RACE REPORT

ツアー・オブ・ジャパン2018 第5ステージ南信州

UCIアジアツアー2.1
5/20(日)~5/27(日)堺~東京までの全8日間8ステージ
総走行距離 = 764.0km
総獲得標高 = 12,982m


【第5ステージ南信州】

日付:2018年5月24日(木)
開催地:長野県飯田市 飯田駅前~下久堅周回12.2kmコース~松尾総合運動場前
距離:7.3km+12.2km×10周回+1.6km=123.6km SP×3回、KOM(M2)×2回
天候:快晴 気温28℃ 
出走選手:6名 ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス、佐野淳哉、土井雪広、安原大貴、間瀬勇毅


南信州ステージはきついアップダウンを繰り返し、距離もある設定のためタイム差もつきやすく、例年明暗を分けるステージとなることが多い。そして続くクイーンステージ富士山へ向けて如何に脚を残してスタートできるかが、総合成績の決め手をなってくる。
マトリックスはホセがトップから30秒差の総合15位、このレースでタイム差を1分以内に抑えて富士山でのジャンプアップを狙いたい。

ここまでの総合上位はまだ僅差のため、このステージを狙うのは皆同様、リアルスタートから激しいアタック戦となり不安定な集団はクラッシュ等アクシデントが多発。有力選手も多く含まれたが、今回もマトリックスは運を味方につけているかと思えるほど、奇跡的に難を逃れることができた。
このアクシデントで早々から集団は幾つもに分断される荒れ模様の中、先頭は高ポイントのKOM争うメンバーで展開され9名が抜けた。

マトリックスはホセを中心にメインで位置、先頭との差は1分ほどで2回目のKOMまで同じ状況で進行していく。しかしきついコースの周回は重ねるごとに脱落者が出て人数が絞り込まれていく。4周目、2回目のKOMへ向けてメインは徐々にペースアップしKOMへ差しかかる辺りで22名が抜け追走する。一方で先頭もそのまま逃げたいメンバーがアタック、メインからの追走グループが先行する残りを吸収しながらペースを上げる。この動きでメインも分断しながら進行し続けるが、やがて7周目には集団ひとつ。しかし人数は既に40名ほどとなり、ホセとアイランが入っている。
ここでダイミアン・モニエ(愛三工業レーシングチーム)がアタックし、単独で逃げ始める。集団はこれを静観、ようやく沈静する。

モニエ先行のまま8周目、メインとは2分近くまで開いていくが未だ追う姿勢ではない。9周目へ入る手前でトマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)がアタックし単独追走を開始、そこへカミロ・カスティブランコ(チーム・イルミネイト)が追いつき2名でモニエを追う。メインはバーレーン・メリダがコントロールし完全に抑えているがタイム差が開きすぎている。

ラストラップで追走2名はモニエに追いつきそのままパス、モニエが置いていかれトマとカスティブランコの先頭2名。メインは追いつく気配もなくそのまま2名逃げ切り、最後のスプリント勝負をトマが制してトマ優勝。そしてメインは1分以上も開いてしまい、総合リーダーはグレガ・ボレからトマ・ルバへ。
ホセとアイランは最終アタックで絞り込まれていくメイン28名に残るが、差を広げられたメインで1分19秒差でのゴール。総合は1分31秒での15位。厳しい状況ではあるが富士山ステージで狙っていく


[南信州ステージ結果]
1位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) 3時間13分35秒
2位 カミロ・カスティブランコ(チーム・イルミネイト) +0秒
3位 ディラン・サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス) +20秒
4位 グレガ・ボーレ(バーレーン・メリダ) +1分19秒
5位 マルコ・カノラ(NIPPOヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
6位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
7位 サルバドール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム)
8位 横山航太(シマノレーシングチーム)
9位 キャメロン・パイパー(チーム・イルミネイト)
10位 中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
14位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
28位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
54位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +9分57秒
55位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
67位 土井雪広(マトリックスパワータグ)
DNF 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ)


【個人総合】
1位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) 12時間42分16秒
2位 グレガ・ボーレ(バーレーン・メリダ) +1分1秒
3位 マルコ・カノラ(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ) +1分4秒
4位 カミロ・カスティブランコ(チーム・イルミネイト) +1分6秒
5位 イアン・ビビー(JLTコンドール) +1分9秒
6位 サム・クローム(ベネロング・スイスウェルネス) +1分18秒
15位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +1分31秒
42位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +10分43秒
44位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +11分11秒
54位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +17分47秒
56位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +17分52秒


[チーム総合]
1位 キナンサイクリングチーム 38時間9分50秒
2位 チーム右京 +1分14秒
3位 ベネロング・スイスウェルネス +1分15秒
10位 マトリックスパワータグ +13分09秒

photo by Satoru Kato