RACE REPORT

JBCF まえばしクリテリウム

Jプロツアー第17戦

Jプロツアー17、18戦は群馬県前橋市での2Day、2連戦。こちらも新規開催でクリテリウムとヒルクライム。
県庁周辺という前橋市中心部の市街地を疾走する、Jプロツアーお披露目的な設定となっている。
クリテリウムは予選⇒決勝方式が殆どだが、このレースでは人数を7名に制限し、一発決勝で競うこととなる。

マトリックスは前戦でリーダーの座はホセから増田成幸(宇都宮ブリッツェン)へ渡ってしまった。
しかしその差は僅か112ポイント、互いに非常にシビアな一戦一戦を重ねている状況。今度は奪う側、もちろん奪還狙っていく。
前夜は入念なミーティングで意思統一をし、固い結束でレースへ臨む。

ここ数日梅雨のような雨続き。。。前夜も雨、当日も朝はまだ時折の小雨がぱらついていたが、徐々に回復傾向、路面も乾き始めた。
コースは平坦で3方向への折り返しUターンで繋いだもの。易しいとは言えないが、どの方向でも往復観れる非常に観戦しやすいレイアウト。
さすが中心部、沿道はすごい観客で賑わっている。コースを1周ローリングし、2周目からリアルスタートとなる。3Q1A0596

リアルスタートからアタックがかかる。一列棒状の集団はコーナー折り返しの度に後尾が少しづつ切れて置いてゆかれる。
後方は不安定か上位チームは前方で固まっていき、マトリックスも前方に揃っていく。
アタックを繰り返しながらの5周目、オスカル・プジョル(Team UKYO)が飛び出す。これに即反応したのは入部正太朗(シマノレーシング)
2名は勢いよく飛び出しペースアップ、集団に5秒ほどの差をつけて先行する。3Q1A0657

集団はマトリックスがコントロールし先ずは静観、7秒前後の差を保っていく。
しかし、これまでに幾度も脅威的な逃げを見せてきたプジョルの逃げはやはり力強い。殆ど単独かのような走りでペースが落ちない。
入部も逃げパターンを得意とする、しかも距離の短いレース。この2名のペースは徐々に勢い増しているかのように見える。
マトリックスのコントロールも容易ではない状況だが、まだ他チームは協調してこない。MBSA1955

7周目、メインから中村龍太郎(イナーメ信濃山形)がアタック、追走をかける。ここへ木村圭佑(シマノレーシング)がチェックでつき2名が前を追う。
マトリックスはコントロールを止め、メインは完全に沈静。これが先頭との差を更に広げてしまう。
早くも残り3周、思惑が揺れるか追走の勢いは微妙。メインは明確なコントロールはないまま徐々にペースを上げていき、残り2周となったところで追走2名を吸収。MBSA1970
先頭2名は更にペースを上げて行く。メインは重い腰を上げたかのように見える追走開始。コントロール主導は宇都宮ブリッツェン、先頭とは15秒。

宇都宮ブリッツェン、マトリックス、Team UKYOで隊列固めていきながらラストラップへ。猛追をかけていくがタイム差が開きすぎている。MBSA2787
先頭はプジョルが猛烈引きながら更にペースを上げている様子、追うメインも間近まで迫るが間に合わない。
先頭は逃げ切り、最後のスプリントを入部が制し優勝。そして後続のスプリントは後方から伸びてきたジョン・アヴェラストゥリ(Team UKYO)。
リーダー争うホセは増田よりひとつでも上位を狙うが、残念ながら増田に先行され、増田4位、ホセ6位。
増田とは更に100ポイントの差が開いてしまった。

翌日のヒルクライムこそ上り強い2名のリーダー直接対決となるか、チームは整えて次戦へ臨む。

【監督コメント】
マトリックス弱し、
プジョル強し、
6対1やで

 
【順位】
1位 入部正太朗(シマノレーシング)47分07秒
2位 オスカル・プジョル(Team UKYO)
3位 ジョン・アベラストゥリ(Team UKYO)+01秒
4位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
5位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)
6位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+02秒
7位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
8位 畑中勇介(Team UKYO)
9位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
10位 サルバドール・グアルディオラ(Team UKYO)
14位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
31位 安原大貴(マトリックスパワータグ)
37位 田窪賢次(マトリックスパワータグ)
74位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
86位 土井雪広(マトリックスパワータグ)

photo by Hideaki TAKAGI