RACE REPORT

JBCF みやだクリテリウム

”吉田隼人が勝利!!”

Jプロツアー第11戦 

2日目のクリテリウムは定番の予選⇒決勝設定。しかしここでは約半数が予選落ちする設定でなかなかのサバイバルとなる。
アップダウンを含みながらも向かい風の長いストレートもあり、状況によってはバラけやすいコース。しかも雨の可能性が高い。
エースはもちろんスプリンター隼人、チーム一丸で隼人を勝たせると強い結束を確認し合う。
しかしとりあえずは予選通過が必須、もちろん強豪チームと合わせて安全の予選通過へ持ち込みたい。

当日の朝はは曇天、しかし雨は時間の問題。予選はなんとかドライな路面を保って終われそう。
予選人数は予定より減り、各42名から勝ち上がり25名となった。

 

〔予選1組:隼人、アイラン、佐野、向川〕
スタートから佐野を中心にマトリックスが先頭を固めてハイペースで引く、人数は徐々に絞られるがなかなか決まり人数には達しない。
たった4周なので早々に決めて脚も無駄遣いしたくない。宇都宮ブリッツェン、シマノレーシング、那須ブラーゼンとともに前を固めながら30名ほどのゴール争いへ。
マトリックス全員前方位置を譲らず予選通過。

〔予選2組:ホセ、土井、大貴、田窪〕
スタートからコントロールに入るのは宇都宮ブリッツェン。マトリックス、シマノレーシングも協調してコントロールに入る。
この組はトップチーム間の連携が上手く回り見事人数絞りに成功した。ラストラップは23名の決勝確定プロトンとなり、安心の予選通過となった。

マトリックスはフルメンバー8名で完全隼人体制にて決勝を戦う。

 

〔決勝:3、6、9、12周にポイント周回〕
コースや基本的な設定は昨年同様だが距離が延びている。昨年は10周回であったが今年は15周回に、この5周の延長はコントロールするマトリックスにとっては何気に長い。
スタート時間が近づくにつれ雨脚が強くなり、すっかり路面はウェット、止みそうにない。滑りやすい箇所も事前に確認しあう。
ホセと田窪が堂々前面中央に立ち、めでたい紅白カラーを纏って決勝スタート。

スタートからマトリックスが全員で集団前面を固めコントロールをする。大貴のアタックからハイペースで集団を引き一列棒状。
早々に人数を絞っていきたいためペース緩めずマトリックスが集団を引く。その後ろは少数だが連携固い宇都宮ブリッツェンが控えている。
集団人数は周回ごとに少しずつ後尾から減り始めている。やがてマトリックス先頭固めたままポイント周回通過しポイント獲得。
尚も先頭は譲らないままペース落とさず集団を引き倒している。

6周目も体制変わらずマトリックス先頭固定、若干のアタックもあるがまだ本気モードの動きはなく隊列している。
やがてマトリックストレインの後ろを宇都宮ブリッツェン、シマノレーシングと緑→赤→青で見事な隊列が揃い始める。
集団の人数は30名ほどに減ってきて先ずは第一段階の目的クリア。そろそろ強豪チームの攻撃が始まるであろう、マトリックスは土井を中心に身構える。
 
9周目、次の段階へ向けて佐野が先頭に立ち向川とともに更にペースを上げて集団破壊にかかる。10周目には集団は26名、カラーは殆ど3色に絞られてきた。
残り4周、シマノレーシングが波状攻撃を始めた。応戦するマトリックスに宇都宮ブリッツェンも仕掛けてくる。
マトリックスはここまでの完全コントロールに人数を減らしており、残るはホセ、アイラン、土井、田窪で隼人を守りながら応戦。
残り3周、集団は緑、赤、青が入り混じり遠目で見ても激しい三つ巴のアタック戦となっていることが窺える。
マトリックスは隼人への発射台でアイランを残したい、集団を田窪が引き土井が都度チェックに動き余裕はない。

ホセもリーダーを守りつつもチェックに入る。特にシマノレーシングは体当たり的な動き激しく攻撃が緩まない。
その人数を減らしながらもアタックをかけ続けてくる。
残り2周、少数が故に無駄な動きを押さえて機を窺っていた宇都宮ブリッツェンも本気の動きを出してきた。集団は20名ほど、更に激化するアタック戦に懸命に応じるマトリックス。
雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)がアタックし先頭に立ちながらラストラップへ。土井がチェックし集団へ戻すも先頭は宇都宮ブリッツェンが固めてくる。
最終コーナー前で先頭を取ることが重要、互いに位置取りへの思惑は同じ、最終コーナーへ向けての上り区間を激しく取り合いながら進行。
何とか最終コーナーの争奪戦を土井からアイランへ。アイランが隼人を連れてコーナーを立ち上がるも別ラインからシマノ、ブリッツェンが合わせてくる。

立ち上がりゴールへのストレートを先にかけるのは小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)。隼人もスピードは乗っているが横広がりの一斉スプリント。
隼人がひときわ大きく伸びゴールを獲る!!マトリックスは宇都宮クリテリウムを思わせる、完璧な繋ぎで勝利した。
また終始コントロールで先頭位置したマトリックスはポイント賞も獲得、田窪、土井、ホセの順で3位までを独占。
完走は各チーム最後まで残したライダー22名のみ、結果としてホセと田窪も残りそれぞれのリーダージャージを守っている。

レースを終始コントロールし勝利する喜びは格別な達成感。この感触を持って次戦へと進みます。

 

【順位】
1位 吉田隼人(マトリックスパワータグ) 1時間12分57秒
2位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
3位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
4位 入部正太朗(シマノレーシング)
5位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
6位 秋田拓磨(シマノレーシング) 
7位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形) +01秒
8位 ビビアン・ボルン(イナーメ信濃山形) +02秒
9位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
10位 横塚浩平(LEOMO Bellmare Racing team) +04秒
16位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
18位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
DNF 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
DNF 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
DNF 安原大貴(マトリックスパワータグ)

 

photo by Hideaki TAKAGI

 

JBCF みやだ高原ヒルクライム

“ホセ・ビセンテが優勝!!田窪賢次が3位!”

Jプロツアー第10戦 

続くJプロツアーは長野県宮田村でのTwo In Oneでヒルクライムとクリテリウムの2連戦。今期ツアー初のヒルクライムレースでもある。
毎年スペイン人ライダーを中心とした激しい叩き合いとなるが、昨年その激闘を打ち破り獲ったのは日本人ライダー増田成幸(宇都宮ブリッツェン)。
今年はその増田が欠場、そして外国人勢は参戦しておらず、総合を守るホセにとっては得意のヒルクライムはかなり優勢。
しかし、ホセは決して安心するタイプではない。慎重にそして念入りにレースの為に整え準備する。
チームはホセをエースに完全なホセ体制を敷く。

コースは全体に道幅狭く10%の勾配区間も多いため平均勾配よりもきつく感じられる。序盤の位置取りはかなり重要、エースを乗せるためにチーム間の激しい攻防が予想される。
気温は朝から既に30℃を超え真夏日。激しい上りバトルのレースには堪える暑さの中、熱いレースがスタートした。

スタートからアイランが飛び出し、マトリックスが前を固めてペースを上げる。

アイラン、大貴、田窪がホセを固め、そこに雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)が入り先頭5名。
後続を引き離しにかかり、20秒ほど差をつけたところでアイランは離脱し先頭4名。そして4km地点辺りで大貴が離脱するが、ここで一旦ホセも後退。
先頭は田窪と雨澤の2名、前戦の石川で叩き合ったこの二人は因縁の如く激しく叩き合う。その隙をついてホセが後方から上がりアタック、一気に二人を突き放して単独先行に入る。
追う雨澤を田窪が離さない、

ホセは快調に逃げ続け後続に40秒もの差をつけてゴール、圧勝!

そして、単独攻防しながらも最後は田窪を離して雨澤が2位。やはり上りにも強い雨澤は気を許せぬ相手とし、ホセは冷静に彼の強さを見て判断し隙を窺っていた。
続く田窪が3位でゴールし、マトリックスは1、3位の表彰台。そして渾身アシストの上での成績は田窪に新人賞(U23)リーダーのピュアホワイトジャージをもたらす。

翌日は異なるタイプの予選→決勝方式のクリテリウム。このチームワークを良い流れで勝利したい。

 

【順位】
1位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ) 33分49秒
2位 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) +40秒
3位 田窪賢次(マトリックスパワータグ) +1分23秒
4位 飯野智行(宇都宮ブリッツェン) +1分32秒
5位 吉岡直哉(那須ブラーゼン) +1分51秒
6位 湊諒(シマノレーシング) +1分57秒
7位 入部正太朗(シマノレーシング) +2分22秒
8位 柴田雅之(那須ブラーゼン) +2分35秒
9位 米谷隆志(リオモベルマーレレーシングチーム) +2分41秒
10位 才田直人(リオモベルマーレレーシングチーム) +2分50秒
18位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
32位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
38位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
56位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
58位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
65位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)

 

photo by Hideaki TAKAGI

JBCF 石川サイクルロードレース

“田窪賢次が2位!”

Jプロツアー第9戦 

毎年この時期に開催されるJプロツアーでも伝統的な公道レース。コースの難易度や暑さの気候環境もあり実力差が出やすく、レイティングは前戦AAAAに続くAAAと高い設定である。
過去には佐野も勝利しているが、ここ数年、日本人での勝利はなく、ホセも含め外国人選手の勝利が続いている。
夏の海外遠征へ出ているチームも多くメンバーを揃えてきている強豪チームは少ない。マトリックスはフルメンバー参戦、チームとしての目的標的を意思統一して揺るがない姿勢で戦うことが重要として戦略を話し合う。
この後はポイントAA設定のレースが続くため、このレースは後半戦へ向けて重要となってくる。

当日は予想通り朝から気温が高い、蒸し暑さでも定評がある石川サイクルロードレースらしい暑さの中スタートした。

パレード区間を過ぎると上り区間へ向けてお約束どおりのファーストアタックはアイランから。集団は一気にハイペースとなる。
活性した集団から早々に5名が抜け出す。

新城銀二(那須ブラーゼン)
湊 諒(シマノレーシング)
中里 仁(群馬グリフィン・レーシングチーム)
渡邊 聡(なるしまフレンド レーシングチーム)
北野普識(イナーメ信濃山形)

集団は沈静しまとまるが1分ほどのタイム差を保ちながら進行、逃げから北野がドロップし先頭4名のまま4周目までこの状況が続く。
マトリックスは早々に隼人がマシントラブルで痛い離脱。しかしリーダーを持つチームとして集団をコントロールし、折り返しとなる4周目から徐々に差を詰めにかかる。
佐野が先頭に立ちペースを上げ先頭を吸収しながら5周目へ、ここで大貴が単独でアタックをかける。

この動きに強豪チームはそれぞれ追走を送るが、ここにホセが入ってくる。残りまだ3周あるがこの追走は本気化した15名ほどの集団に。
マトリックスはホセと田窪が入り、単独先行の大貴を吸収しながら15名で残り2周へ。後続は1分以上。

ホセ・ビセンテ、安原大貴、田窪賢次(マトリックスパワータグ)
鈴木 譲、飯野智行、雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)
入部正太朗、西村大輝、秋田拓磨(シマノレーシング)
吉岡直哉、下島将輝(那須ブラーゼン)
才田直人(LEOMO Bellmare Racing team)
ビビアン・ボルン(イナーメ信濃山形)
佐々木貴則(東京ヴェントス)
谷 順成(FIETS GROEN 日本ロボティクス)

先頭は既にアタック戦、勝負は先頭へ託され後続は沈静している。
やがて雨澤が単独抜けて先行、10秒ほどの差で才田が単独で追走へ、そして田窪も単独追走に出てそのままラストラップへ。
雨澤は快調に逃げる、田窪が才田に追いつくが雨澤との差は20秒へ。追走2名の協調が足りないか雨澤との差がどんどん広がっていく。
その後ろとは30秒以上開き残り5kmほど、勝負は完全に先頭3名に絞られる。

田窪らも懸命に追うが雨澤との差が縮まらない。残り1kmを切り最終コーナーへ、雨澤はおよそ50秒ほどの大差をつけて圧巻の逃げ切りゴール。
続く田窪は最終コーナー手前で才田をかわし一気にゴールへの上りを駆け上がり2位、そして才田、1分ほどして後続のトップでホセが4位ゴール。

田窪はピュアホワイトでの表彰台に立つことはあったが、Jプロツアーリザルトで表彰台に立つのは初、今期の好調ぶりを見せた。
ホセは自らの保守でルビーレッドジャージを守っている。

前半戦は続く4戦で一息だが、強豪チームはそれぞれチーム力を増し少しずつポイント差は縮まってきている。
後半戦を有利に進めるためにも引き締めて次戦を戦います。

 

【結果】
1位 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) 2時間39分7秒
2位 田窪賢次(マトリックスパワータグ) +48秒
3位 才田直人(LEOMO Bellmare Racing team)+52秒
4位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)+1分42秒
5位 西村大輝(シマノレーシング) +1分45秒
6位 秋田拓磨(シマノレーシング) +1分49秒
12位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
41位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
42位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
44位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
DNF 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ)

 

photo by Hideaki TAKAGI

 

JBCF 西日本ロードクラシック広島大会Day-2

Jプロツアー第8戦

最高レイティングAAAA、1日目はAAかなりのポイント差。マトリックスはイベントなどの諸事情により、2日目は6名での参戦となる。
他チームも全日本の落車でトップ選手の欠場も多い。少数でも目的しっかりと統一しムダ無く動けば問題ない、問題はこの暑さのうえ距離は倍の147.6km、暑さ対策がかなり深刻なものとし入念に準備についても打ち合わせする。
1日目の疲れも否めないがここは今一度奮い立たせてレースに臨む。

当日は晴れだが雲も多い。少し気休めにはなるが朝8:00で既に気温30℃に達している。更に暑くなった9:15、レースはスタートした。
補給は始めからOKとなりオフィシャルからもサポート体制を強化するほど暑さは心配されている。
いつもは1、2周は長丁場でもふるい落としをかけるためかなりハイペースで回ってくる。しかし、暑さと長丁場の加減か初日の疲れなのかあまりペースは上がらずラップタイム18分強。
散発的なアタックはかかっているものの、対象をよく見てムダには動かない空気が漂っている。

決定的な動きが決まらないまま淡々と周回を重ねる集団、それぞれ落ち着いて給水を受けるペースだが、暑さで降りる選手も出始めてきた。
3周目に10名ほどが抜けまとまっている。そこには田窪が入り12名の先行グループ形成、主要チームはそれぞれ含んでおり集団はコントロールに入り沈静。しかし大貴がパンクで遅れ早々に痛い離脱。

 

田窪賢次(マトリックスパッワータグ)
馬渡伸弥、飯野智行(宇都宮ブリッツェン)
入部正太朗、秋田拓磨(シマノレーシング)
吉岡直哉、岸 崇仁(那須ブラーゼン)
中西健児(KINAN Cycling Team)
早川朋宏(愛三工業レーシングチーム)
中村龍太郎(イナーメ信濃山形)
内野直也(ウォークライド・シクロアカデミア)
大前 翔(東京 ヴェントス)

しばらくこの状態で進行、先頭は徐々にタイム差を広げ5周目には2分を超えてきた。まだ序盤だが、今回の出走メンバーでは追走をかける決定的な勢いのあるライダーは多くない。
暑さもあり3分を超えると危険か、先頭に託せるチームと別の勝負をしたいチームとでは思惑が異なってくる。リーダーのホセを抱えているマトリックスは後半キャッチで勝負へ持ち込みたい。
ここで木村圭介(シマノレーシング)がアタックし3名と追走をかけ始める。この動きは先頭との差を更に広げるきっかけとなってくる。

6周目には先頭からメインまで5分ほどに開いてきた。メインは動こうとしない、マトリックスが追う立場となり佐野を中心にペースを上げようとするがメインの協調はとれず。
結果、限られた戦力は徐々に消耗させられることとなってくる。
レースも折り返し、7周目で先頭からの差はまだ4分超え。ホセも自らアタックをかけペースを上げ間の追走を吸収。
なおも先頭を追う動きでペースを上げ活性させるが、この動きは思ったより消耗しているメインをバラけさせ人数を削ることにもなってしまう。

9周目、なんとかタイム差を2分ほどまで縮めるも、先頭も逃げ切りたい構えで活性しペースを上げる。メインはもう15名ほどでマトリックスも佐野と隼人が離脱。ホセと土井しか残っていない。
メインに残っているのはチームとしての動きを必要としないクラブチーム個々のメンバーが多く、牽引するのは土井を中心に、ホセ、才田直人(LEOMO Bellemare Racing team)。
先頭も徐々に人数を減らしている、岸、秋田はドロップし10名となりながら10周目へ。メインにも疲れが見えまたタイム差が開き始める。

その差は3分を超え残り2周回、逃げ切り濃厚となってくる。マトリックスは田窪へ託すしかないが、田窪は前半に脚を使っているのは否めない。
シマノレーシングの入部と那須ブラーゼンの吉岡の両エースが優勢か、田窪はどこまで粘れるか、先頭10名は終盤へ向けて活性し始めアタックが始まった。
積極的にアタックするのは入部。吉岡、馬渡が反応し抜け、ラストラップへ。

メインとは4分を超え、もう追いつかない。マトリックスはホセを抱えながら少しでも順位を上げることが精一杯である。
前方では田窪も粘り追走をかけ、5名で入部らに合流。しかしなおもアタックが続く、田窪も応戦するがついに終盤の上りで力尽きドロップ。
先頭は入部、馬渡、吉岡、早川、中西の4名。最終局面に残るは上位チーム勢、最後の上りへ向けてアタックをし合いながら抜けてきたのは入部、続いて吉岡、馬渡。
最後まで粘った田窪は7位でゴール。ホセは17位でゴールしなんとかルビーレッドジャージは死守。しかしチームとしては惨敗という結果となった。

次戦は希少な公道レースの石川ロード。由緒ある実力勝負となるレースでレイティングAAA、整えて挽回していきます。

 

【結果】
1位 入部正太朗(シマノレーシング)3時間48分9秒
2位 吉岡直哉(那須ブラーゼン) +0秒
3位 馬渡伸弥(宇都宮ブリッツェン)+1秒
4位 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム)+4秒
5位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形) +6秒
6位 中西健児(キナンサイクリングチーム)+8秒
7位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
17位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
20位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
DNF 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
DNF 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF 安原大貴(マトリックスパワータグ)

 

photo by Hideaki TAKAGI

JBCF 西日本ロードクラシック広島大会day-1

”ホセ・ビセンテが優勝!!”

Jプロツアー第7戦 

シーズンの山場、全日本選手権を経て今度はJプロツアー前半の山、広島連戦へと続く。
落車した隼人も大事には至らず休まず広島入り。スーパーアシストのアイランを欠くが、各々出し切れなかったものや思いをここで晴らすべく臨む。
馴染みのコースだがここでのレースは実力が露となる。力ある者が残るサバイバル。完走者も絞り込まれ少数で終わることが多い。
初日はショート、2日目はロングでレイティングは最高設定AAAA。ツアーで3回のみ設定のこのポイントは大きく、次に設定されているのは最終戦。
1回目の群馬で獲ったマトリックスだが、このレースを獲って早々にツアー王手をかけておきたい。
先ずは初日のショートレース。不安定な選手も粘れてしまう距離だけに、昨年のような大落車も起きやすい。ふるい落としで早々にレースは安定させたい。

梅雨の最中で心配されていた雨天とはうらはらに不安定大気の影響で異常な気温上昇、ここ数年でもなかった程のとても蒸し暑い灼熱となった。
うだるような暑さの中スタート。

短いレースだけに早々からアタックが始まる。ひとつ目の上り区間で吉岡直哉(那須ブラーゼン)がアタック、チェックで中川が追走するも落車で離脱、アタックは決まらず集団不安定。
今度は中盤の上り区間で田窪がアタックし単独逃げ始める。追走の動きは出るも定まらず田窪は単独のまま2周目へ、メインはエスケープを許さない動きで田窪も吸収。
代わって逃げを狙う動きが止まない。幾度もアタック⇔吸収を繰り返しながら集団のままでの下りで落車、ここで土井が巻き込まれ機材不能、痛いリタイアとなってしまう。

集団はバラけ人数を減らしながらもまだひとつ、依然落ち着かないまま進行する。4周目に大貴含む数名がアタックし3名の逃げができる。

安原大貴(マトリックスパワータグ)
雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)
吉岡直哉(那須ブラーゼン)

このメンバーは安定、3名は協調して逃げ始めメインとは30秒ほどで5周目へ。しかしメインは既に30名も残っておらず即追走の動き。
入部正太朗(シマノレーシング)が追走をかけ、ここへ向川がチェックにつく。
この動きをメインは許さずペースを上げ追走を吸収、そのまま先頭を捕らえにいく。まもなくラストラップへ。
先頭に10秒ほどまで迫るタイミングで大貴がドロップすると、見計らったかのようにメインからホセがアタック。
ホセをチェックする数名がつき先頭を吸収し先頭は7名でラストラップへ。

ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)
吉岡直哉(那須ブラーゼン)
小森亮平(愛三工業レーシングチーム)
山本元喜(KINAN Cycling Team)
内野直也(ウォークライド・シクロアカデミア)
才田直人(LEOMO Bellmare Racing team)

山本が果敢にアタックをかけ、先頭は激しいアタック戦。ホセも幾度かアタックをかけるがなかなか決まらない。
アタック戦でペースが上がらないうちに後方が追いつき先頭は16名。なおも山本がアタックをしかけ、ホセも応じる。
そのうち、アタックかけながら、後半の上りをホセ、山本、才田の3名が抜け、残り3km。休まず山本がアタックをし続ける。
ホセは都度応じ最後の上り1kmへ。才田が遅れホセと山本の戦い。ホセがアタックしメインストレートへ駆け上がる。

ホセ独走で山本を突き放しゴール。最後まで追う山本、続いて才田。短くも激しいレースとなった。
「ハードだった」とホセ、翌日は本命AAAAのビッグレース、この勢いで獲りに行きたい。

 

 

【結果】
1位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)1時間47分53秒
2位 山本元喜(キナンサイクリングチーム)+1秒
3位 才田直人(LEOMO Bellmare Racing team)+14秒
4位 横塚浩平(LEOMO Bellmare Racing team)+1分
5位 小森亮平(愛三工業レーシングチーム)
6位 吉岡直哉(那須ブラーゼン) +1分1秒
11位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
21位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
22位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
23位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
25位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF 土井雪広(マトリックスパワータグ)
DNF 中川 智(マトリックスパワータグ)

 

photo by Hideaki TAKAGI