RACE REPORT

JBCF 西日本ロードクラシック広島大会day-1

”ホセ・ビセンテが優勝!!”

Jプロツアー第7戦 

シーズンの山場、全日本選手権を経て今度はJプロツアー前半の山、広島連戦へと続く。
落車した隼人も大事には至らず休まず広島入り。スーパーアシストのアイランを欠くが、各々出し切れなかったものや思いをここで晴らすべく臨む。
馴染みのコースだがここでのレースは実力が露となる。力ある者が残るサバイバル。完走者も絞り込まれ少数で終わることが多い。
初日はショート、2日目はロングでレイティングは最高設定AAAA。ツアーで3回のみ設定のこのポイントは大きく、次に設定されているのは最終戦。
1回目の群馬で獲ったマトリックスだが、このレースを獲って早々にツアー王手をかけておきたい。
先ずは初日のショートレース。不安定な選手も粘れてしまう距離だけに、昨年のような大落車も起きやすい。ふるい落としで早々にレースは安定させたい。

梅雨の最中で心配されていた雨天とはうらはらに不安定大気の影響で異常な気温上昇、ここ数年でもなかった程のとても蒸し暑い灼熱となった。
うだるような暑さの中スタート。

短いレースだけに早々からアタックが始まる。ひとつ目の上り区間で吉岡直哉(那須ブラーゼン)がアタック、チェックで中川が追走するも落車で離脱、アタックは決まらず集団不安定。
今度は中盤の上り区間で田窪がアタックし単独逃げ始める。追走の動きは出るも定まらず田窪は単独のまま2周目へ、メインはエスケープを許さない動きで田窪も吸収。
代わって逃げを狙う動きが止まない。幾度もアタック⇔吸収を繰り返しながら集団のままでの下りで落車、ここで土井が巻き込まれ機材不能、痛いリタイアとなってしまう。

集団はバラけ人数を減らしながらもまだひとつ、依然落ち着かないまま進行する。4周目に大貴含む数名がアタックし3名の逃げができる。

安原大貴(マトリックスパワータグ)
雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)
吉岡直哉(那須ブラーゼン)

このメンバーは安定、3名は協調して逃げ始めメインとは30秒ほどで5周目へ。しかしメインは既に30名も残っておらず即追走の動き。
入部正太朗(シマノレーシング)が追走をかけ、ここへ向川がチェックにつく。
この動きをメインは許さずペースを上げ追走を吸収、そのまま先頭を捕らえにいく。まもなくラストラップへ。
先頭に10秒ほどまで迫るタイミングで大貴がドロップすると、見計らったかのようにメインからホセがアタック。
ホセをチェックする数名がつき先頭を吸収し先頭は7名でラストラップへ。

ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)
吉岡直哉(那須ブラーゼン)
小森亮平(愛三工業レーシングチーム)
山本元喜(KINAN Cycling Team)
内野直也(ウォークライド・シクロアカデミア)
才田直人(LEOMO Bellmare Racing team)

山本が果敢にアタックをかけ、先頭は激しいアタック戦。ホセも幾度かアタックをかけるがなかなか決まらない。
アタック戦でペースが上がらないうちに後方が追いつき先頭は16名。なおも山本がアタックをしかけ、ホセも応じる。
そのうち、アタックかけながら、後半の上りをホセ、山本、才田の3名が抜け、残り3km。休まず山本がアタックをし続ける。
ホセは都度応じ最後の上り1kmへ。才田が遅れホセと山本の戦い。ホセがアタックしメインストレートへ駆け上がる。

ホセ独走で山本を突き放しゴール。最後まで追う山本、続いて才田。短くも激しいレースとなった。
「ハードだった」とホセ、翌日は本命AAAAのビッグレース、この勢いで獲りに行きたい。

 

 

【結果】
1位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)1時間47分53秒
2位 山本元喜(キナンサイクリングチーム)+1秒
3位 才田直人(LEOMO Bellmare Racing team)+14秒
4位 横塚浩平(LEOMO Bellmare Racing team)+1分
5位 小森亮平(愛三工業レーシングチーム)
6位 吉岡直哉(那須ブラーゼン) +1分1秒
11位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
21位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
22位 向川尚樹(マトリックスパワータグ)
23位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
25位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
DNF 土井雪広(マトリックスパワータグ)
DNF 中川 智(マトリックスパワータグ)

 

photo by Hideaki TAKAGI