし単独逃げる。集団は活性し残る4名を吸収、アタック散発し不安定な集団で落車、ここで抜けた先頭30名ほどがゴールへ向かう。マトリックスは唯一ホセのみが入っている。やがてペローも吸収し、残り2km地点で雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)がアタック、牽制する集団は反応が遅れ、雨澤が単独逃げ切り勝利。懸命に追った集団は0秒でゴール、ホセも集団ゴールとなった。

先駆け行動をとった雨澤の決断力は見事。ロードは初日からタイムを持つ人数が絞られる結果となったが、翌日のいなべも同様のコース。タイム差挽回に動くであろうと思われる。マトリックスも挽回狙って翌ステージを戦います。


[京都ステージ結果]
1位 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) 2時間49分29秒
2位 グレガ・ボーレ(バーレーン・メリダ) +0秒
3位 マルコ・カノラ(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ)
4位 レイモンド・クレダー(チーム右京)
5位 オリバー・ウッド(JLTコンドール)
6位 ミッヘル・ライム(イスラエルサイクリングアカデミー)
7位 ロビー・ハッカー(チーム右京)
8位 シモーネ・ポンツィ(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ)
9位 新城幸也(バーレーン・メリダ)
10位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)
19位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
44位 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ
61位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
63位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
72位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
78位 安原大貴(マトリックスパワータグ)


【個人総合】
1位 グレガ・ボーレ(バーレーン・メリダ) 2時間52分37秒
2位 マルコ・カノラ(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ) +1秒
3位 イアン・ビビー(JLTコンドール) +4秒
27位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +13秒
42位 佐野淳哉 +59秒
56位 間瀬勇毅 +1分10秒
61位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ +1分11秒
74位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +4分
76位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +5分


[チーム総合]
1位 JLTコンドール 8時間38分7秒
2位 ベネロング・スイスウェルネス +7秒
3位 宇都宮ブリッツェン
11位 マトリックスパワータグ +1分59秒

photo by Satoru Kato

ツアー・オブ・ジャパン2018 第1ステージ堺

UCIアジアツアー2.1
5/20(日)~5/27(日)堺~東京までの全8日間8ステージ
総走行距離 = 764.0km
総獲得標高 = 12,982m


【堺国際クリテリウム】 

日付:2018年5月20日(日)
開催地:大阪府堺市 大仙公園周回コース2.7km
距離:27.0km(2.7km × 10周回)
天候:晴天 気温25℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、間瀬勇毅


日本最大のステージレースTOJをもってトップシーズンとなる。今年も基本は例年同様の8ステージ8日間、堺ステージからのスタート。チームの本拠地での開催はシーズン唯一この大会のみ、自転車の町、物作りの町の堺の人々はレース観戦も熱い。会場はかなりの賑わいで大いに盛り上がる。
本戦の前に恒例のクリテリウムがお披露目レース的に開催され、参加選手たちの紹介の場ともなっている。
会場もコースも例年どおりだが、今年はレイアウトを変更しスタート/フィニッシュ地点を大きく変更。
馴染みのコースでもレイアウトの変更は影響が大きい。

当日は快晴でやや肌寒かった気温も一気に上昇、汗ばむ気温となってきた。
華々しくレースがスタート、選手たちは穏やかな表情でスタートしていく。

周回ごとに顔見せのように抜け出すメンバーが入れ替わっていくのが恒例、今回もスタートから数名の飛び出しが見える。3周目、8名の逃げができ再び入れ替わっていくかと思われたが、各チームそれぞれ入っているためメインは容認。タイム差はすぐに30秒以上開き先行していく。マトリックスは安原大貴が一時追走を試みたがやや出遅れとなり、追うのを止める。逃げの8名はそのまま逃げ切りとなり、最後はゴールスプリントを原田裕成(チームブリヂストンサイクリング)が決め優勝。マトリックスはメインを3番手でゴールした安原大貴の11着がチーム最高位となった。

【第1ステージ堺】

日付:2018年5月20日(日)
開催地:大阪府堺市 大仙公園周回コース2.7km
距離:2.6km(2.6km × 1周回)
天候:晴天 気温25℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、間瀬勇毅

最高気温に達した昼過ぎに本戦がスタート。全94名を6グループに分けて30秒ずつスタートする。
有力候補は最終6グループ目に集中している中、第1グループで出走したグレガ・ポレ(バーレーン・メリダ)が3分14秒55を叩き出し、大きな差を持ってホットシートに座する。このタイムはなかなか更新されないままレースは後半へ入っていく。

後半に入ると外国人選手が次々と高タイムを出す中、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が3分13秒80を出し、上位外国人勢に割り込む。やがて最終グループに入り、イアン・ビビー(JLTコンドール)が3分12秒00と大きく更新、有力候補のマルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンテーニ・ヨーロッパオヴァーニ)も届かず、イアン・ビビーが優勝。岡は最終5位となり日本人最高位、マトリックスは佐野の23位が最高位となりました。

このタイムをもって、いよいよ明日からはロードレース。ハードなレースが予想される京都ステージへ進みます。
総合順位を上げるべく、チーム結束で戦っていきます。


[ステージ結果]
1位 イアン・ビビー(イギリス、JLTコンドール) 3分12秒
2位 マルコ・カノラ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ) +1秒5
3位 オリバー・ウッド(イギリス、JLTコンドール) +1秒24
4位 ミッヘル・ライム(エストニア、イスラエルサイクリングアカデミー) +1秒73
5位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +1秒80
6位 キャメロン・バイパー(アメリカ、チームイルミネイト) +2秒14
7位 グレガ・ボーレ(スロベニア、バーレーン・メリダ) +2秒55
8位 アンソニー・ジャコッポ(オーストリア、ベネロング・スイスウェルネス) +2秒59
9位 タイラー・ウィリアムズ(アメリカ、イスラエルサイクリングアカデミー) +2秒78
10位 レイモンド・クレダー(オランダ、チーム右京) +2秒99
23位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
40位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
44位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
76位 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ)
83位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
85位 土井雪広(マトリックスパワータグ)

[チーム順位]
1位 JLTコンドール
2位 ベネエロング・スイシウェルネス・シイクリング・;チーム
3位 イスラエル・サイクリング・アカデミー
9位 マトリックスパワータグ

photo by Satoru Kato

JBCF宇都宮ロードレース

Jプロツアー第8戦(レイティングAAA)

2日目はロードレース。コースが逆走となり上り基調のハードなコース設定となる。
このレースは通常の8名出走なのだが、マトリックスは前日と同じく6名で人数的に厳しい。クリテリウムでの反省点を活かし整えて臨む。

photo by gg_kasai

雨予報が早まり、スタート時刻辺りから時折の小雨で路面が徐々に濡れていく。
ジャパンカップで馴染みある賑やかな会場からレースがスタートした。

photo by Satoru Kato

スタートからのアタックが続くが決まったのは5周目、幾度もアタックに加わっていた大貴が鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)と2名で先行し6周目へ入った。

安原大貴(マトリックスパワータグ)
鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン)

photo by Satoru Kato

2名は40秒ほどの差を保ちながら順調に先行、メインは総合リーダーの窪木一茂を擁するチームブリヂストンサイクリングとシマノレーシングがコントロール。しばらく落ち着いて進行する。

photo by Satoru Kato

やがて9周目からシマノレーシングを中心にメインはペースアップ。先頭を追い始め11周目に入るところで大貴らは吸収された。かかるカウンターアタックでアイランと岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が激しくアタックをかけあう。マトリックスと宇都宮ブリッツェンのアタック戦から、佐野の引きでアイラン、岡、湊諒(シマノレーシング)4名が抜ける。追うメインだが、佐野が引いてアイランと行く。残り3周、この動きでメインは40名もいない。

photo by gg_kasai

上り区間手前で増田成幸(宇都宮ブリッツェン)と横山航太(シマノレーシング)が合流、この動きに反応し次々と追走の動き。マトリックスも土井が追走をかけジョイン、僅差でリーダーを追う岡を擁する宇都宮ブリッツェンにマークされ続けたリーダーの窪木は残されてしまう。
先頭10名で鶴の上りへ、残り2周。宇都宮ブリッツェンが更に補強され手強いメンバーが揃った。

アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広(マトリックスパワータグ)
増田成幸、岡 篤志、雨澤毅明、小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
山本元喜、新城雄大(KINAN Cycling Team)
入部正太朗(シマノレーシング)

photo by gg_kasai

photo by gg_kasai

土井が先頭でアイランを連れてラストラップへ。鶴の上りを入部がアタックをかけ、山本が追う。分裂しかけたグループは下りでまたひとつ。人数で勝る宇都宮ブリッツェンの激しい波状攻撃が始まる。
ブリッツェンのアイランへのチェックが激しく、誘われ反応するアイランは苦しい。ここまでの疲れが否めない佐野、その中で今度は土井がアタック、そこへぴったりと増田がつく。

photo by gg_kasai

2名が抜けた状態で上り始めたことろで増田が隙をついてペースアップし土井を離す。もの凄いペースで単独走へ、更に後続との差を広げていき最後の上り区間へ。増田は後続に15秒もの差をつけ完全逃げ切りの優勝。2着争いにアイランが粘るが岡が入り、続いて入部、アイランは残念ながら4位となり表彰台を逃した。

人数の不足が露に出た今回の内容はとても悔しいが、それ以上に強い宇都宮ブリッツェンのチーム力を見せ付けられる結果となった。
整えて続くレースを戦います。

【結果】
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 2時間19分54秒
2位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +15秒
3位 入部正太朗(シマノレーシング) +17秒
4位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ)
5位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +19秒
6位 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) +21秒
7位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
8位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
20位 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ)
29位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
48位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)


photo by Satoru Kato & gg_kasai

JBCF宇都宮クリテリウム

”アイラン・フェルナンデスが2位!Jプロツアー4連続表彰台!”

photo by Shizu Furusaka

Jプロツアー第7戦(レイティングAc)

Jプロツアー今回は宇都宮での2連戦、もはや聖地と呼べるほどこの地へ出向く頻度が高く今シーズン2度目。例年は冬残る3月での開催だったが、今年は新緑の5月へと開催時期が変更。そして、予選→決勝方式ではなく、出走人数を6名制限の一発決勝へ変更となった。

マトリックスはエースのホセが出走せず、アイランを主に6名での参戦。昨年勝利した大会だけに今季も勝利したい。
このコースは最終コーナーからゴールまでの直線が短いため最終ラップのバックストレートからコーナーへの位置取りが全て。如何にそこへ繋ぐチームの動きがとれるかが鍵。最終アイランへ繋ぐため司令塔の土井を中心にミーティングをする。

photo by Satoru Kato

photo by Satoru Kato

当日は気持ちよい晴天、自転車王国を掲げるだけに宇都宮の人々は歓迎してくれ会場の賑わいも華やか。しかしここは宇都宮ブリッツェンの本拠地でもあり、この大会は決死で臨んでくるであろう。
大勢の観客に囲まれながら決勝がスタート、3kmしかないコースでの20周は早い。5周ごとに設定されたスプリント賞は賞金がかかるため緩むことなく活性し続ける。
スタートから散発的にアタックがかかるも集団は許さない構えで吸収していく。ペースは緩むことなく先頭を司るチームがめまぐるしく入れ替わっていく。

マトリックスは集団前方に位置するが大きくは動かず、宇都宮ブリッツェンも同じ。やがて5周目のスプリント賞へ向けて4名の逃げが形成。メインはこれを容認し落ち着く。

中田拓也(シマノレーシング)
柴田雅之(那須ブラーゼン)
山本大喜(KINAN Cycling Team)
白川幸希(VICTOIRE 広島)

photo by Satoru Kato

スプリント賞を終えると柴田は戻り先頭3名。メインとは30秒ほどの差で保ち周回を重ねていく。
やがて2回目のスプリント賞を終えレースは折り返し。先頭は変わらず30秒前後で順調、メインはそろそろと位置取りが始まりカラーが揃い始める。マトリックスは変わらず集団前方の2,3番手辺り。
その様子見合いの動き影響か、14周目になるとやや先頭との差が開き始める。1分近くになった辺りでメインはペースアップの動き、そこで佐野が先頭に立ち集団を引き始める。

photo by Satoru Kato

宇都宮ブリッツェンも協調し阿部が加わるが、マトリックスは佐野が積極的に引き間瀬、向川と先頭を固める。
3回目のスプリント賞を終え先頭は終了モード。しかし山本が残り単独で先行、その差はなかなか詰まらないようだが少しづつ縮まり20秒ほどで射程圏内。宇都宮ブリッツェン、シマノレーシングなど終盤へ向けて余力コントロールの動きだが、佐野がまだ引きそのまま捕らえに行く動き。残り2周、メインは位置取りが始まっている。

ラストラップへ入るとシマノレーシングが隊列で先頭を取りそのまま山本を吸収しながら列車の速度を上げていく。そこまで引いた佐野は離脱となってしまい、最終スピード戦力を欠くのは厳しい。その後ろは宇都宮ブリッツェン、マトリックスその後ろで隊列を組みホームストレートを抜ける。土井がアイランをしっかりと連れているが、この先のバックストレート中間のUターンからどの位置へ行けるか・・・争いが激しくなる。

激しく位置取り争いをしながらUターンをとったのは宇都宮ブリッツェン。被されながら応戦するシマノもここで頭をとられてしまう、非常に不安定な集団の動きから何とか抜けてブリッツェンの後ろへついたのは土井とアイラン。チームは分断され厳しい状況。シマノ、キナンも分断、それぞれコーナーまでで体制の立て直しを計る。

photo by Shizu Furusaka

宇都宮ブリッツェンの隊列は見事、先頭をキープしてしっかりチームでの体制をとっている。マトリックスはなかなか揃わない。土井とアイランが何とかブリッツェンの後ろに入ったまま最終コーナーを抜けゴールスプリントへ。
宇都宮ブリッツェンの完璧な体制から発射されたのは小野寺玲。ひと際伸びて堂々の勝利、自力で勝負したアイランが2位へ食い込んだ。

勝利したことがあるこのコースだけに、望ましい状況か解っていながらの今回のレースは反省点が多い。劣勢ながら2位へ食い込んだアイランのためにも翌日のロードレースはしっかり立て直したい。

【結果】
1位 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン) 1時間21分50秒
2位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +0秒
3位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)
4位 中島康晴(キナンサイクリングチーム)
5位 黒枝咲哉(シマノレーシング) +1秒
6位 横山航太(シマノレーシング)
13位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
30位 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ)
31位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
51位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
83位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)

photo by Satoru Kato & Shizu Furusaka